2021年 08月 08日
ワクチンマラソンを終えての心情吐露 |
4月初めから4箇月に渡るワクチンマラソン、一旦ゴールした。
そもそも新薬ワクチン接種なんて、全然やりたい仕事ではなかった。
ゴールして嬉しいのは、達成感とかではなく、
「これでもう、しなくて済む」という解放感と、
自分のところで重篤な副反応が起きなかった幸運から。
これは本当にもう、天に感謝するしかないこの新ワクチンだけでなく、薬には何でも、効果と副作用がある。それは自然の薬草であってもそう。なので、医療行為の利と害をきちんと天秤にかけて必要最低限を守れ、というのが、医学部時代に習ったヒポクラテスの教え。助けるつもりで壊したら何もならんよ、という事。
ヴォルテールも似たような事を言っていたりして、これは何度でも心して、医学の傲慢さを原点に戻させるリセットボタンのようなもの。
例えば、抗血液凝固剤を投与せずに血栓で亡くなられるのと、抗凝固剤のせいで出血死されるのと、医者にとってはどちらもきついし、どちらのリスクもあるのに、どちらかに決めなくてはいけない。
ただ、病気で誰かが亡くなれば運命だと思えるかも知れないけれど、薬のせいで亡くなれば運命だとはまず思えないのが普通ではないかと思う。それは患者さんサイドだけでなく、医者だってそうなのだ。
ワクチンは、元気なうちに打つから、余計にその感が強い。
法的には責任はそれを認可した国や接種を決めた本人にあっても、何かあれば打った自分を責めずにいられないのが、ごく普通の医者だと思う。なので、出来れば私だって自分の手で打ちたくないというのが本音。
でもそれは、自分の手を汚さないから自分が責任を感じずに済むというだけの話しで、私のエゴに過ぎない。
予約を取れなくて困っている人(予約取り合戦は弱者ほど不利になる)も、家から一歩も出られない往診患者さんも、化学療法などの合い間を縫って調整しなければ受けられない人も、目の前にいて、それでも私が打ちたくないから打たないというのが何の解決になるものか。
統計上はメリットの方がリスクよりずっと大きくても、リスクがゼロでない限り、もし一人でも自分の手で引き起こしてしまったら、そう簡単に割り切れるものではない。かと言って、ワクチンを打たずに懐手していてコロナで患者さんを喪ったら、やっぱり自分を責めるだろう。
正直に言えば、打つも地獄、打たぬも地獄、という思いなのだ。
事を医者にとって更に複雑にするのは、そこに「本人がどこまで解って判断しているのか」という問題が加わること。
例えば「病気になっても何もして欲しくない、そのまま死ねばいい」と言っている人でも、死ぬ前に苦しむ内容までは想定していなかったりする。
なので、医者としては「説明が足りなかったのではないか」という自責の念から逃れられない訳だけれど、それはきりのない話しで、結局そうやって後悔して苦しむのが医者の運命なのだろうと思う。
そういう事をひっくるめて、迷っている人には理由を訊いて、私が知っている限りの知識をシェアして判断材料にして貰ったり、
予防接種を受けたい人がなるべくストレスフリーに受けられる環境を用意する事が、今の私の役割だと考えた。
また、打つ以上は、きちんと個人と向き合うようにした。
予約を入れる電話も私が自分で対応し、その時に飛び出す質問に答える。だからか、二重予約でのノーショーとか皆無だったし、ドタキャンも本当にやむを得ない事情で、それもちゃんと連絡をくれる人ばかりだった。
接種後は、激しい運動は避けて水分摂取を心掛ける事、もし副反応がしんどい時には2、3時間に一度はベッドから起き出して少し歩き回って体内の循環を良くさせる事、飲んでもいい薬、おかしいと思った時の緊急連絡電話番号、などを説明する。
でも、申し訳ないけれど、私のエゴを通させて貰った部分もある。
12歳から接種OKになった時、文字通り頭を抱え、二転三転しながら本当に悩みに悩んだけれど、16歳未満は断る事にした。
・子どもの接種は親の意向が大半で、子ども自身はよく解っていない事が多い
・健康な子どもは罹患しても重症化する確率が低い
・接種したければ接種センターに行く体力がある
という理由もあるけれど、
もし私の手で子どもの未来を棒に振るような事があったら、もう本当に立ち直れなさそうだから勘弁して、ちょっとそれは流石に無理、という私情が大きい。
あと、認可はされているけれど、妊婦さんには打たない。
それはどちらかと言うと、重篤な副反応が怖いからではなく、もし偶然、接種の後に流産でもしようものなら、それを接種のせいにして妊婦さんが自分を責めずにいられなくなるから、そういう種はまきたくない。
でもじゃあ私が接種を断った妊婦さんがもし感染してどうかなったら、それを割り切れるかと言うとそんな訳はなく、それはそれで苦しむに決まっているのだけれど。
情報は国によってかなり操作されているので、色々な他国発の情報にも注目する事が大事。国によって流れがびっくりする位違う。
そもそも製薬会社の巨額の富は常に政治と癒着しているうえ、
今は全世界がコロナに振り回されていて、経済までコロナに握られていて、
ワクチンの裏の政治的なドロドロは、察するに余りある恐ろしいものがある。
更にワクチンを救世主のように扱って、本来の問題から国民の目を逸らさせたり、
接種させるためのプレッシャーも日に日に大きくなってきていて、
恐らく今後は更に一線を越えてくるであろう事も予想され、
それらの片棒を担がされる感があるのも、非常に不愉快。
でもそれは医学的な事とは関係ない政治の問題なので、医者としては、「政治のやり口が気に入らないから、ワクチンにも反対」というのではなく、ワクチンの医学的な部分のみに注目して判断する事にしている。
そして、政治的に気に入らない部分や問題点は、新聞取材などドイツ語メディアに「ここがおかしい」と、はっきり発言してきた。
因みにドイツのワクチン接種は、規模を大きくしてシステマチックにやらない限り、経済的にも全く割に合わないため、やらないと決める医者もいる。
接種センターでは接種1回の報酬が200ユーロ越え。
なのに開業医では接種1回の報酬は20ユーロちょっきり。そこには、待機リスト制作から予約入れ、準備、記録まで全て含まれる。
薬局がデジタルワクチンパスを作る報酬は18ユーロ。ちょちょいと入力してプリントアウトするだけで、接種とほぼ同額。
でも開業医が自分でデジタルワクチンパスを作る報酬は、2ユーロ。なんじゃらほい。(因みに開業医では、税金や経費を引くと残りは3分の1と言われている。)
やってられるか、なのだけれど、逆に考えればそのお陰で、「金儲けのためにやっている」という誤解を受けずに済むのが有難いかも。
ワクチン賛成、ワクチン反対、どちらの個人にもそれぞれに理由があって、明らかなデマでない限りどちらも尊重されるべきだと思う。
それを、相手を変えようとか、他人を巻き込もうとするから、問題が生ずるのではないかな。
政治は国民が担うものだから、政治に対してはどんどん声をあげていけばいいけれど、個人の選択にまで他人が口出しするのは行き過ぎだろう。
特に、ワクチン接種に対する嫌がらせとか妨害行為とか、どっかの他人が接種を受ける事であなたに何の害が及ぶのかと問いたいし、明確な理由があるのなら電話番の職員さんじゃなくて政治家に抗議すべきだと思う。
私自身は、一番最初の頃はワクチン反対派だった。今思えば、反対していられて、なんと平和で幸せな時代だった事か。
ドイツの多くの医者は基本的に、新薬には懐疑的だと思う。それは、製薬会社の恐ろしい権力を知っているし、新薬が出てすぐにまた引っ込められたりするのを何度も経験しているから。だから、新薬ワクチンなんて胡散臭い。飛びつかない。
でも状況がどんどん悪化して、矢張り国民のワクチン接種は避けられないかと考えを改めさせられ、順番が回ってきたので、まず自分が受けた。私が受けなければ、スタッフも患者さんも勇気が出ないかな、と。
当時はワクチンの効果もまだそんなに大きな統計が出ていなくて、自分を守るためというより、自分が実験台くらいの気持ちだった。
アストラゼネカは既に嫌われ始めていたのだけれど、私はそれがよかったし、
そのお陰で「私もアストラゼネカ受けましたよ」と言えて、少しでも不安解消に役立てたと思っている。
それでも自分の手でワクチンを打つのには、本当に大きな決心がいった。
やるか、やらないか、アシスタントとも連日話し合って、
彼女の「でも、やらなかったら、受けたい人はどうしたらいいの」という言葉で、
ああもう逃げられないと覚悟を決めた。
打つと決めたら、待ち時間を最短にすべく、キャパ限界まで全力疾走。
そうこうしているうちに、全世界で何十億回というワクチン接種が進み、
8箇月の経験が重ねられ、治験とは桁外れの統計も揃ってきて、
危惧されてきた多くの事が、そこまでじゃない感じだと判ってきた。
ワクチンで全てが解決する訳では決してないけれど、
これで正しかったのだと、後になっても思えますように。私はコロナで自身の患者さんも知人も喪っている。
第1波の時には、医療崩壊したEU国のICU勤務医の嗚咽混じりの報告も聞いている。
トリアージにより、65歳以上なら持病なしの健康体でもICUに入れて貰えず、それでもベッドが足りないから55歳制限が既に始まったとか、20歳でも1型糖尿病があるだけでICUに入れて貰えないとか。「重症者のみ入院」のもう一つ先の、「助かりそうな人のみICU」。ICUに入れて貰えない人は全員、死ぬための特設「コロナ緩和ケア病棟」に直行である。こんな現状を知られたら国民がパニックになるから他言無用、という惨状が、現代の西欧で起こり得るとは、衝撃どころの話ではない。聞いていた医師全員、文字通り言葉を失っていたと思う。
国民にもメディアにも知らされない現実が、そこにあった。世界中でここまで多くの医者が泣いて苦しんだ事態を、私は他に知らない。
元々医療が行き届いていない国では、もう薬も尽き、緩和ケアすら受けられずに死ななければならない現実にも、打ちのめされた。
私をここまで動かしてきたのは、ネットやメディアの不確かな情報ではなく、私自身のネットワークのそういう生の声だったのだと思う。
はっきり言って、満身創痍、だらだら血を垂れ流しながら走ってきた感がある。
今は、ただただ休みたい。
今、冷蔵庫に残っているワクチン在庫を見る度、
あの時これがあったら、もしかしたら・・・という思いが消えず、
胸がキリキリと締め付けられて、かっと熱いものがこみ上げてくる。
by germanmed
| 2021-08-08 02:50
| 仕事・医療
|
Comments(54)
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なにわのおばはん
at 2021-08-08 09:27
x
お疲れ様でした。こんな言葉でしか労えませんが
本当にお疲れさまでした。
私も一昨日、ファイザーワクチンの二回目接種終えました。
ワクチン接種受けるべかいろいろ悩みましたが、いろんな人の意見を頼りに決めました。その中にクマさんのこのブログを読んで参考にもさせていただきました。
私は60歳女性、身長152センチなのですが、2回目接種後12時間目に体温40度まで出たのですが、30分で38度まで下がりました。ワクチンはまだ完成品ではないんだな、と感じました。日本人の体形の小さい人にはやはり無理があるかも。日本製の日本人向けのワクチン早く許可を出してほしいです。
クマさん、本当にお疲れ様です!!金メダルあげたい!
