「キレイになりたい」のパワー

うちの家族は全員、せいぜい口紅を塗る程度で、

殆どお化粧をしない人ばかりだったので、みんな化粧下手。

しかも、高校生はお化粧をしないのが普通の時代で、

私が初めてお化粧を覚えたのはバブルメイクの頃。

ネットが普及していなかったので、

周囲にもメイク上手な人はそんなに多くなかった。

で、結局のところ、化粧ってよく解らない。

当時はそれでも若さにカバーされて何とかなっていたけれど、

最近、化粧を濃い目にすると愕然とする位酷くなるという事に（やっと）気付いた。

自分で「ピエロかよ」と突っ込んでしまう位で、しない方がましかも・・・。

↑これを見て、「おお、正にこの『下手なメイク』や！」と気付いた。

グラデーションのパレットを買っても、

薄い色は塗ってもよく見えないので、殆ど使ってなかったよ。

で、何だかお化粧したくなって、

オーガニックのプチプラコスメ中心に、色々買ってみた。

（奥に見えているバブリーな色が今迄の。わはは。）

化粧品を買うのって、凄く気持ちがうきうきする。

学生時代、ライブやディスコに行く前に、女の子達だけで集まって、

ミニスカートはいて、ラメやら何やら貸し合ってメイクして・・・

という、あの弾けるような楽しさを思い出したよ。

「化粧をする」という事自体よりも、

「キレイになりたい」と自分に目を向ける事が、いいのかも。

因みに私はファンデーションやチークは使わない。

なのでメイク落としが要らず、だから化粧水や乳液も日焼けした時のみ。

マスカラも面倒で、引き続き使いたくないので、

せめて「まつ毛が増える」という高ーいまつ毛美容液を買ってみた。

効果があるとすると、怪しいホルモンとか入っていそうだけれど、

もうこんな歳だし、気にしない、気にしない。

↑この時の皆さんのコメントが、凄くパワフルで含蓄があって、

読んでいるだけで元気が出てくる感じだった。

「キレイになりたい」のパワーって、大事！

ところで先日、とっても久しぶりに、

友人宅に一人でお邪魔して、女二人で深夜までワインを酌み交わした。

５人目の子どもが出来た時にツーシート・オープンカーのポルシェを買った、

「初めて、私自身のために何かしたくなったの」という女友達の話しを聞いて、

うわーっ、カッコイイー！（とても真似できんけどね。）

人生に疲れている場合やないわ！

消毒が完全にできないため、仕事中はマニキュアできない。

ので、これは「さあ、遊ぶぞー！」の決意表明。

余談：

私の手は、日本人女性にしては凄く大きい。

この指輪、私が買わんだら日本の誰が買うんじゃ、

普通の人なら拳骨を作ったらシャキーンと前に飛び出す爪になるわ、

売る事考えて作ってないやろ、という無茶ぶりで、

二十代のひよっこが背伸びして、買いましたとも。

年を重ねて、やっと指輪に釣り合う貫禄が出てきたかな。