2021年 08月 24日
本の虫、復活 |
私達姉妹は、小さな頃から本の虫だった。
本棚の前に座り込んで次々読んで、暗くなるまで動かない。
親のお供で他所の家にお邪魔しても、本棚さえあれば構って貰う必要なし。
小学校1年生の時、学級文庫の本を夢中になって読んでいて、
はっと気付いたら、周囲に誰もいなくて、校庭で朝礼をやっていて、
結局どうやって出て行ったのか覚えていないが、心臓が縮む思いをした事もある。
読むのが早くて、学級文庫で次々に本を取り換えるので、
「めくっているだけで読んでいない」と吊るし上げを食らった事もある。
小学校高学年から中学にかけては、
学校の図書館で本を借りて、待ち切れずに読みながら歩いては、
電信柱だの歩道に路上駐車されている車だのにぶち当たっていた。
(車道に出る時は流石に読まなかったので、ぶつかるのは静物のみ)
通知表に毎回毎回「友達がいない」「協調性がない」
と書かれるような学校生活だったので、本だけが友達だった。
高校の時、冬の初めに「そろそろ襟巻と外套が要る」と言って、
母に「いつの時代の人?!」と吹き出された事も、
通学の地下鉄で、中村雄二郎を背伸びして読んでいて、
どこぞの大学の哲学の先生に話しかけられた事もある。
西洋文学の中のダンディな男達のかっこいい恋愛とか、
こっそり見初めて親に申し込みするような時代の恋愛しか知らなかったから、
現実世界のお子ちゃま男子たちとは、全く恋愛に至らなかった。大学に入って、バイトしては本を買い込み、
夏の暑い日には北側の玄関に座り込んで読み続け、
「本屋に連れて行って、どれでも好きなだけ買ってくれる人がいたら、
ついて行っちゃうんだけどなー」なんて思っていた。
ドイツに来る時には、身辺整理みたいな覚悟で、数百冊の本を売った。
手放さなかったのは、日本文学の一番大好きな厳選と、
一生絶対に原語で読めないであろうロシア文学だけ。
でも、日本からのお客様がせっせと運んでくれたり、
閉校されるドイツの日本人学校へ蔵書を頂きに行ったりして、
いつの間にか、また宝の山ができた。
そんな私が、この4年間は本をしまい切りにしていた。
いや、そんなに長くなるとは思わず、
以前住んでいたアパートは仮住まいで1年半くらいのつもりだったので、
本当に必要なもの以外は、段ボールに詰めたまま積んであったのだ。
実際、本を読めるような状況でもなかったしね。
それを、遂に一部開封!
新しい本棚を買うまでは我慢と思っていたけれど、
寝室に古い本棚を並べ、取り敢えず文庫本二箱分だけ出してみた。
漱石ラブ。
ベッドに寝転がって本を読む、至福の時♡
(字ぃ細かっ!と思ったのが、4年の歳月。たはは。)
「有名な作家は、嫌いと言う前に3冊は読む」をモットーにして、
自分の視野を広げるように心掛けていた時代もあったけれど、
もう余暇も余生も限られている事だし、
大好きな本だけを何度でも読み返す事に、方向転換。
現代文学は、生と死が凄く薄っぺらくて、
医者になってからは、読んで白ける事が多くなった。
新しい本は何でもわくわくするのだけれど、
面白く読めても、結局は後に何も残らないというか。
その点クラシックは、言葉の厚みと密度が凄くて、ガツーンと最強。
余りにもハッピーなので、新カテゴリ作っちゃった。
(↑Amazonリンク 夏目漱石「坊っちゃん」)
昔勤務していた病院で、赤シャツ&野だそっくりの上司コンビがいたなー。
そう思って観察していると、余り腹も立たなかった。
by germanmed
| 2021-08-24 02:20
| 本の虫
|
Comments(24)
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fusk-en25 at 2021-08-24 03:35
中学から高校にかけて。小遣いは全部本に化けました。
粋がって。配本を注文して買っていたことも。
ただし中央公論の名著66巻は。結局読まなかった。
ベットに寝そべって本を読むのは至福のときですねえ。
ただし私は新しい本も読みます。
でも昼間は読みません。もしも読むと。
なーにもしないで読みふける、代謝に悪い?
粋がって。配本を注文して買っていたことも。
ただし中央公論の名著66巻は。結局読まなかった。
ベットに寝そべって本を読むのは至福のときですねえ。
ただし私は新しい本も読みます。
でも昼間は読みません。もしも読むと。
なーにもしないで読みふける、代謝に悪い?
