2021年 02月 03日
ぬりかべ始めました |

住居部分の内装は夫に任せていたのだけれど、
引っ越しが迫ってきたので、私も壁塗りに介入する事にした。
何しろ、壁を終わらせて足場をどけない事には、床が入らない!
ドイツで一般的なのは、下地の壁紙を貼って、その上にローラーで塗料を塗る。
塗料だけだとのっぺりしてしまうので、下地の壁紙でボコボコ感を出すのだ。
(私にはよく解らない感覚だけれど、のっぺり壁は嫌われる。)
でも、壁紙貼りも塗料塗りも、私が余りやりたいと思えない作業。
それが、今回夫が選んだのは、塗る壁紙。
綿と絹が主体のふわふわのを水でふやかして、左官ごてで塗っていく。
自然素材なので手についても平気だし、
なんか、お料理で生地を延ばすみたいな感じで、面白そう!

繊維がぽしゃぽしゃと顔を出しているのが判るかしら。

下地を塗った壁の上に、ぺちゃぺちゃとくっつけて、こてで延ばしていく。
日本の塗壁からヒントを得たらしいのだけれど、大分違うよね。
均一に延ばすのが難しくて、はまるよ!
最初はクリーム色っぽいけれど、乾燥すると白くなって、
繊維によって縮み具合が違って、表面が少しボコボコになる。
断熱性、吸湿性、吸音性などに富み、
傷を付けてしまったら、また水をつけてふやかせば簡単に修理できるし、
何より自然素材だから、気持ちいい。

わざと「面白そう!やりたい!」と騒ぎ立ててゲットして、
廊下とか、暖炉の後ろとか、子ども部屋とか、
夫の目が行きにくい壁を選んで、終業後はせっせとぬりかべ。
だって、私が手を出さなければ、きっと終わらない。
「君には難しい」やと?器用貧乏、なめんな!

こぐま達まで挑戦させて貰っているー。
それまでは「ふーん」という感じだったのに、
自分でやってみて初めて、「パパ、ママ、上手!」と感心してくれた。
普通の壁塗りはこんな感じで、私はこれには全然食指を動かされない。
by germanmed
| 2021-02-03 20:24
| ドイツで家づくり
|
Comments(4)

へええ、そんな素材のものがあるのですね~
漆喰だと、乾燥すると縮んでどうしても隙間
が開いてしまうけれど、これは大丈夫そうな?
室内の塗料の素材ってきっと体にも影響がある
だろうから、自然素材だと絶対良いと思います
くまさんも、あと一息ですね。疲れすぎずに
頑張って~
漆喰だと、乾燥すると縮んでどうしても隙間
が開いてしまうけれど、これは大丈夫そうな?
室内の塗料の素材ってきっと体にも影響がある
だろうから、自然素材だと絶対良いと思います
くまさんも、あと一息ですね。疲れすぎずに
頑張って~
> ひかりさん、こんにちは。
これもごく僅かに縮みますが、縁をちょっと気を付けてたっぷり塗れば大丈夫な程度。
頑張りまーす♪
これもごく僅かに縮みますが、縁をちょっと気を付けてたっぷり塗れば大丈夫な程度。
頑張りまーす♪
良いなぁ、楽しそう、羨ましい。
天井も高く、窓から見える景色も素敵ですね!
私も自分で色々出来る家が欲しい。
天井も高く、窓から見える景色も素敵ですね!
私も自分で色々出来る家が欲しい。
> toshi-pooh1さん、こんにちは。
最初提案されたプランは、天井を閉めて屋根裏収納にする事だったのだけれど、この絶景なのに勿体ない!と、吹き抜けにしてもらったの。
でもね、窓拭きしようとすると、足がガクガクする位の高さです。
最初提案されたプランは、天井を閉めて屋根裏収納にする事だったのだけれど、この絶景なのに勿体ない!と、吹き抜けにしてもらったの。
でもね、窓拭きしようとすると、足がガクガクする位の高さです。