本当にお疲れさまでした。
私も一昨日、ファイザーワクチンの二回目接種終えました。
ワクチン接種受けるべかいろいろ悩みましたが、いろんな人の意見を頼りに決めました。その中にクマさんのこのブログを読んで参考にもさせていただきました。
私は60歳女性、身長152センチなのですが、2回目接種後12時間目に体温40度まで出たのですが、30分で38度まで下がりました。ワクチンはまだ完成品ではないんだな、と感じました。日本人の体形の小さい人にはやはり無理があるかも。日本製の日本人向けのワクチン早く許可を出してほしいです。
クマさん、本当にお疲れ様です!!金メダルあげたい!
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メガネざる
at 2021-08-08 10:11
x
くまさんが絞り出すように告白してくださった記事を読んで涙が浮かびました。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。
私自身は気を付けていたのに5月末に感染してしまい、こんなにしんどいのであればワクチン接種した方がいい、くらいの気持ちでワクチンのことを考えていましたが、ワクチンを打つ側の苦悩は考えたことがなく、申し訳なく思いました。
しんどい時や怖さが表に出ているときは、お医者さん側のことはほとんど考えてこなかったように思います。こうやって医師側の気持ちを代弁してくださることは、患者側にとってもとても大切なことのように思います。
私自身は気を付けていたのに5月末に感染してしまい、こんなにしんどいのであればワクチン接種した方がいい、くらいの気持ちでワクチンのことを考えていましたが、ワクチンを打つ側の苦悩は考えたことがなく、申し訳なく思いました。
しんどい時や怖さが表に出ているときは、お医者さん側のことはほとんど考えてこなかったように思います。こうやって医師側の気持ちを代弁してくださることは、患者側にとってもとても大切なことのように思います。
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m
at 2021-08-08 10:19
x
ゴールされたのですね。どこの国でもお医者さんに感謝!
打ち手がいなければ、ゴールは無いですからね。
ありがたいです!
私は、まだ、1回目のワクチン接種は受けていませんが、
両親共に無事に終えて良かったと思います。
最初は、私もワクチンは打たなくてもいいなぁと思いまいました。
が、これほどまでに感染者が増加し、今度はデルタ株と
変化し、一筋縄でいかないのを知ると、打った方がいいなぁ。
と思うように。8月の末に一回目を受けます。
2回目は、9月です。
お医者さんに終わりはなく、日々患者さんを診なければならないけど、
ワクチンのゴール、達成出来て良かったですね。
今日は日曜日、ゆっくり休んで下さい!
Bon dimanche. ボン・ディマンシュ(良い、日曜を!)
打ち手がいなければ、ゴールは無いですからね。
ありがたいです!
私は、まだ、1回目のワクチン接種は受けていませんが、
両親共に無事に終えて良かったと思います。
最初は、私もワクチンは打たなくてもいいなぁと思いまいました。
が、これほどまでに感染者が増加し、今度はデルタ株と
変化し、一筋縄でいかないのを知ると、打った方がいいなぁ。
と思うように。8月の末に一回目を受けます。
2回目は、9月です。
お医者さんに終わりはなく、日々患者さんを診なければならないけど、
ワクチンのゴール、達成出来て良かったですね。
今日は日曜日、ゆっくり休んで下さい!
Bon dimanche. ボン・ディマンシュ(良い、日曜を!)
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fusk-en25 at 2021-08-08 10:26
私は自分自身は注射が怖いから打ちたくはない、
でもワクチンをやりたい人を反対しているわけではない。
近々に
医療関係の小説(南杏子)を何冊か読みました。
まずお医者さんは大変やな。
と思った。
そして同時に。
なんで人間がこうも信頼し合わないのか。
他者に文句ばっかり言ってる人たちに対して。
いつから人間は(日本人はとあえて言いますまい)
ここまで人を信じないのかと。
ちょっと悲しい気持ちで。
小説だからいくらかの誇張はあるだろうと。
友達に言うと。
誇張よりむしろあれでも抑えて書いてある気がしたと言われたのには。少しビックリもして。
お医者さんは大変やな。。とまた思ったりもしました。
でもワクチンをやりたい人を反対しているわけではない。
近々に
医療関係の小説(南杏子)を何冊か読みました。
まずお医者さんは大変やな。
と思った。
そして同時に。
なんで人間がこうも信頼し合わないのか。
他者に文句ばっかり言ってる人たちに対して。
いつから人間は(日本人はとあえて言いますまい)
ここまで人を信じないのかと。
ちょっと悲しい気持ちで。
小説だからいくらかの誇張はあるだろうと。
友達に言うと。
誇張よりむしろあれでも抑えて書いてある気がしたと言われたのには。少しビックリもして。
お医者さんは大変やな。。とまた思ったりもしました。
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隣国のmamabear
at 2021-08-08 11:00
x
お疲れさまです。本当に。体力はもとより、精神的に何よりも大きな負荷がかかっていたのですね。ご苦労は報われていると思いますよ!