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poirier_AAA at 2021-08-24 07:57
くまさんの本棚、見に行きたいな〜。
わたしもくまさんと似たタイプの子どもだったと思います。本が好きで好きで、でも親はなかなか買ってくれないから図書館の本をかたっぱしから読んでいました。休み時間も遊ばないで本を読んでいたし、授業中も課題が終われば余った時間を惜しんで本を読んでいたし、まわりからは相当浮いていたと思います。でも、それも個性だといってニコニコ褒めてくれる先生だったから、のびのび「変わり者」でいられた小学生時代でした。
わたしもずーっと本の中の男性に憧れていたので、なかなか現実世界の恋愛には至らず。。。。耳年増ならぬ、本年増?みたいな感じだったかも。現実は小説に劣らず奇なりとわかるようになったのは、恥ずかしながらかなり後になってからです。
わたしもくまさんと似たタイプの子どもだったと思います。本が好きで好きで、でも親はなかなか買ってくれないから図書館の本をかたっぱしから読んでいました。休み時間も遊ばないで本を読んでいたし、授業中も課題が終われば余った時間を惜しんで本を読んでいたし、まわりからは相当浮いていたと思います。でも、それも個性だといってニコニコ褒めてくれる先生だったから、のびのび「変わり者」でいられた小学生時代でした。
わたしもずーっと本の中の男性に憧れていたので、なかなか現実世界の恋愛には至らず。。。。耳年増ならぬ、本年増?みたいな感じだったかも。現実は小説に劣らず奇なりとわかるようになったのは、恥ずかしながらかなり後になってからです。
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m
at 2021-08-24 08:48
x
うん、もの凄く読書家と言うのが手に取る様にわかる。
私も本大好きで、今でもそうだけど、絵本を5歳の頃から
集めていて、絵本に始まって、小学の時は、
世界の物語全集で400ページもの、原画付きムーミンと
ハイジを読破。
中学は、夏目漱石・武者小路実篤・太宰治・芥川龍之介・
宮沢賢治と文学少女まっしぐらでしたよ。
読書感想文のコンクールで佳作や優秀賞を小中高で貰ったよ。
今では、漢字の書き方もめちゃくちゃで、酷いけど、
読書感想文書くの好きでしたよ。
武者小路実篤の友情だったかなぁ?優秀賞貰った!
今は、アート小説にハマっています!
例えば、ゴッホの耳にまつわる話とか、画家の私生活を書いた
フィクション小説です。
ハハ、本読みながら歩くのぉ!!
それじゃぁ、電信柱にぶつかるわ!アレ、痛いよ。
私は、アリの大群について行って、下見てたら、ぶつかった!
画集や美術館の図録、世界の絵本も集めて眺めています!
本は、いろいろな世界へつれって行ってくれますね。
私も本大好きで、今でもそうだけど、絵本を5歳の頃から
集めていて、絵本に始まって、小学の時は、
世界の物語全集で400ページもの、原画付きムーミンと
ハイジを読破。
中学は、夏目漱石・武者小路実篤・太宰治・芥川龍之介・
宮沢賢治と文学少女まっしぐらでしたよ。
読書感想文のコンクールで佳作や優秀賞を小中高で貰ったよ。
今では、漢字の書き方もめちゃくちゃで、酷いけど、
読書感想文書くの好きでしたよ。
武者小路実篤の友情だったかなぁ?優秀賞貰った!
今は、アート小説にハマっています!
例えば、ゴッホの耳にまつわる話とか、画家の私生活を書いた
フィクション小説です。
ハハ、本読みながら歩くのぉ!!
それじゃぁ、電信柱にぶつかるわ!アレ、痛いよ。
私は、アリの大群について行って、下見てたら、ぶつかった!
画集や美術館の図録、世界の絵本も集めて眺めています!
本は、いろいろな世界へつれって行ってくれますね。
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coco
at 2021-08-24 09:46
x
さすが、くまさんの読者。
皆様、ほんとうに多くの本を読んでおられる様子に場違い感、万歳の私です。
ただ、少し変わり者と言うのはありますね。ふ、ふ、ふ。
皆様、ほんとうに多くの本を読んでおられる様子に場違い感、万歳の私です。
ただ、少し変わり者と言うのはありますね。ふ、ふ、ふ。
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燕
at 2021-08-24 15:59
x
私の憧れる方々は、何故か皆様漱石がお好き(小澤征爾さんも漱石お好きらしいです
でも私は苦手、、、(笑)
漱石がというより、あの時代の恋愛私小説が苦手なのです(いや、どの時代でも恋愛話は別世界過ぎて、、、
デュマの椿姫、くらいでしょうか、きちんと読み終わったのは
あれも入り口は文学ではなくオペラだかなんだかの舞台か映画でしたが
ラストの救いのなさと後味の悪さがなかなかリアルで恋愛ものにしては面白かったです(笑)
私も学生時代は本の虫だったのですが、働きだしてからはやはり読む暇がなかったですね
実用書みたいのは読みましたが、心を遊ばせられるような、この世の憂さをひととき忘れられるような本は
確か30代くらいが最後だったかな、、、泣
お気に入りの本を何度も読む、本当に贅沢な時間です!
