はじけてきました

既に何度か書いているけれど・・・

二十数年前、大学４年に上がる前の春休みを使って、

私はドイツに２か月間、２回目の短期語学留学をした。

その１年前に、初めて１か月の語学留学をした時は、

麻疹に罹って寝込み、語学学校には１週間しか通えなかったし、

ホームステイで酷い目に遭って、だから実質初めてみたいなものだった。

そこで仲良くなった先生生徒４人で、定期的に集まっていたのだけれど、

最近は４人全員揃うのがなかなか難しくて、

今回は３、４年ぶりくらい？で、やっと全員集合！

日本で言う「女子会」で、はじけるのだー。

（妹こぐまが「え？女子会？じゃあ私も行こうかな」と、

かなり長い間真剣に悩んでいた。あんたなら素質はあるよ。わはは。）

みんな意思が強くて、自由で、ノーネームのお洒落が大好きで、

本当に好きな物・楽しい事なら、生活を削ってでも優先しちゃう。

私達の間で「クレイジー」は最高の褒め言葉。

誰かが「この靴に惚れたのよー。めっちゃ高かった！」と、

イタリア革のカラフルなピンヒールでよろよろ歩いているのを、

皆で大笑いしながら誉めそやすような、そんな仲。

だから彼女達と会う時は、私も、

しまい込んであった物を引っ張り出してきて、頑張ってお洒落するのだ。

（左から順に）

１．アメリカ人、クラスメイト。マッサージ師、今は作家活動も。

クラスで私が年上の日本人男性に反論する様子を見て、

「Coool！こんな失礼な日本人女性が存在するのね！友達になりたい！」

と思って声を掛けてくれたそう。

（それが褒め言葉って、凄いね。）

勉強で大変な時、試験後の週末に彼女の家に泊まりにいって、

バスタブを使わせてもらい、マッサージし合い、

おいしい手料理とワイン、映画鑑賞、そして猫と眠るのが至福だった。

２．ギリシア人、別クラスの先生。

語学学校最後の日にお別れパーティーをして貰って、

その食器を片付けながら私が泣いてしまったら、

「何で泣くの？だって、あなたはまた戻って来るんでしょ？」

と抱き締めて慰めてくれた。

私が日本で卒後就職し、しがらみを絶てず、ドイツ行きを諦めかけていた頃、

彼女のその言葉が何度も何度も蘇って、私をドイツに引っ張った。

３．ルーマニア人、私の先生。

経済的にぎりぎりな時でも、貧乏学生の私に御馳走してくれたり、

お母さんみたいな包容力なのに、何故か私にも頼ってくれるので一方通行でなく、

彼女が大変な時、私がどん底の時、いつも寄り添い合ってきた。

過去のホームステイ先で私が受けた扱いを聞いて、泣いてくれるような人。

医学部に入ったばかりの、低空飛行で喘いでいた時、

外国人が医者になってやっていけるのか、信頼して貰えるのか、不安だった時、

「あなたなら絶対にできる。

ドイツ人の医者よりも、あなたのところに行列ができるようになる」

と断言してくれて、それがどれだけ支えになった事か。

前回最高においしかったので、今回もイカ♪

ポルトスがいないから、白ワインもつけちゃうもーん。

おいしい！楽しい！

スコールみたいな雷雨が来たので、屋内に避難して、デザート。

なんか前回よりレベルアップしていない？

帰宅したら、こんな顔になっていた。楽しかったのが駄々洩れ。

手に持っているのは先日買ったお財布。

レストランで支払いの時に取り出したら、

皆から「何それ、服にぴったりー！！」と大絶賛して貰えた♪

今回「どこの？どこの？ちょっと、よく見せてよ！」と褒めて貰えたのは、

お財布とシャツと指輪。で、記念撮影、パチリ。

（写真に撮ると、鏡では気付かない反省点がよくわかるなあ・・・。）

節目の誕生日やら結婚式やら、このメンバーでいっぱい祝ってきた。

この頃は一時的にもう一人加わっていたけれど、本来は今の４人。

当時の私、別人のようだわ。わはは。

以前はクリスマス食事会もしていて、１０ユーロでのプレゼント交換が最高だった。

皆、１年間かけて「びっくり・嬉しい」を探してくるの。

コロナの状況が許せば、今年は復活させようか？と盛り上がった。