私自身は、今の環境でスムーズにワクチン接種を受けられたことにとても感謝しています。この先もまだしばらくは、これまで通りに気をつけなければいけないとは思っていますが、やはり安心感が全く違います。きっと、くまさんに接種してもらった人たちも同様に感じているのではないでしょうか。
イタリア、アメリカ、ブラジル、インド...特に初期のイタリアでの光景は、すぐ隣の国ということもありますが、言葉もないほどに衝撃的でした。人口900万足らずのこの国で、日々100人もの人が亡くなっていくというのも、胸が痛みました。
パンデミックの鎮静化にワクチンは必須だと思います。接種するしないは個々の自由ですが、その”自由”は正にくまさんが仰るように、他の判断も尊重してはじめて成り立つもの。これ以上重篤な患者や死者を出さないよう気を付けるべきは、皆に同じ。若い人たちが long covit なんかで苦しむことになるのも見たくないし、社会全体がもう少し落ち着いて、子供たちが普通に学校に通えるようになってほしい。
先日、日本の親族の、ワクチン接種予約で非常に苦労している現状に接して、日本の行政の無能さに今更ながらに呆れました。一方で、アフリカ諸国のように、医療設備にも事欠き、ワクチンなんて夢のようなもの、というところもあります。
自分がどれほど恵まれた環境にあるかということも、つくづくと感じさせられます。
追加接種がそう遠くないうちに始まりそうですね。私自身それを望んではいますが、WHOの言うように、1本目のワクチンすら得られない人達が世界にはまだ大勢いることを考えると、何とも言えないものがあります。
facebookに何度か「ワクチンがあります」って告知されてましたね。無駄にできませんよね。(私の知人は夜9時に「残ってしまったので今から来れませんか?」と接種会場から電話をもらって、急遽2回目の接種を受けに行ったそうです。アストラゼネカで、丁度敬遠し始められた頃です。)
私自身は、今の環境でスムーズにワクチン接種を受けられたことにとても感謝しています。この先もまだしばらくは、これまで通りに気をつけなければいけないとは思っていますが、やはり安心感が全く違います。きっと、くまさんに接種してもらった人たちも同様に感じているのではないでしょうか。
イタリア、アメリカ、ブラジル、インド...特に初期のイタリアでの光景は、すぐ隣の国ということもありますが、言葉もないほどに衝撃的でした。人口900万足らずのこの国で、日々100人もの人が亡くなっていくというのも、胸が痛みました。
パンデミックの鎮静化にワクチンは必須だと思います。接種するしないは個々の自由ですが、その”自由”は正にくまさんが仰るように、他の判断も尊重してはじめて成り立つもの。これ以上重篤な患者や死者を出さないよう気を付けるべきは、皆に同じ。若い人たちが long covit なんかで苦しむことになるのも見たくないし、社会全体がもう少し落ち着いて、子供たちが普通に学校に通えるようになってほしい。
先日、日本の親族の、ワクチン接種予約で非常に苦労している現状に接して、日本の行政の無能さに今更ながらに呆れました。一方で、アフリカ諸国のように、医療設備にも事欠き、ワクチンなんて夢のようなもの、というところもあります。
自分がどれほど恵まれた環境にあるかということも、つくづくと感じさせられます。
追加接種がそう遠くないうちに始まりそうですね。私自身それを望んではいますが、WHOの言うように、1本目のワクチンすら得られない人達が世界にはまだ大勢いることを考えると、何とも言えないものがあります。
facebookに何度か「ワクチンがあります」って告知されてましたね。無駄にできませんよね。(私の知人は夜9時に「残ってしまったので今から来れませんか?」と接種会場から電話をもらって、急遽2回目の接種を受けに行ったそうです。アストラゼネカで、丁度敬遠し始められた頃です。)
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coco
at 2021-08-08 12:34
x
本当に、本当に、お疲れさまでした。
くまさんの長文に そうですね。とうなずく私。
くまさんの苦悩、葛藤。ストレス満載でしたね。
願わくば、こぐまちゃん達ご家族と良いバカンスを過ごされますように。
確かに製薬会社の幹部の人は大儲けしました。と言うか進行形ですよね。
ワクチンを打つのも打たないのも個人の自由。
正直私も花粉症とか何年もに渡る蕁麻疹?アレルギーがあるので少し怖かったです。
でも高齢者の自分がかかって重篤病床を何日もふさぎ、若い人の命がなくなるのはいやだな。とも思いました。
シは怖いですが72歳の私はそうなっても、それが私に与えられた神の御旨だと思うのです。
十分大変すぎる人生も十分幸せすぎる人生も経験しましたから。(笑)
ユリもきれいに咲きましたね。四季の草花が咲く前庭はとても素敵。
くまさんの長文に そうですね。とうなずく私。
くまさんの苦悩、葛藤。ストレス満載でしたね。
願わくば、こぐまちゃん達ご家族と良いバカンスを過ごされますように。
確かに製薬会社の幹部の人は大儲けしました。と言うか進行形ですよね。
ワクチンを打つのも打たないのも個人の自由。
正直私も花粉症とか何年もに渡る蕁麻疹?アレルギーがあるので少し怖かったです。
でも高齢者の自分がかかって重篤病床を何日もふさぎ、若い人の命がなくなるのはいやだな。とも思いました。
シは怖いですが72歳の私はそうなっても、それが私に与えられた神の御旨だと思うのです。
十分大変すぎる人生も十分幸せすぎる人生も経験しましたから。(笑)
ユリもきれいに咲きましたね。四季の草花が咲く前庭はとても素敵。
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Nao
at 2021-08-08 14:56
x
くまさんの揺れる心がよく分かる、理路整然とした、くまさんらしい文章。拝読しながら、私の中でも色々な思いが錯綜しました。私も出発点は、ワクチン反対から。まだ受けるべき時ではないし、大規模接種会場に行くのは嫌。自分から予約を取るのは嫌。向こうからチャンスがやってきたら受けようと思っており、ふと、チャンスが舞い降りてきたので受けました。最後は、こりゃ、もう受けるしか出口はないな。自分にできることは接種を受けるしかないという消極的な理由から。しかし、やはり子供たちには受けさせたくありません。くまさんがおっしゃったように、最後は親の判断になるし、次世代にワクチンがどう作用するか分からないからです。政治が医学界に圧力をかけることは言語道断。三権分立同様、医学と政治は完全に独立したものでなくてはならないですよね。しかしながら、政治はあの手この手を使って、接種を勧めてきます。すでに、それは行き過ぎでは?と思える部分が出てきていますが、接種率の伸びを見ると、この動きは今後加速しそうです。そうなると反発も強まり、いがみ合う社会に…嫌ですね…。
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germanmed at 2021-08-08 15:31
> なにわのおばはんさん、こんにちは。
そうですね。普通ならワクチンをもう少し安定させ、希釈しなくてもよく、一人分ずつ注射器に詰めたかたちに出来てから売り出すものだと思います。でも、これでも私の患者さんには間に合わなかった。私と同年代で、持病もなく、EU内出張で感染して、亡くなるなんて。
ワクチンマラソンを終えた時、「こんなん遅かったんだよ!」と悔し涙が出ました。
そうですね。普通ならワクチンをもう少し安定させ、希釈しなくてもよく、一人分ずつ注射器に詰めたかたちに出来てから売り出すものだと思います。でも、これでも私の患者さんには間に合わなかった。私と同年代で、持病もなく、EU内出張で感染して、亡くなるなんて。
ワクチンマラソンを終えた時、「こんなん遅かったんだよ!」と悔し涙が出ました。
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germanmed at 2021-08-08 15:32
> メガネざるさん、こんにちは。
何か、書いているうちにどんどん長くなってしまって、こんなん読んで面白いんかいな?と思いつつ。
医者の苦悩なんて患者さんは考慮しなくていいんです。(儲かるからワクチン賛成でしょ、みたいな事を言われると流石にムカッときて否定しますが。あはは。)
私がお伝えしたかったのは、皆さんが知らない現実があって、それを防ぐためにやっているのだという事だけ。「しんどかった」で済むのは本当にラッキーなのです。
何か、書いているうちにどんどん長くなってしまって、こんなん読んで面白いんかいな?と思いつつ。
医者の苦悩なんて患者さんは考慮しなくていいんです。(儲かるからワクチン賛成でしょ、みたいな事を言われると流石にムカッときて否定しますが。あはは。)
私がお伝えしたかったのは、皆さんが知らない現実があって、それを防ぐためにやっているのだという事だけ。「しんどかった」で済むのは本当にラッキーなのです。
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germanmed at 2021-08-08 15:33
> mさん、こんにちは。
私も最初は、自分がワクチン接種を受けるつもりは全くありませんでした。でも、そんな事を言っていられる時代は本当に平和だったのだと、後になって思いました。
日本はいよいよ厳しくなってきましたね。でも、ヨーロッパと違って、或る程度ワクチンが始まってからきた波なので、何とか大惨事は避けられますように。と祈っています。
私も最初は、自分がワクチン接種を受けるつもりは全くありませんでした。でも、そんな事を言っていられる時代は本当に平和だったのだと、後になって思いました。
日本はいよいよ厳しくなってきましたね。でも、ヨーロッパと違って、或る程度ワクチンが始まってからきた波なので、何とか大惨事は避けられますように。と祈っています。
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germanmed at 2021-08-08 15:34
> fuskさん、こんにちは。
そうですね。コロナで皆さん精神的に追い詰められて、今はかなりエスカレートしています。
そもそも病気になると、取り繕う余裕もなくなりますから、その人の本性が現れます。そういう意味で医者はサンドバッグだなあと、よく感じます。
そうですね。コロナで皆さん精神的に追い詰められて、今はかなりエスカレートしています。
そもそも病気になると、取り繕う余裕もなくなりますから、その人の本性が現れます。そういう意味で医者はサンドバッグだなあと、よく感じます。
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germanmed at 2021-08-08 15:36
> 隣国のmamabearさん、こんにちは。
今迄は1バイアルから規定人数よりも多くとり、キャンセルが出ても他の人に連絡をつけ、一人分たりとも廃棄せずにきたのですが、もうマラソン最後の人達だけになって、余りが出てくるようになりました。一瓶6人分のところを7人分接種してきたのだから、全体として考えれば最後の廃棄はその余剰分にも満たないのだけれど、「他の国ではこれがあったら救われる命もあるのに」と本当に心が痛みます。
近隣の医院同士で患者さんを回し合ったりして、なるべく廃棄分が少なくて済むように皆が手間をかけていて、医者の良心が見られるのが嬉しいです。