はじめてワクワクしながらページを繰った
時代に引き戻される
空気の匂い、光の加減まで思い出しますね
お気に入りの本は私にとっては、幸せな過去へのタイムマシンかもしれません
銀の匙(中勘助)ドクターヘリオットの猫物語ほか、ポールギャリコ、ブラッドベリ、アシモフ、ハインライン、森鷗外、ワイルダー、シュピリ、コナンドイル、モーリスルブラン、クリスティ、エトセトラ、エトセトラ(笑)
もっともっとありましたが
子ども時代はオレンジのカーペットにオレンジのカーテンの部屋で、暑苦しくて嫌で嫌で(笑)
小さなガラスの扉の本棚にへばりついて、次から次へと引っ張り出して本の世界に没頭して、オレンジ色の嫌な現実を忘れるひとときが唯一の幸せでした
今はもう老眼で文庫サイズは厳しいですね
子ども時代は寝転がって読んで、腕が怠くなったらうつ伏せになって肘と背中が痛くなってまた寝転がって、いつのまにか日が暮れていて目が悪くなると怒られて
今は寝転がったら5分で寝てしまいますね(笑)
でも私は苦手、、、(笑)
漱石がというより、あの時代の恋愛私小説が苦手なのです(いや、どの時代でも恋愛話は別世界過ぎて、、、
デュマの椿姫、くらいでしょうか、きちんと読み終わったのは
あれも入り口は文学ではなくオペラだかなんだかの舞台か映画でしたが
ラストの救いのなさと後味の悪さがなかなかリアルで恋愛ものにしては面白かったです(笑)
私も学生時代は本の虫だったのですが、働きだしてからはやはり読む暇がなかったですね
実用書みたいのは読みましたが、心を遊ばせられるような、この世の憂さをひととき忘れられるような本は
確か30代くらいが最後だったかな、、、泣
お気に入りの本を何度も読む、本当に贅沢な時間です!
はじめてワクワクしながらページを繰った
時代に引き戻される
空気の匂い、光の加減まで思い出しますね
お気に入りの本は私にとっては、幸せな過去へのタイムマシンかもしれません
銀の匙(中勘助)ドクターヘリオットの猫物語ほか、ポールギャリコ、ブラッドベリ、アシモフ、ハインライン、森鷗外、ワイルダー、シュピリ、コナンドイル、モーリスルブラン、クリスティ、エトセトラ、エトセトラ(笑)
もっともっとありましたが
子ども時代はオレンジのカーペットにオレンジのカーテンの部屋で、暑苦しくて嫌で嫌で(笑)
小さなガラスの扉の本棚にへばりついて、次から次へと引っ張り出して本の世界に没頭して、オレンジ色の嫌な現実を忘れるひとときが唯一の幸せでした
今はもう老眼で文庫サイズは厳しいですね
子ども時代は寝転がって読んで、腕が怠くなったらうつ伏せになって肘と背中が痛くなってまた寝転がって、いつのまにか日が暮れていて目が悪くなると怒られて
今は寝転がったら5分で寝てしまいますね(笑)
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燕
at 2021-08-24 16:19
x
もう一度拝見して、襟巻と外套で吹き出しました(笑)
今の子は外套なんて分からんかもなあ
漱石は苦手でしたが、坊ちゃんだけは何度か読みました
でも食べ物があまり印象に残らなくてまた読みたいというところまでは、、、
鷗外は案外所帯臭くて、茄子と豌豆豆の煮物など、食べ物が結構出てくるのがいいのですよ(笑)
今の子は外套なんて分からんかもなあ
漱石は苦手でしたが、坊ちゃんだけは何度か読みました
でも食べ物があまり印象に残らなくてまた読みたいというところまでは、、、
鷗外は案外所帯臭くて、茄子と豌豆豆の煮物など、食べ物が結構出てくるのがいいのですよ(笑)
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germanmed at 2021-08-24 16:32
> fuskさん、こんにちは。
中央公論の名著66巻?と検索してみて、あ、これは読まんわ・・・小林秀雄みたいに「かっこいいので書架に並べておく」感じですかね。(ファンの方、失礼!)
中央公論の名著66巻?と検索してみて、あ、これは読まんわ・・・小林秀雄みたいに「かっこいいので書架に並べておく」感じですかね。(ファンの方、失礼!)
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germanmed at 2021-08-24 16:38
> 梨の木さん、こんにちは。
それはよい先生に当たりましたね!
私の先生達は全く理解がなかったし、大きな休み時間には「教室に残っていてはいけない(校庭に出て遊ぶこと)」なんて規則まであって、本当に苦しかったです。遊ぶ相手がいないから藤棚の下に座っているだけでも「くまさんは遊ばずに座っています」とか言いつけられる感じだったので、本を持って出るなんて思いもよらなかったし。
私の初彼も、私を現実世界に引き戻すのに、相当苦労したのではないかと。あはは。
それはよい先生に当たりましたね!
私の先生達は全く理解がなかったし、大きな休み時間には「教室に残っていてはいけない(校庭に出て遊ぶこと)」なんて規則まであって、本当に苦しかったです。遊ぶ相手がいないから藤棚の下に座っているだけでも「くまさんは遊ばずに座っています」とか言いつけられる感じだったので、本を持って出るなんて思いもよらなかったし。
私の初彼も、私を現実世界に引き戻すのに、相当苦労したのではないかと。あはは。
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germanmed at 2021-08-24 16:45
> mさん、こんにちは。
中学で一番最初にはまったのは芥川でした。その頃は漱石は苦手で、好きになったのは少し後でした。
アートと言えばノンフィクションですが、中野孝次の「ブリューゲルへの旅」を読んで凄く興味が出て、ウィーンの旅程に組み込んで見に行きました。
ドイツの医者は芸術にも熱心な人が結構多く、芸術家の病気と作品の関連を調べた記事や講演など、凄く面白いです。
中学で一番最初にはまったのは芥川でした。その頃は漱石は苦手で、好きになったのは少し後でした。
アートと言えばノンフィクションですが、中野孝次の「ブリューゲルへの旅」を読んで凄く興味が出て、ウィーンの旅程に組み込んで見に行きました。
ドイツの医者は芸術にも熱心な人が結構多く、芸術家の病気と作品の関連を調べた記事や講演など、凄く面白いです。
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germanmed at 2021-08-24 16:47
> cocoさん、こんにちは。
あはは、変わり者。
私は日本の義務教育中は、本当に生きにくかったです。でも、今はこんなにお仲間が見つかって楽しくて、あの時死んでしまわなくて、よかった。
あはは、変わり者。
私は日本の義務教育中は、本当に生きにくかったです。でも、今はこんなにお仲間が見つかって楽しくて、あの時死んでしまわなくて、よかった。
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germanmed at 2021-08-24 17:00
> 燕さん、こんにちは。
漱石の本で恋愛は凄く少ないと思うのですが。私にとっては鴎外の方が恋愛が多い印象で、彼の恋愛はちょっと苦手。でもそれは、彼自身が恋人を捨ててきたという話しからの嫌悪感かも。十代の文学少女は何しろ潔癖ですから。あはは。
ローラ・インガルス・ワイルダーは私の人生の書です!もう何十回読んだかわからない。あの恋愛が本当に憧れでした。
坊っちゃんは、団子とか天ぷらそばとか出てきますが、何しろあの性格であっという間にぺろっと食べてしまうのでしょう、味わう描写はないですね。いっぱいお代わりしているし、学校から禁止されて怒っているので、おいしい筈なのですが。
襟巻と外套、JKが使う言葉じゃないですよね。たはは。
漱石の本で恋愛は凄く少ないと思うのですが。私にとっては鴎外の方が恋愛が多い印象で、彼の恋愛はちょっと苦手。でもそれは、彼自身が恋人を捨ててきたという話しからの嫌悪感かも。十代の文学少女は何しろ潔癖ですから。あはは。
ローラ・インガルス・ワイルダーは私の人生の書です!もう何十回読んだかわからない。あの恋愛が本当に憧れでした。
坊っちゃんは、団子とか天ぷらそばとか出てきますが、何しろあの性格であっという間にぺろっと食べてしまうのでしょう、味わう描写はないですね。いっぱいお代わりしているし、学校から禁止されて怒っているので、おいしい筈なのですが。
襟巻と外套、JKが使う言葉じゃないですよね。たはは。
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m
at 2021-08-24 17:47
x
ドイツの医者は芸術にも熱心な人が結構多く、芸術家の病気と作品の関連を調べた記事や講演など、凄く面白いです。
って、まさに!
私がこの前、読んだ本も芸術家と病気にちょっと関係あるの。
『ゴッホの耳・天才画家の最大の謎』
著者は、イギリス人女性のもと、美術史の先生で
今は、フランスに住む主婦。バーナデット・マーフィー。
精神科の先生の後記に書いてあるんだけど、
ゴッホは、昔は神経衰弱としか病名が無いために
詳しい病気がイマイチ解らなかったけど、
どうやら、統合失調症ではないか?とその中でも
色々タイプがあるんだって。
その先生によると、ムンクとピカソも統合失調症って言うことでしたね。
昔の芸術家や小説家は精神が過敏で病んでいる方が多いですね。
実は、私も統合失調症です。フランスから戻ってから発症。
だから、昔からゴッホもそうじゃ無いかなって思ってた。
同じ病気でも幾つかタイプがあるけどね。
私は、ピカソタイプかも。
画家の草間彌生さんもそうです。話が逸れて!ごめんね。
って、まさに!