今迄は1バイアルから規定人数よりも多くとり、キャンセルが出ても他の人に連絡をつけ、一人分たりとも廃棄せずにきたのですが、もうマラソン最後の人達だけになって、余りが出てくるようになりました。一瓶6人分のところを7人分接種してきたのだから、全体として考えれば最後の廃棄はその余剰分にも満たないのだけれど、「他の国ではこれがあったら救われる命もあるのに」と本当に心が痛みます。
近隣の医院同士で患者さんを回し合ったりして、なるべく廃棄分が少なくて済むように皆が手間をかけていて、医者の良心が見られるのが嬉しいです。
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germanmed at 2021-08-08 15:41
> cocoさん、こんにちは。
アストラゼネカはこのワクチンでは利益を取っておらず、原価販売だそうです。
高齢者がICUをふさいで若い人が亡くなるかもという位逼迫してきたら、トリアージされ、高齢者はICUに入れて貰えなくなります。それでも足りないと年齢はどんどん引き下げられます。先進国で55歳制限は本当に衝撃でした。
アレルギーは早期対応さえしたら怖いものではないのです。私は「過去に原因不明のアナフィラキシーを起こした事があるので、どこでも打ってくれない」という患者さんにも接種しました。点滴ルートも取って、救急薬も全て注射器に用意して横に並べてから。そりゃ、ドキドキしましたが、誰かがやらなくちゃ、と。
アストラゼネカはこのワクチンでは利益を取っておらず、原価販売だそうです。
高齢者がICUをふさいで若い人が亡くなるかもという位逼迫してきたら、トリアージされ、高齢者はICUに入れて貰えなくなります。それでも足りないと年齢はどんどん引き下げられます。先進国で55歳制限は本当に衝撃でした。
アレルギーは早期対応さえしたら怖いものではないのです。私は「過去に原因不明のアナフィラキシーを起こした事があるので、どこでも打ってくれない」という患者さんにも接種しました。点滴ルートも取って、救急薬も全て注射器に用意して横に並べてから。そりゃ、ドキドキしましたが、誰かがやらなくちゃ、と。
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germanmed at 2021-08-08 15:43
> Naoさん、こんにちは。
遺伝操作する訳ではないので、次世代に行く作用はない筈と考えています。医学に「絶対」は存在しないので、断言はできませんが。健康な子どもがロングコビットになるケースが結構ある事、一度きりの子ども時代に長期のソーシャルディスタンスがある弊害などを考えると、実は私の中で少しずつ賛成要素も増えています。ただ、自分の手で打つのはやっぱりきついなあ・・・。
遺伝操作する訳ではないので、次世代に行く作用はない筈と考えています。医学に「絶対」は存在しないので、断言はできませんが。健康な子どもがロングコビットになるケースが結構ある事、一度きりの子ども時代に長期のソーシャルディスタンスがある弊害などを考えると、実は私の中で少しずつ賛成要素も増えています。ただ、自分の手で打つのはやっぱりきついなあ・・・。
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春代
at 2021-08-08 18:18
x
くまさん、こんばんは。振り返りを書いてくださったんですね。私の問いかけへの答えが確かにありました。改めてくまさんの真摯で誠実な人間性と医者という職業への矜持を感じました。私が前回「何かモヤモヤしたものが晴れた気がします」と書いたのは、私が長年ファンで尊敬していたくまさんがやっぱり私の思っていた通りの人であったと確認できたことことに対してです。私が意を決してここに書き込みをしましたが、その書き込みに対して「感情的にならないように」「冷静に書かないとまるでケンカ腰です」と注意されました。私には意外で全く感情的ではなかったんですが、今思い返すと「なぜこんな危険なものを人に打てるのですか」というような切実な思いがあり、それが書き方にでたのかもしれません。
くまさんがご自身の知識と経験から冷静にメリットとリスクを天秤にかけ「ワクチンを打つ」ことを選択されたことは今では納得し尊重できます。ただ、それでも私の「なぜこんな危険なものを人に打てるのか」という疑問は消えてはないです。
ワクチン接種が進めば進むほど変異株が出現し感染者が莫大に増えていくというモンタニエ博士の言葉も現実になってきています。 これはフェイクではないですよね。
nicovideo.jp/watch/sm38966155
この思いは私自身の課題としてこれからも自分なりに向き合っていこうと思います。
くまさんがご自身の知識と経験から冷静にメリットとリスクを天秤にかけ「ワクチンを打つ」ことを選択されたことは今では納得し尊重できます。ただ、それでも私の「なぜこんな危険なものを人に打てるのか」という疑問は消えてはないです。
ワクチン接種が進めば進むほど変異株が出現し感染者が莫大に増えていくというモンタニエ博士の言葉も現実になってきています。 これはフェイクではないですよね。
nicovideo.jp/watch/sm38966155
この思いは私自身の課題としてこれからも自分なりに向き合っていこうと思います。
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by
川越
at 2021-08-08 19:18
x
世界中のお医者様が熊さんのように考えて行動できていると信じたいです。。いっときの安息かもしれないけど、お疲れ様でした
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gerneremake at 2021-08-08 21:04
本当にお疲れ様でした。
我が家は同居の娘が医療関係なので、(理学療法士)仕方なく ワクチンを打ちました。
子供時代のワクチン以来です。
若者のワクチンが遅れているからか?
又々感染者が増えている日本。
少し大きめの医院での緩和病棟の存在も、最近知りました。
コロナ禍でも、そこでは面会できるそうです。
私は高熱で解熱剤のお世話になりましたよ。
70歳にはきつかったです。
家からは夕方に車で買い出しに出るくらい。
注射は小児科医院で、医師はお喋りしていて、2度とも看護士さんがしてくれました。
くまさんみたいにいつもの先生に打って貰えて安心だったでしょうね。
先生側の思慮は兄が良く言っていた事を思い出します。
そうそう日本で珍しい事例で小学生が重症化はドイツにも伝わって居ますか?
我が家は同居の娘が医療関係なので、(理学療法士)仕方なく ワクチンを打ちました。
子供時代のワクチン以来です。
若者のワクチンが遅れているからか?
又々感染者が増えている日本。
少し大きめの医院での緩和病棟の存在も、最近知りました。
コロナ禍でも、そこでは面会できるそうです。
私は高熱で解熱剤のお世話になりましたよ。
70歳にはきつかったです。
家からは夕方に車で買い出しに出るくらい。
注射は小児科医院で、医師はお喋りしていて、2度とも看護士さんがしてくれました。
くまさんみたいにいつもの先生に打って貰えて安心だったでしょうね。
先生側の思慮は兄が良く言っていた事を思い出します。
そうそう日本で珍しい事例で小学生が重症化はドイツにも伝わって居ますか?
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germanmed at 2021-08-08 22:59
> 春代さん、こんにちは。
そうですね。こういうものに絶対的な答えというのはないので、誰もが自分なりの答えを出していくしかないでしょうし、基本的に自分は自分、他人は他人というお互いの尊重が必要だと思います。
今はちょっと疲労困憊、もう一つ動画を見る気力がないので、すみません。ワクチンの有無に拘らずSARSというのはどんどん変異するウィルスで、それはコロナの第1波が始まった頃から解っていました。感染者数よりも死者数を抑える事が大事だと思います。
そうですね。こういうものに絶対的な答えというのはないので、誰もが自分なりの答えを出していくしかないでしょうし、基本的に自分は自分、他人は他人というお互いの尊重が必要だと思います。
今はちょっと疲労困憊、もう一つ動画を見る気力がないので、すみません。ワクチンの有無に拘らずSARSというのはどんどん変異するウィルスで、それはコロナの第1波が始まった頃から解っていました。感染者数よりも死者数を抑える事が大事だと思います。
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germanmed at 2021-08-08 23:00
> 川越さん、こんにちは。
医者によって考え方は違いますし、私のが正解という訳でもないので、難しいところですね。秋からブースターの話しも出ていますが、ひとまず休息!です。
(とは言え、まだぽつぽつと接種はあるのですが。)
医者によって考え方は違いますし、私のが正解という訳でもないので、難しいところですね。秋からブースターの話しも出ていますが、ひとまず休息!です。
(とは言え、まだぽつぽつと接種はあるのですが。)
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germanmed at 2021-08-08 23:01
> gerneremakeさん、こんにちは。
子どもが重症化する例も時々報告されていますが、Number Needed to Treatと重篤な副反応のリスクとを併せ考えると、難しい問題ですね。
子どもが重症化する例も時々報告されていますが、Number Needed to Treatと重篤な副反応のリスクとを併せ考えると、難しい問題ですね。
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カズ
at 2021-08-08 23:49
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いつも楽しみに読ませていただいてます。
くまさんが、家庭でも仕事でまも全力で頑張っている様子を垣間見て感心したり心配したりしています。
今回、ワクチンに対するくまさんの考えが知れてとても参考になりました。
ワクチンへの安全性への疑念、製薬会社や政治のことやはりおもうことはあるのですよね。
私もバカな頭で色々考えていましたが、くまさんの考えを読んで自分の考えがまとまった気がします。
ありがとうございます。
自分を犠牲にして人に尽くすくまさんを尊敬します。
医師として人としてくまさんは素晴らしいですね。
くまさんが、家庭でも仕事でまも全力で頑張っている様子を垣間見て感心したり心配したりしています。
今回、ワクチンに対するくまさんの考えが知れてとても参考になりました。
ワクチンへの安全性への疑念、製薬会社や政治のことやはりおもうことはあるのですよね。
私もバカな頭で色々考えていましたが、くまさんの考えを読んで自分の考えがまとまった気がします。
ありがとうございます。
自分を犠牲にして人に尽くすくまさんを尊敬します。
医師として人としてくまさんは素晴らしいですね。
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燕
at 2021-08-09 10:20
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第一弾終了、お疲れ様でした!
しばし、美味しいものを食べて、こぐまちゃん達とゆっくり過ごされて、英気を養われますように、、、
接種を受けようかどうしようか決めかねていた私が、接種を受けようと心を決めたのは大きく次の理由からです
これが全てではないですが(もちろん根底には猫のことがあります)
このうちどれか一つでも無かったら、私はまだ迷っていたと思います
1. 第5波の陽性者数に占める接種完了世代の割合の低さ
2. くまさんをはじめとした様々なドクターの、ワクチンやコロナについての記事
3. 自分の重症化リスクは低いのに、不織布のマスクをきちんとつけて一人で黙々と歩いている学生さんや、小さな顔をマスクで覆った幼い子どもたちの姿
4. 変異株の感染力の強さとワクチン普及のスピード(そのうち日本もイギリスのような方針になるかも)
実はクーポンが封筒で届いても、私は封も切らずにしばらく放置していました(笑)
エッセンシャルワーカーなど、真っ先に打ってもらうべき人たちが全て完了して、空いてからで私はいいやーと思ってました
そこへ疎遠にしてる甥っ子が10月に結婚式を挙げたいと言いだし、
そちらは皆ワクチン終わったかと兄に尋ねると、義姉と姪っ子は完了、
兄だけ未接種とのこと(甥っ子二人は既に家を出て一人暮らし)
受ける気はないのか尋ねると、すぐにでも受けたいけど予約が取れへんねーん(きっと兄も面倒くさくてクーポンの封さえ開けてない)
そこで慌てて自分のクーポンの封を開け兄にもクーポンを開けさせて、まずは兄貴の予約をとって、ついでに自分の予約も入れました(笑)
なので、私がワクチンを無事2回目も受けられて、重症化を免れるとすれば、
甥っ子と、のんびり&めんどくさがり屋の兄に感謝しなくてはなりません(笑)
もちろん私にワクチンを打ってくれた、猫背で小柄でやせ細った、まだ学生みたいに若い、笑わないドクターにも感謝しています
あの若い先生にもくまさんのような葛藤があったのでしょうか
会場体育館の一番奥の接種ブースでベルトコンベア式に入ってくる希望者に、
恐らく朝から晩まで座りっぱなしで、黙々とワクチンを打っていた、若い若いドクターでした
しばし、美味しいものを食べて、こぐまちゃん達とゆっくり過ごされて、英気を養われますように、、、
接種を受けようかどうしようか決めかねていた私が、接種を受けようと心を決めたのは大きく次の理由からです
これが全てではないですが(もちろん根底には猫のことがあります)
このうちどれか一つでも無かったら、私はまだ迷っていたと思います
1. 第5波の陽性者数に占める接種完了世代の割合の低さ
2. くまさんをはじめとした様々なドクターの、ワクチンやコロナについての記事
3. 自分の重症化リスクは低いのに、不織布のマスクをきちんとつけて一人で黙々と歩いている学生さんや、小さな顔をマスクで覆った幼い子どもたちの姿
4. 変異株の感染力の強さとワクチン普及のスピード(そのうち日本もイギリスのような方針になるかも)
実はクーポンが封筒で届いても、私は封も切らずにしばらく放置していました(笑)
エッセンシャルワーカーなど、真っ先に打ってもらうべき人たちが全て完了して、空いてからで私はいいやーと思ってました
そこへ疎遠にしてる甥っ子が10月に結婚式を挙げたいと言いだし、
そちらは皆ワクチン終わったかと兄に尋ねると、義姉と姪っ子は完了、
兄だけ未接種とのこと(甥っ子二人は既に家を出て一人暮らし)
受ける気はないのか尋ねると、すぐにでも受けたいけど予約が取れへんねーん(きっと兄も面倒くさくてクーポンの封さえ開けてない)
そこで慌てて自分のクーポンの封を開け兄にもクーポンを開けさせて、まずは兄貴の予約をとって、ついでに自分の予約も入れました(笑)
なので、私がワクチンを無事2回目も受けられて、重症化を免れるとすれば、
甥っ子と、のんびり&めんどくさがり屋の兄に感謝しなくてはなりません(笑)
もちろん私にワクチンを打ってくれた、猫背で小柄でやせ細った、まだ学生みたいに若い、笑わないドクターにも感謝しています
あの若い先生にもくまさんのような葛藤があったのでしょうか
会場体育館の一番奥の接種ブースでベルトコンベア式に入ってくる希望者に、
恐らく朝から晩まで座りっぱなしで、黙々とワクチンを打っていた、若い若いドクターでした
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あみーな
at 2021-08-09 17:17
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優先対象者ではなかったので、自分の地域だと、これからやっと予約開始です。
子供の頃の注射で副反応があったので不安ですが、その後も集団予防接種を
受けて平気だったから、今回のワクチンも大丈夫だろうと思ってみたり、
親が元気なうちに詳細を聞いておけばよかったと後悔してみたり、これが
旅行先に合わせて自分から受ける接種だったら、最寄りで用意されている
ものを何も考えずにそのまま受けていただろうと思ったり。
情報があって、選択肢があって、今現在、元気だからこその悩みですよね。
早く、落ち着かない状況から卒業したいです。
一人ひとりの事情を配慮しての接種、おつかれさまでした。
自分が事情持ちなので、くまさんがちゃんと考えて行動している様子を伺うの
頼もしいです。
子供の頃の注射で副反応があったので不安ですが、その後も集団予防接種を
受けて平気だったから、今回のワクチンも大丈夫だろうと思ってみたり、
親が元気なうちに詳細を聞いておけばよかったと後悔してみたり、これが
旅行先に合わせて自分から受ける接種だったら、最寄りで用意されている
ものを何も考えずにそのまま受けていただろうと思ったり。
情報があって、選択肢があって、今現在、元気だからこその悩みですよね。
早く、落ち着かない状況から卒業したいです。
一人ひとりの事情を配慮しての接種、おつかれさまでした。
自分が事情持ちなので、くまさんがちゃんと考えて行動している様子を伺うの
頼もしいです。
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germanmed at 2021-08-10 03:49
> カズさん、こんにちは。
少しでもお役に立てれば幸いです♪
自分の事をバカなんて言わないで下さいね。カズさんの仕事場に行けば、私も全くちんぷんかんぷんだと思います!
少しでもお役に立てれば幸いです♪
自分の事をバカなんて言わないで下さいね。カズさんの仕事場に行けば、私も全くちんぷんかんぷんだと思います!
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germanmed at 2021-08-10 04:05
> 燕さん、こんにちは。
3.が素晴らしい~。燕さんの優しさ全開!
私なんて自分の家族や仕事の事しか考えていなかったエゴイストだー・・・反省。
3.が素晴らしい~。燕さんの優しさ全開!
私なんて自分の家族や仕事の事しか考えていなかったエゴイストだー・・・反省。
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germanmed at 2021-08-10 04:15
> あみーなさん、こんにちは。
本当に、悩みますよねー。
まあ、事情を考慮したり、小さな事でも相談相手になったりするのが家庭医の仕事で、そういうのは接種センターでは無理なので、頑張って接種した甲斐があったかなあと思います。
本当に、悩みますよねー。
まあ、事情を考慮したり、小さな事でも相談相手になったりするのが家庭医の仕事で、そういうのは接種センターでは無理なので、頑張って接種した甲斐があったかなあと思います。
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penguinophile at 2021-08-10 07:31
月並みな言葉ですが、本当に本当に本当にお疲れ様でした。
トリアージ基準55歳って、私はもうすぐ到達しちゃいますよ。人生50年時代ならまだしも、65歳で高齢者に分類されるようになってもまだまだ元気な現役!みたいな人が増えている中、55歳制限はかなりの衝撃ですね。
私達の親世代は80代なので重症化を防ぐベネフィットが予防接種のリスクを上回ると思いますし、50代の夫と私も結局受けましたが、未来ある子供の事となると慎重にならざるを得ません。STIKO非推奨にもかかわらず十代への接種を推し進めようとしている政治家は、選挙前に目に見える成果を狙っているように見えて、何だか信頼できないし。今後STIKOのお墨付きが出ても、本当に子供達の命と健康を思っての判断なのか、もしや政治的圧力に屈したのか…と疑心暗鬼になってしまいそうです。先日、娘の定期健診で小児科に行ったついでに、コロナ予防接種をやっているのか聞いてみました。STIKO非推奨だし予防接種自体のリスクがあるが、持病や家族の事情がある場合には、よく説明した上で週一度やっている…という、何となく先生の葛藤が滲み出る回答ぶりでした。子供は健診でかかりつけの小児科医があるので、16歳未満の患者に接種すべきかの葛藤は小児科の先生にまかせて、一般家庭医のくま先生が背負う必要はないのでは、と素人的には思います。
白百合、綺麗に咲きましたね。華道を習っていた頃、カサブランカを見ると「私が主役!」みたいな花だなぁ…と思っていたのを思い出しました。玄関に飾ると香りがすごかったです。
トリアージ基準55歳って、私はもうすぐ到達しちゃいますよ。人生50年時代ならまだしも、65歳で高齢者に分類されるようになってもまだまだ元気な現役!みたいな人が増えている中、55歳制限はかなりの衝撃ですね。
私達の親世代は80代なので重症化を防ぐベネフィットが予防接種のリスクを上回ると思いますし、50代の夫と私も結局受けましたが、未来ある子供の事となると慎重にならざるを得ません。STIKO非推奨にもかかわらず十代への接種を推し進めようとしている政治家は、選挙前に目に見える成果を狙っているように見えて、何だか信頼できないし。今後STIKOのお墨付きが出ても、本当に子供達の命と健康を思っての判断なのか、もしや政治的圧力に屈したのか…と疑心暗鬼になってしまいそうです。先日、娘の定期健診で小児科に行ったついでに、コロナ予防接種をやっているのか聞いてみました。STIKO非推奨だし予防接種自体のリスクがあるが、持病や家族の事情がある場合には、よく説明した上で週一度やっている…という、何となく先生の葛藤が滲み出る回答ぶりでした。子供は健診でかかりつけの小児科医があるので、16歳未満の患者に接種すべきかの葛藤は小児科の先生にまかせて、一般家庭医のくま先生が背負う必要はないのでは、と素人的には思います。
白百合、綺麗に咲きましたね。華道を習っていた頃、カサブランカを見ると「私が主役!」みたいな花だなぁ…と思っていたのを思い出しました。玄関に飾ると香りがすごかったです。
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ひかり
at 2021-08-10 08:34
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なんと書いて良いかわかりませんが…
兎に角、お疲れ様でした!