私がこの前、読んだ本も芸術家と病気にちょっと関係あるの。
『ゴッホの耳・天才画家の最大の謎』
著者は、イギリス人女性のもと、美術史の先生で
今は、フランスに住む主婦。バーナデット・マーフィー。
精神科の先生の後記に書いてあるんだけど、
ゴッホは、昔は神経衰弱としか病名が無いために
詳しい病気がイマイチ解らなかったけど、
どうやら、統合失調症ではないか?とその中でも
色々タイプがあるんだって。
その先生によると、ムンクとピカソも統合失調症って言うことでしたね。
昔の芸術家や小説家は精神が過敏で病んでいる方が多いですね。
実は、私も統合失調症です。フランスから戻ってから発症。
だから、昔からゴッホもそうじゃ無いかなって思ってた。
同じ病気でも幾つかタイプがあるけどね。
私は、ピカソタイプかも。
画家の草間彌生さんもそうです。話が逸れて!ごめんね。
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とろろ
at 2021-08-24 18:49
x
私も昔は本が大好きでした。ただ、私、10代の頃は人としてどうかと思う振る舞いをする登場人物が許せなくて‥ 腹が立って最後まで読むのが苦痛でしたwそんな私が小学校1年生の時に頂いた通信簿の通信欄には 「理屈っぽくて可愛げがない」とありました。さもありなんです。
ルーシーモードモンゴメリ、アガサクリスティ、ローラインガルスワイルダーが大好きで繰り返し読みました。懐かしいです。
ルーシーモードモンゴメリ、アガサクリスティ、ローラインガルスワイルダーが大好きで繰り返し読みました。懐かしいです。
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燕
at 2021-08-24 19:27
x
そうか!
以前くまさんのお返事にアルマンゾがお好きとあって、誰?と思ってたらローラのご亭主ですね!
アルマンゾはそんなに素敵ですかー
ローラ、メアリ、キャリーと、母さんの作るさまざまな素晴らしい料理の数々しか記憶にない(笑)
採りたてのメープルシロップを雪で冷やして作るキャンディとか、
バニティ何とかとかいうスナック菓子みたいなのとか、とにかく美味しそうで、本当に妄想が膨らみました(笑)
漱石は三部作の印象が強いのです(挫折して映画に流れました、、、松田優作さんと藤谷美和子さんの
鷗外の恋愛といえば、舞姫エリスですか
確かに太田豊太郎は如何にも官僚(今の日本にいっぱいいそう)の二枚舌ですが
鷗外自身は私には子煩悩な父親のイメージです(お子様達の作品で父親としての鷗外を読んだからかも)
でも、豊太郎のモデルは本当に鷗外で、エリスのモデルになった方は日本まで追いかけていらしたそうですね
鷗外の最後の伴侶は物凄い美女ですから、かなりの面食いだったのでしょうね、ああ見えて
そういえば漱石も夢十夜、でしたか
父親目線の作品がありましたね
子ども達が大人の着物を着て仮装するという、視覚的な美しい小品で良かったです!
漱石といえば私の中ではアイスクリームです(笑)
胃を悪くしていたのにアイスクリームや甘いものが好きで、確かに当時のタマゴとミルクと氷のアイスクリンは美味しかっただろうなあとか
すみません、本じゃなく食べ物の話しかしてませんね(笑)
以前くまさんのお返事にアルマンゾがお好きとあって、誰?と思ってたらローラのご亭主ですね!
アルマンゾはそんなに素敵ですかー
ローラ、メアリ、キャリーと、母さんの作るさまざまな素晴らしい料理の数々しか記憶にない(笑)
採りたてのメープルシロップを雪で冷やして作るキャンディとか、
バニティ何とかとかいうスナック菓子みたいなのとか、とにかく美味しそうで、本当に妄想が膨らみました(笑)
漱石は三部作の印象が強いのです(挫折して映画に流れました、、、松田優作さんと藤谷美和子さんの
鷗外の恋愛といえば、舞姫エリスですか
確かに太田豊太郎は如何にも官僚(今の日本にいっぱいいそう)の二枚舌ですが
鷗外自身は私には子煩悩な父親のイメージです(お子様達の作品で父親としての鷗外を読んだからかも)
でも、豊太郎のモデルは本当に鷗外で、エリスのモデルになった方は日本まで追いかけていらしたそうですね
鷗外の最後の伴侶は物凄い美女ですから、かなりの面食いだったのでしょうね、ああ見えて
そういえば漱石も夢十夜、でしたか
父親目線の作品がありましたね
子ども達が大人の着物を着て仮装するという、視覚的な美しい小品で良かったです!
漱石といえば私の中ではアイスクリームです(笑)
胃を悪くしていたのにアイスクリームや甘いものが好きで、確かに当時のタマゴとミルクと氷のアイスクリンは美味しかっただろうなあとか
すみません、本じゃなく食べ物の話しかしてませんね(笑)
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germanmed at 2021-08-25 06:38
> mさん、こんにちは。
ああ、確かにゴッホはそれに当てはまりそうですね。
昔の画家は、好む色によって、絵の具の重金属で中毒になったりもしていたらしいです。
ピカソのナンパの仕方が、「俺はピカソだ、俺と寝ろ」だったそうで・・・彼の絵は大好きなのですが。
ああ、確かにゴッホはそれに当てはまりそうですね。
昔の画家は、好む色によって、絵の具の重金属で中毒になったりもしていたらしいです。
ピカソのナンパの仕方が、「俺はピカソだ、俺と寝ろ」だったそうで・・・彼の絵は大好きなのですが。
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germanmed at 2021-08-25 06:41
> とろろさん、こんにちは。
ああ、わかります!
子どもの本では、主人公が生き方のお手本みたいな感じで、憧れの対象。ダメダメな主人公の文学を読むようになるのは、結構大人になってからですよね。
それにしても、その小学校の先生も、私の先生なみに許せん!
ああ、わかります!
子どもの本では、主人公が生き方のお手本みたいな感じで、憧れの対象。ダメダメな主人公の文学を読むようになるのは、結構大人になってからですよね。
それにしても、その小学校の先生も、私の先生なみに許せん!
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by
germanmed at 2021-08-25 06:46
> 燕さん、こんにちは。
「この楽しき日々」は、もう胸キュンキュンですよー♪ 病院でしんどい時とか、引っ張り出してきて読んでいました。
そう言われてみれば、漱石にも恋愛小説幾つかありますね。私には何だか恋愛以外の話しの方が印象が強くて。鴎外は最初に読んだ「雁」が強く心に残っていますが、何せ中学生の時に愛人の話しはねえ。
「この楽しき日々」は、もう胸キュンキュンですよー♪ 病院でしんどい時とか、引っ張り出してきて読んでいました。
そう言われてみれば、漱石にも恋愛小説幾つかありますね。私には何だか恋愛以外の話しの方が印象が強くて。鴎外は最初に読んだ「雁」が強く心に残っていますが、何せ中学生の時に愛人の話しはねえ。
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燕
at 2021-08-25 07:21
x
お返事をありがとうございます
この楽しき日々、、、漱石にそんな分かりやすいタイトルの作品あったっけ
と、ググってみたら、アルマンゾの方でした(笑)ローラらしきご婦人とアルマンゾらしき紳士が手を繋いで踊ってる?表紙の本が!機会を見つけて是非読んでみます!(今の私でもキュンキュンに耐えられるでしょうか、、、)
くまさんが病院でしんどかった、とは、宿直中でしょうか
医学書かと思えば、こんなに可愛いらしい本を読んでるお医者様、もしお見かけしてたらそれだけで萌え萌え(キュンキュン?)になりそうです(笑)
雁ですかー!あー、確かに!あれは鯖の味噌煮の話でしたね(違う
鯖の味噌煮しか印象に残ってませんが、本筋はなんか綺麗な女性を巡ってドロドロした話の上に
終わり方がモヤッとした感じだった記憶があります(いい加減な記憶です)
ダメですねー、最後の描写で覚えてるのは、主人公が(どこぞのお妾さんだった)女性と別れたかなんかで、
「その夜も(主人公の嫌いな)鯖の味噌煮だった」という一文しか覚えてません(笑)
鯖味噌は美味しくて缶詰で保存もきくし、身体にも良いのに!と、そこが一番引っかかったかも(笑)鷗外もガッカリな読者ですね
雁を中学生でお読みになったのですか!
それは早熟というか、、、確かに受け付けないかもですね
私が読んだのは成人してからでしたので、鯖の味噌煮しか覚えてないのでしょう(笑)
因みに隣の部屋の先生との会話がメインで、結局先生は自殺するという話は漱石でしたか?武者小路実篤だったかな?
中学生の教科書で読んで、そのラストに衝撃を受けました
確か同じ教科書に舞姫の抜粋も載っていて、こちらは国語の先生の読み下しがとてつもなく面白く(マミに露が!!)
それで鷗外には良いイメージができたのかもしれません
出逢い方、出逢う時期も、大切なのですね
この楽しき日々、、、漱石にそんな分かりやすいタイトルの作品あったっけ
と、ググってみたら、アルマンゾの方でした(笑)ローラらしきご婦人とアルマンゾらしき紳士が手を繋いで踊ってる?表紙の本が!機会を見つけて是非読んでみます!(今の私でもキュンキュンに耐えられるでしょうか、、、)
くまさんが病院でしんどかった、とは、宿直中でしょうか
医学書かと思えば、こんなに可愛いらしい本を読んでるお医者様、もしお見かけしてたらそれだけで萌え萌え(キュンキュン?)になりそうです(笑)
雁ですかー!あー、確かに!あれは鯖の味噌煮の話でしたね(違う
鯖の味噌煮しか印象に残ってませんが、本筋はなんか綺麗な女性を巡ってドロドロした話の上に
終わり方がモヤッとした感じだった記憶があります(いい加減な記憶です)
ダメですねー、最後の描写で覚えてるのは、主人公が(どこぞのお妾さんだった)女性と別れたかなんかで、
「その夜も(主人公の嫌いな)鯖の味噌煮だった」という一文しか覚えてません(笑)
鯖味噌は美味しくて缶詰で保存もきくし、身体にも良いのに!と、そこが一番引っかかったかも(笑)鷗外もガッカリな読者ですね
雁を中学生でお読みになったのですか!