一先ず、心と身体を休められます様に!
兎に角、お疲れ様でした!
一先ず、心と身体を休められます様に!
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toshi-pooh123 at 2021-08-10 09:56
お疲れ様でした。
というか、今後もどうなるかわからない状況の中、休める時に休んで下さいね。
この緊急事態の中、くまさんのように、苦悩しながら頑張って下さっている方がいる一方、耳にも目にも入れたくないような情報が氾濫し、嫌になります。
医療関係者の方々には頭が下がる一方、くまさんが日本から離れた理由を垣間見ることもあります。
なんて言って良いかわかりませんが、世の中の汚れに巻き込まれないように生きていかなければと思います。
本当にお疲れ様でした。
というか、今後もどうなるかわからない状況の中、休める時に休んで下さいね。
この緊急事態の中、くまさんのように、苦悩しながら頑張って下さっている方がいる一方、耳にも目にも入れたくないような情報が氾濫し、嫌になります。
医療関係者の方々には頭が下がる一方、くまさんが日本から離れた理由を垣間見ることもあります。
なんて言って良いかわかりませんが、世の中の汚れに巻き込まれないように生きていかなければと思います。
本当にお疲れ様でした。
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BBpinevalley at 2021-08-10 10:11
お疲れ様でした。
しかし、これを読んで、少なからず不安になってしまいました。
数字を見ると、今回のワクチンに限らず、ポリオや結核や天然痘などを含め、メリットの方がデメリットよりも天文学的な数字で上回っている気がしますが、先生の記事を拝読していると、「射つも地獄、射たぬぬも地獄」なんてところで、え〜そんなに危険極まらないものなの?って思ってしまいました(汗)
アストラゼネカは色々災いがレポートされていて、オーストラリアでも7人も亡くなったりしたので、受けたくないなと思いますが…
アメリカで昨年末から摂取が始まり、私の住んでいたベイエリアでは、3月末くらいにかなりの接種が終わったので、半年経った今、新種のワクチンとは言え、かなりの安堵感を得ていたところです。(直後の副反応以外に長期の問題出るのだとすれば、もう何か出ていても良いはずで)
しかし、そこまでためらわれるからには、何かもっと他にご心配があるのでしょうか?
医療崩壊だけは避けなければ、人類の共倒れですよね…
しかし、これを読んで、少なからず不安になってしまいました。
数字を見ると、今回のワクチンに限らず、ポリオや結核や天然痘などを含め、メリットの方がデメリットよりも天文学的な数字で上回っている気がしますが、先生の記事を拝読していると、「射つも地獄、射たぬぬも地獄」なんてところで、え〜そんなに危険極まらないものなの?って思ってしまいました(汗)
アストラゼネカは色々災いがレポートされていて、オーストラリアでも7人も亡くなったりしたので、受けたくないなと思いますが…
アメリカで昨年末から摂取が始まり、私の住んでいたベイエリアでは、3月末くらいにかなりの接種が終わったので、半年経った今、新種のワクチンとは言え、かなりの安堵感を得ていたところです。(直後の副反応以外に長期の問題出るのだとすれば、もう何か出ていても良いはずで)
しかし、そこまでためらわれるからには、何かもっと他にご心配があるのでしょうか?
医療崩壊だけは避けなければ、人類の共倒れですよね…
くまさん、
本当に、お疲れさまでした。いつくまさん倒れるんだろう…、とハラハラしながら読んでいました。どうか、自分の体の声も、忘れずによく聞いてくださいね。
私はコメントはほとんどしない隠れ読者なのですが、実は、以前の学生時代のブログから読ませていただいています。
くまさんの、何事にも全身全霊で真剣な姿勢にずっと触れ、
本当に信頼できるかただ、近くだったらぜひかかりつけ医になっていただきたい…!と心から思っています。
私はコロナワクチンに対して疑問を持っていなかったので、信頼するくまさんが、はじめワクチンに対すて反対派だったと知り、「そうなんだ・・・!」という衝撃を受けました。くまさんが、これだけ悩んで打つことをきめられたんだから、安心だ、という思いも又ありますが。
そのことに絡めた話を、こちらのブログを引用させていただきながら書きました。もし問題があるようでしたら、すぐ訂正しますので、お知らせください。
本当に、お疲れさまでした。いつくまさん倒れるんだろう…、とハラハラしながら読んでいました。どうか、自分の体の声も、忘れずによく聞いてくださいね。
私はコメントはほとんどしない隠れ読者なのですが、実は、以前の学生時代のブログから読ませていただいています。
くまさんの、何事にも全身全霊で真剣な姿勢にずっと触れ、
本当に信頼できるかただ、近くだったらぜひかかりつけ医になっていただきたい…!と心から思っています。
私はコロナワクチンに対して疑問を持っていなかったので、信頼するくまさんが、はじめワクチンに対すて反対派だったと知り、「そうなんだ・・・!」という衝撃を受けました。くまさんが、これだけ悩んで打つことをきめられたんだから、安心だ、という思いも又ありますが。
そのことに絡めた話を、こちらのブログを引用させていただきながら書きました。もし問題があるようでしたら、すぐ訂正しますので、お知らせください。
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germanmed at 2021-08-10 15:26
> penguinophileさん、こんにちは。
そうですね。国全体の子ども達で確率を計算したら接種するのが正解なのだと思いますが、どんなに低い確率でもその「一人」に当たってしまう可能性はゼロではないので、一人一人の人生と向き合う者にとっては非常に悩ましいところです。
55歳は本当に衝撃ですよね・・・ワクチンだけでなく色々反対している人達は、そういう事態が自分のところにも起きる可能性を想定したうえで行動して欲しいです。
華道をなさっていたのですか! ↓姉のペンギン花器。ふふ。
twitter.com/jakartahanachan/status/1402841597675413504
そうですね。国全体の子ども達で確率を計算したら接種するのが正解なのだと思いますが、どんなに低い確率でもその「一人」に当たってしまう可能性はゼロではないので、一人一人の人生と向き合う者にとっては非常に悩ましいところです。
55歳は本当に衝撃ですよね・・・ワクチンだけでなく色々反対している人達は、そういう事態が自分のところにも起きる可能性を想定したうえで行動して欲しいです。
華道をなさっていたのですか! ↓姉のペンギン花器。ふふ。
twitter.com/jakartahanachan/status/1402841597675413504
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germanmed at 2021-08-10 15:26
> ひかりさん、こんにちは。
はーい、一休み、一休み!
はーい、一休み、一休み!
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germanmed at 2021-08-10 15:33
> toshi-poohさん、こんにちは。
日本は最近、「重症者以外入院できない」と騒いでいますが、それが更に進んだら次に来るものを見据えている人がどれだけいるのでしょうね。
日本は今迄何とか持ち堪えて、大きな波が来るのがずっと遅かったので、他国が地獄の経験から得たノウハウを活かして上手に対応して欲しいなと思います。
日本は最近、「重症者以外入院できない」と騒いでいますが、それが更に進んだら次に来るものを見据えている人がどれだけいるのでしょうね。
日本は今迄何とか持ち堪えて、大きな波が来るのがずっと遅かったので、他国が地獄の経験から得たノウハウを活かして上手に対応して欲しいなと思います。
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germanmed at 2021-08-10 15:58
> BBpinevalleyさん、こんにちは。
いえいえ、全体の数字からだけ言ったら、そりゃ接種した方がいいに決まっています。今では接種数も接種後の期間も、随分大きなものになりましたから、私も最近は大分安堵してきました。
ただ、接種開始当時はまだそこまで大きな統計が出ていなかったのと、たとえもの凄く低い確率でも、ゼロでない限り、その「一人」に当たってしまう可能性を考えると、ね。もし自分の手でその一人を出してしまったら、しかも知っている人で、と思うと本当に怖いです。また、当時ドイツは医療崩壊にはまだ遠くて、近隣の崩壊した国から患者さんを受け入れていた位で、「どうしても接種しなくちゃ」という状況でもなかったので、更に決心が鈍ったというか。
数字から言えばアストラゼネカが特に悪い訳ではありません。そちらではどうか判りませんが、こちらでは最初の頃、アストラゼネカの血栓ばかりが騒がれ、同時期に他国でニュースになっていたファイザー/ビオンテックの心筋炎や脳出血は全く取り上げられず、かなり意図的なものを感じました。まあ、イギリスはEUから出たし、アストラゼネカだけが儲け無視の低価格なので、色々と煙たい存在だろうなと思います。
不安を引き起こすつもりは全くなかったのです。すみません。
いえいえ、全体の数字からだけ言ったら、そりゃ接種した方がいいに決まっています。今では接種数も接種後の期間も、随分大きなものになりましたから、私も最近は大分安堵してきました。
ただ、接種開始当時はまだそこまで大きな統計が出ていなかったのと、たとえもの凄く低い確率でも、ゼロでない限り、その「一人」に当たってしまう可能性を考えると、ね。もし自分の手でその一人を出してしまったら、しかも知っている人で、と思うと本当に怖いです。また、当時ドイツは医療崩壊にはまだ遠くて、近隣の崩壊した国から患者さんを受け入れていた位で、「どうしても接種しなくちゃ」という状況でもなかったので、更に決心が鈍ったというか。
数字から言えばアストラゼネカが特に悪い訳ではありません。そちらではどうか判りませんが、こちらでは最初の頃、アストラゼネカの血栓ばかりが騒がれ、同時期に他国でニュースになっていたファイザー/ビオンテックの心筋炎や脳出血は全く取り上げられず、かなり意図的なものを感じました。まあ、イギリスはEUから出たし、アストラゼネカだけが儲け無視の低価格なので、色々と煙たい存在だろうなと思います。
不安を引き起こすつもりは全くなかったのです。すみません。
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germanmed at 2021-08-10 16:33
> かよさん、こんにちは。
衝撃でしたか。このワクチンに限らず、私は全ての新薬に懐疑的ですし、薬の安易さにも「本当にこれが正しいのか?」という疑問を持ちつつやっています。新薬じゃなくても間に合うのなら、知り尽くされている古い薬の方を選ぶ。でも、懐疑的でいるのと、拒否するのとは、全く別なのですよね。そうやって懐疑的でいる事によって、ヒポクラテスの説くようなブレーキがかかっているというか。
本来のプロセスを飛ばしての早過ぎる認可は基本的にルール違反ですが、でもじゃあこのワクチンが普通のプロセスで出るまで数年間、世界は待てたかと言うと、数年後では意味がない。これでも間に合わなかった人が沢山いるのに。だからこれらのワクチンがまだ粗削りなのも、未知の部分が残されているのも、仕方のない事だと思います。
リンクのお知らせ、有難うございます!