それは早熟というか、、、確かに受け付けないかもですね
私が読んだのは成人してからでしたので、鯖の味噌煮しか覚えてないのでしょう(笑)
因みに隣の部屋の先生との会話がメインで、結局先生は自殺するという話は漱石でしたか?武者小路実篤だったかな?
中学生の教科書で読んで、そのラストに衝撃を受けました
確か同じ教科書に舞姫の抜粋も載っていて、こちらは国語の先生の読み下しがとてつもなく面白く(マミに露が!!)
それで鷗外には良いイメージができたのかもしれません
出逢い方、出逢う時期も、大切なのですね
Commented
by
燕
at 2021-08-25 08:01
x
何度もすみません、あと一つだけ(by コロンボ、、、すみません、素面です
ググってきました、先生が自殺する話はやはり漱石の『心』でした
こちらも三部作だったとは
いつかきちんと読んでみたいです
そういえば漱石はあの時代に英国は倫敦に官費留学させられて神経衰弱になったのでしたね
少し痛々しくもありますが、当時の下宿先のエピソードを披露している小作品は面白かった記憶があります(食べ物も出てきた(笑)
鷗外は、好きは好きなのですが、脚気についての悪名だけは残念です
当時の時代から仕方ないと言えば仕方ないのかもですが
ググってきました、先生が自殺する話はやはり漱石の『心』でした
こちらも三部作だったとは
いつかきちんと読んでみたいです
そういえば漱石はあの時代に英国は倫敦に官費留学させられて神経衰弱になったのでしたね
少し痛々しくもありますが、当時の下宿先のエピソードを披露している小作品は面白かった記憶があります(食べ物も出てきた(笑)
鷗外は、好きは好きなのですが、脚気についての悪名だけは残念です
当時の時代から仕方ないと言えば仕方ないのかもですが
Commented
by
germanmed at 2021-08-25 16:24
> 燕さん、こんにちは。
コロンボー♪チリビーンズ!
漱石の「こころ」は高校生の時に読書感想文の指定図書にされて、角川書店の盾を貰いましたが、現実恋愛未経験の当時に一体何を書いたんだろう・・・。「雁」はお妾さんに横恋慕する話しで、でも双方が好意を打ち明けずに終わった筈。そうだ、そんな一文があった気が!これは持って来ていたかなあ・・・続きの段ボール箱を開けるのが楽しみです。
どんなに好きな文学でも一生にあと十回も読まないのだろうなあと思ったら、もう他のものを読むよりは読み返しに時間を使おうと思いました。文学少女時代に戻って、次々に読んでみまーす。
コロンボー♪チリビーンズ!
漱石の「こころ」は高校生の時に読書感想文の指定図書にされて、角川書店の盾を貰いましたが、現実恋愛未経験の当時に一体何を書いたんだろう・・・。「雁」はお妾さんに横恋慕する話しで、でも双方が好意を打ち明けずに終わった筈。そうだ、そんな一文があった気が!これは持って来ていたかなあ・・・続きの段ボール箱を開けるのが楽しみです。
どんなに好きな文学でも一生にあと十回も読まないのだろうなあと思ったら、もう他のものを読むよりは読み返しに時間を使おうと思いました。文学少女時代に戻って、次々に読んでみまーす。
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燕
at 2021-08-26 11:48
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「アタシはチリに目がなくて」日本ならさしずめカレーライスでしょうか(笑)
小池朝雄さんの声が大好きでした
角川書店の盾!ですって!!!それは凄い!今のくまさんのブログからすれば、きっと温かい目線で共感できて、しかも深い内容だったのでは
私もその感想文を是非拝読したいです!(時々は美しい日本語を読みたいのです)
お妾さんに横恋慕して、お互い想いを秘めたままお別れ、そうそう、そんな話でした
今ならそれを美しい、明治の日本らしい、とも思えるのですが(秘すれば花とも言いますし)
当時の私は、なんだ!お互い好きと分かってるなら奪ってしまえば良いのに!くらいで消化不良に終わってましたね
鯖味噌は鷗外自身が下宿の賄いで飽き飽きして嫌いだったと、悪食の本にもありました
そして、『心』ではなく、『こころ』でした!ほんと杜撰なコメントで申し訳ありませんでした
小池朝雄さんの声が大好きでした
角川書店の盾!ですって!!!それは凄い!今のくまさんのブログからすれば、きっと温かい目線で共感できて、しかも深い内容だったのでは
私もその感想文を是非拝読したいです!(時々は美しい日本語を読みたいのです)
お妾さんに横恋慕して、お互い想いを秘めたままお別れ、そうそう、そんな話でした
今ならそれを美しい、明治の日本らしい、とも思えるのですが(秘すれば花とも言いますし)