16歳以下の子どもに打つのは、国全体の数字として見たら恐らく正解なのだろうから、ケースバイケースでやっていくべき事かなと考えています。ただ、健康な子ども達なら、敢えて私が打たなくても接種センターに打ちに行けるので、私がやるまでもないかな、というだけで、「子どもに打つの絶対反対!」という訳ではありません。
衝撃でしたか。このワクチンに限らず、私は全ての新薬に懐疑的ですし、薬の安易さにも「本当にこれが正しいのか?」という疑問を持ちつつやっています。新薬じゃなくても間に合うのなら、知り尽くされている古い薬の方を選ぶ。でも、懐疑的でいるのと、拒否するのとは、全く別なのですよね。そうやって懐疑的でいる事によって、ヒポクラテスの説くようなブレーキがかかっているというか。
本来のプロセスを飛ばしての早過ぎる認可は基本的にルール違反ですが、でもじゃあこのワクチンが普通のプロセスで出るまで数年間、世界は待てたかと言うと、数年後では意味がない。これでも間に合わなかった人が沢山いるのに。だからこれらのワクチンがまだ粗削りなのも、未知の部分が残されているのも、仕方のない事だと思います。
リンクのお知らせ、有難うございます!
16歳以下の子どもに打つのは、国全体の数字として見たら恐らく正解なのだろうから、ケースバイケースでやっていくべき事かなと考えています。ただ、健康な子ども達なら、敢えて私が打たなくても接種センターに打ちに行けるので、私がやるまでもないかな、というだけで、「子どもに打つの絶対反対!」という訳ではありません。
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燕
at 2021-08-10 20:27
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私が心から信頼している唯一のドクター(既に退職され、しかも動物のお医者様ですが)も
安心して使えるのは、昔からある薬と治療法とおっしゃってました
若いドクターは画期的な新薬をすぐに試したがり、患者さん(この場合は患者さんの飼い主)も、夢のような新薬に飛び付くけど、と
なので、他の方へのお返事を拝見して(すみません)、やはり私もくまさんの患者になりたいと改めて思いました
先述の獣医さんは、飼い主である私より深くうちの子を思って治療をしてくださった方で、
最初はいちいち食いさがったり反抗していた私も、それを思い知ってからは
万一先生の治療でうちの子が治らなかったり苦しむのなら、よそのどんな大病院でもそうなったのだと思えるようになりました
患者自身、ここが痛い、この薬にしたいと言えない場合、この信頼があるかないかは非常に大きな違いです
私に医療知識や経験があればいいですが、ど素人ですから
私のコメントへの過分なお言葉痛み入ります
私は優しいのではなく、自分に人間の子どもがいないから、かえって街中で知らない子ども達に目が行くのでしょう
会社には自分の子供といってよい年代の新卒がいますが、やはり無条件に可愛いらしく(笑)
人間嫌い、まして社会化されてない人間の子どもなんか近寄りたくない自分なのに不思議なもんです(子グマちゃんは可愛いですよ(笑)
会社での私は高齢グループに入れられるので、どうしてもそういう目で若者や子どもをみてしまいます
ただしその分、自分と同年代や上の世代には点が辛いです(笑)
ウレタンマスクのお年寄りでも見かけた日には!この●●ジジイ!$%ババア!と毒づいてますから(心の中でですが
安心して使えるのは、昔からある薬と治療法とおっしゃってました
若いドクターは画期的な新薬をすぐに試したがり、患者さん(この場合は患者さんの飼い主)も、夢のような新薬に飛び付くけど、と
なので、他の方へのお返事を拝見して(すみません)、やはり私もくまさんの患者になりたいと改めて思いました
先述の獣医さんは、飼い主である私より深くうちの子を思って治療をしてくださった方で、
最初はいちいち食いさがったり反抗していた私も、それを思い知ってからは
万一先生の治療でうちの子が治らなかったり苦しむのなら、よそのどんな大病院でもそうなったのだと思えるようになりました
患者自身、ここが痛い、この薬にしたいと言えない場合、この信頼があるかないかは非常に大きな違いです
私に医療知識や経験があればいいですが、ど素人ですから
私のコメントへの過分なお言葉痛み入ります
私は優しいのではなく、自分に人間の子どもがいないから、かえって街中で知らない子ども達に目が行くのでしょう
会社には自分の子供といってよい年代の新卒がいますが、やはり無条件に可愛いらしく(笑)
人間嫌い、まして社会化されてない人間の子どもなんか近寄りたくない自分なのに不思議なもんです(子グマちゃんは可愛いですよ(笑)
会社での私は高齢グループに入れられるので、どうしてもそういう目で若者や子どもをみてしまいます
ただしその分、自分と同年代や上の世代には点が辛いです(笑)
ウレタンマスクのお年寄りでも見かけた日には!この●●ジジイ!$%ババア!と毒づいてますから(心の中でですが
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at 2021-08-11 03:14
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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germanmed at 2021-08-11 05:29
> 燕さん、こんにちは。
新薬でよいものがどんどん出てきているのも事実で、私が学生時代に習ったガイドラインがもうガラリと変わって、予後も考えられない位よくなっている分野も沢山あります。
なので、懐疑的でありながらも毛嫌いはせずに、ちゃんと目を見開いていなくちゃなあと思います。
新薬でよいものがどんどん出てきているのも事実で、私が学生時代に習ったガイドラインがもうガラリと変わって、予後も考えられない位よくなっている分野も沢山あります。
なので、懐疑的でありながらも毛嫌いはせずに、ちゃんと目を見開いていなくちゃなあと思います。
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germanmed at 2021-08-11 05:42
> 鍵コメDさん、こんにちは。
いつもいつも、有難うございます!周りにそういう事を言って甘やかしてくれる人は余りいないので、嬉しいです。立体的って、凄い褒め言葉ー。
私の辞書にも、適当とかいい加減とか、その辺の類似語いっぱいありますよ。仕事でそれを出せない分、プライベートはかなりお恥ずかしい状態になっています・・・。
いつもいつも、有難うございます!周りにそういう事を言って甘やかしてくれる人は余りいないので、嬉しいです。立体的って、凄い褒め言葉ー。
私の辞書にも、適当とかいい加減とか、その辺の類似語いっぱいありますよ。仕事でそれを出せない分、プライベートはかなりお恥ずかしい状態になっています・・・。
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by
siroinu
at 2021-08-11 16:03
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くまさん、お久しぶりです。
本当にお疲れ様でした、どうかお身体大切になさってください。
私の周りの医療関係者は、今回は対応が分かれました。
推進派…早く極力多くの方に、と尽力される方。
慎重派は自分も打たないし自院では患者さんに打たない方や、自分は打たないけれど仕事と割り切って(というと冷たく聞こえますが、患者さんの希望を尊重して)打つ方等…。
慎重派の中にも、自分の身体で試みるような決意で自身接種し、患者さんにも打たれる方…。
欧州に居ない今、コロナ禍の欧州の空気を知らず、日本の田舎からデータだけをみています。専門的な見識をお持ちの先生にこんな安易な感想を言うと憤りを感じられるかもしれませんが、ワクチン先進国は感染爆発を起こしているようにみえなくもなく…ワクチンに関しては効果に関しても安全性に関しても私自身は未だ懐疑的です。
こればかりは年月が経ってみないと結論はでないのかもしれませんね。ただ、私がもしくま先生の患者の立場であるなら葛藤して善意で尽力してくださった事を忘れません。
お忙しい毎日、どうかどうかご自愛くださいね!
PS.ところで私も以前KENZOのお財布使ってました♪嬉しくなってつい一言。
本当にお疲れ様でした、どうかお身体大切になさってください。
私の周りの医療関係者は、今回は対応が分かれました。
推進派…早く極力多くの方に、と尽力される方。
慎重派は自分も打たないし自院では患者さんに打たない方や、自分は打たないけれど仕事と割り切って(というと冷たく聞こえますが、患者さんの希望を尊重して)打つ方等…。
慎重派の中にも、自分の身体で試みるような決意で自身接種し、患者さんにも打たれる方…。
欧州に居ない今、コロナ禍の欧州の空気を知らず、日本の田舎からデータだけをみています。専門的な見識をお持ちの先生にこんな安易な感想を言うと憤りを感じられるかもしれませんが、ワクチン先進国は感染爆発を起こしているようにみえなくもなく…ワクチンに関しては効果に関しても安全性に関しても私自身は未だ懐疑的です。
こればかりは年月が経ってみないと結論はでないのかもしれませんね。ただ、私がもしくま先生の患者の立場であるなら葛藤して善意で尽力してくださった事を忘れません。
お忙しい毎日、どうかどうかご自愛くださいね!
PS.ところで私も以前KENZOのお財布使ってました♪嬉しくなってつい一言。
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penguinophile at 2021-08-11 17:47
おぉ!コガタペンギンの花器だ!ちんまり感がかわいーい!
写実的なので子供っぽくなくて、素敵ですね。
アンスリウムは帽子というよりむしろ翼かプロペラに見えます。
ハンググライダーかタケコプターみたいに空を飛べちゃう奴。
このお花器、私だったらどんなお花を活けたいかなぁ。
華道のお稽古は楽しかったですが、私はセンスが無さ過ぎてダメダメでした。
師範の看板が立派なので、しまい込んでおくのはもったいなく、新居の玄関に飾ってます。
写実的なので子供っぽくなくて、素敵ですね。
アンスリウムは帽子というよりむしろ翼かプロペラに見えます。
ハンググライダーかタケコプターみたいに空を飛べちゃう奴。
このお花器、私だったらどんなお花を活けたいかなぁ。
華道のお稽古は楽しかったですが、私はセンスが無さ過ぎてダメダメでした。
師範の看板が立派なので、しまい込んでおくのはもったいなく、新居の玄関に飾ってます。
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germanmed at 2021-08-11 22:19
> siroinuさん、こんにちは。
先日イギリスの先生と話したら、「感染者数は増えているけれど、ICU入院患者は増えていない」との事で、ワクチン前とは全然違う状況みたいです。
ワクチン反対していられるのは、とても平和で有難い状況だと思いますよ。
先日イギリスの先生と話したら、「感染者数は増えているけれど、ICU入院患者は増えていない」との事で、ワクチン前とは全然違う状況みたいです。
ワクチン反対していられるのは、とても平和で有難い状況だと思いますよ。
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germanmed at 2021-08-11 22:25
> penguinophileさん、こんにちは。
ひえー、師範!!凄ーい!!
ドラえもんみたいに飛べたら、キョトキョトびっくりですね。目に浮かんで笑ってしまいました。
ひえー、師範!!凄ーい!!
ドラえもんみたいに飛べたら、キョトキョトびっくりですね。目に浮かんで笑ってしまいました。
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penguinophile at 2021-08-12 03:55
あぁそうか、確かに「師範」って何だか凄そうに聞こえますよね。でも実は、既定数のレッスンを受けてスタンプを集め、協会に上納金(という表現ではさすがにないでしょうが)を納めると、自動的に級が上がり続けて、師範に到達するのです。という訳で、相応の時間とお金さえかければ、実力の有無とは無関係に、師範免状を頂けるというシステムなのです。もっと上級の師範だとまた違うのかもしれませんが、別に謙遜でも何でもなく、下級師範の資格自体は全然凄くありません。
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あつんこ
at 2021-08-12 08:00
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本日我が息子に、かの有名な健康首相からワクチンの招待状が届きました。全ての市民にワクチンを提供する準備が出来ていますというのを読んで、私たち夫婦にはこんな手紙来なかったよねと苦笑いしていました。
コロナが流行りだしてもう随分経ちますが、ワクチン接種が始まったのも何もかも、本当につい最近の話なのに、自分たちはもうすでに接種が終わっているという、なんというか、贅沢と言っていいのかわるいのか、
そんな状況ですね。私は強い抗体があると思うのですが、それでもなんとなく、いつでも感染してしまいそうな、不安にいつも包まれています。これ以降も今まで通り気をつけようと思います。また寒い冬がやってきますが、
去年とはいろんな意味で違う冬になりそうですね。
コロナが流行りだしてもう随分経ちますが、ワクチン接種が始まったのも何もかも、本当につい最近の話なのに、自分たちはもうすでに接種が終わっているという、なんというか、贅沢と言っていいのかわるいのか、
そんな状況ですね。私は強い抗体があると思うのですが、それでもなんとなく、いつでも感染してしまいそうな、不安にいつも包まれています。これ以降も今まで通り気をつけようと思います。また寒い冬がやってきますが、
去年とはいろんな意味で違う冬になりそうですね。
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siroinu
at 2021-08-12 09:48
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日本は一本定まらない感じで翻弄されることも多いですが、反面本当に仰る通りまだまだ有難い状況だと思います。
イギリスはワクチン前と状況が違い改善しているとの事、本当に良かったです。収束に向けて有効な手段となるなら本当に何よりです。
イギリスはワクチン前と状況が違い改善しているとの事、本当に良かったです。収束に向けて有効な手段となるなら本当に何よりです。
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germanmed at 2021-08-12 19:22
> penguinophileさん、こんにちは。
はい、めっちゃ凄そう。
そういうシステムなのですね。面白ーい。
はい、めっちゃ凄そう。
そういうシステムなのですね。面白ーい。
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germanmed at 2021-08-12 19:37
> あつんこさん、こんにちは。
そうですね、気を付けるに越した事はないです!
こちらは今、大分規制が緩和されているのですが、子ども達がいるので出掛けるのに躊躇しています。子どもってあちこち触るし、気を付けるにも限界があって、仕方ないですね。
そうですね、気を付けるに越した事はないです!
こちらは今、大分規制が緩和されているのですが、子ども達がいるので出掛けるのに躊躇しています。子どもってあちこち触るし、気を付けるにも限界があって、仕方ないですね。
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germanmed at 2021-08-12 19:39
> siroinuさん、こんにちは。
そうですね。数字も大事ですが、数字だけでは判らない部分もあって。
世界的にこのまま落ち着いていくといいのですが、まあもう暫くは無理だろうなー・・・。
そうですね。数字も大事ですが、数字だけでは判らない部分もあって。
世界的にこのまま落ち着いていくといいのですが、まあもう暫くは無理だろうなー・・・。
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ブチャ猫
at 2021-08-13 20:54
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くまさん、こんばんは。関東は突然涼しくなり、ベストを着ています。
長い間、お疲れ様でした。
ワクチンの2回目終了の2日目から鍼と理学療法で治療している痛みが全て出て、苦しかつたです。
それも9日間もでした。もうやらないと決心しました。
今年度末には治療薬が発売されるかもしれませんから。
50年以上前、母が勤務していた病院で「新薬を飲んでみて」と渡されて飲んだら即、嘔吐しました。
アレは治験が無かった頃だったからなのかなぁ〜と思い「新薬怖い人」になってしまいました。
私のホームドクターは薬を最小限しか出さない方なので助かっています。
くまさんのように鍼の資格があれば、もっと嬉しいのですが。
長い間、お疲れ様でした。
ワクチンの2回目終了の2日目から鍼と理学療法で治療している痛みが全て出て、苦しかつたです。
それも9日間もでした。もうやらないと決心しました。
今年度末には治療薬が発売されるかもしれませんから。
50年以上前、母が勤務していた病院で「新薬を飲んでみて」と渡されて飲んだら即、嘔吐しました。
アレは治験が無かった頃だったからなのかなぁ〜と思い「新薬怖い人」になってしまいました。
私のホームドクターは薬を最小限しか出さない方なので助かっています。
くまさんのように鍼の資格があれば、もっと嬉しいのですが。
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germanmed at 2021-08-14 02:33
> ブチャ猫さん、こんにちは。
こちらはずっと肌寒かったのが、急に暑くなってきました。
ワクチンの副反応、大変でしたね。うちの夫もかなり酷く出ていましたが、「本当のコロナにかかったら、こんなもんでは済まないよね」と言ったら、気の持ちようで、我慢できたみたいです。
まずは、治療薬が出来るまで、持ち堪えなければ。もう暫くの辛抱でしょうかね。
こちらはずっと肌寒かったのが、急に暑くなってきました。
ワクチンの副反応、大変でしたね。うちの夫もかなり酷く出ていましたが、「本当のコロナにかかったら、こんなもんでは済まないよね」と言ったら、気の持ちようで、我慢できたみたいです。
まずは、治療薬が出来るまで、持ち堪えなければ。もう暫くの辛抱でしょうかね。
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heibay at 2021-10-11 16:23
昔から中国と付き合いがある東アジアと他の地域では、コロナの感染率に大きな違いがあるのでは? 私も米国のように12%が感染するならワクチンも考えるが、日本最大の感染地域の大阪で2%、 数年後のワクチン後遺症が大きいような確率。
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germanmed at 2021-10-12 20:24
> heibayさん、こんにちは。
中国製ワクチンは効果に大分差があるようですね。
中国製ワクチンは効果に大分差があるようですね。