当時の私は、なんだ!お互い好きと分かってるなら奪ってしまえば良いのに!くらいで消化不良に終わってましたね
鯖味噌は鷗外自身が下宿の賄いで飽き飽きして嫌いだったと、悪食の本にもありました
そして、『心』ではなく、『こころ』でした!ほんと杜撰なコメントで申し訳ありませんでした
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milletti_naoko at 2021-08-26 15:37
くまさんや梨の木さんの記事に共感することが多く、文がさっと心に飛び込んでくるのは、お二人もそうか幼い頃から本をたくさん、読みすぎるほど読まれていたからなのかと、拝読して思いました。
わたしも幼い頃から父の転勤で転校が多く、新しい学校や環境にすぐになじめなかったこともあって、学校でも市立図書館でもとにかく図書館で過ごすことが多く、あちこちの学校で図書委員となって本を読んでは喜んでいました。
本を読むこと自体が楽しくて仕方がなかったのではありますが、多感な時期、心身や脳や言葉の力がぐんぐん発達していく時期に、本を読むことの大切さを、自分が日本の高校で国語を教えた経験からも思います。世の中で読書離れが進むと、言葉を書くのも、思考を発展させるのも、とても苦労する子供達が増えていき、その苦労と人数が年々増えていき……
本は読まなければいけないからではなく、読むのが楽しい、それをもっともっと、いろんな大人が子供たちに伝えていく必要があると感じましたし、今も感じています。
わたしも幼い頃から父の転勤で転校が多く、新しい学校や環境にすぐになじめなかったこともあって、学校でも市立図書館でもとにかく図書館で過ごすことが多く、あちこちの学校で図書委員となって本を読んでは喜んでいました。
本を読むこと自体が楽しくて仕方がなかったのではありますが、多感な時期、心身や脳や言葉の力がぐんぐん発達していく時期に、本を読むことの大切さを、自分が日本の高校で国語を教えた経験からも思います。世の中で読書離れが進むと、言葉を書くのも、思考を発展させるのも、とても苦労する子供達が増えていき、その苦労と人数が年々増えていき……
本は読まなければいけないからではなく、読むのが楽しい、それをもっともっと、いろんな大人が子供たちに伝えていく必要があると感じましたし、今も感じています。
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germanmed at 2021-08-26 18:33
> 燕さん、こんにちは。
いや、あの頃は毬栗かハリネズミか、という感じのトキトキに尖った十代でしたから、きっと酷い事を書いていたのではないかと。全く記憶に御座いません。ほほ。
燕さんは少女マンガだと思っていたので、漱石鴎外がお好きとは意外でした。私もちょっと前の少女マンガ大好きなので、いつか語り合いましょう♪
いや、あの頃は毬栗かハリネズミか、という感じのトキトキに尖った十代でしたから、きっと酷い事を書いていたのではないかと。全く記憶に御座いません。ほほ。
燕さんは少女マンガだと思っていたので、漱石鴎外がお好きとは意外でした。私もちょっと前の少女マンガ大好きなので、いつか語り合いましょう♪
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germanmed at 2021-08-26 18:43
> なおこさん、こんにちは。
うちは、物心ついた頃には、本を読んでいると「本ばっかり読んでいないで勉強しなさい」と叱られる環境で、本を読む事に常に後ろめたさがありました。でも、家の壁の多くは本棚に覆われていて、遊びに来た友達に「図書館?」と言われる位本があって、とても恵まれていたと思います。
高校の国語の先生って、本当に大変だと思います。受験が控えているから、余り自由に楽しさを教えられないし、本を読む時間もなかなかないし。あと、私みたいに生意気なのが、気に入らない作品について議論を吹っかけて来たりとか?ふふ。今思うと、先生方、よく相手をして下さったなー。
うちは、物心ついた頃には、本を読んでいると「本ばっかり読んでいないで勉強しなさい」と叱られる環境で、本を読む事に常に後ろめたさがありました。でも、家の壁の多くは本棚に覆われていて、遊びに来た友達に「図書館?」と言われる位本があって、とても恵まれていたと思います。
高校の国語の先生って、本当に大変だと思います。受験が控えているから、余り自由に楽しさを教えられないし、本を読む時間もなかなかないし。あと、私みたいに生意気なのが、気に入らない作品について議論を吹っかけて来たりとか?ふふ。今思うと、先生方、よく相手をして下さったなー。