ここが正念場

もうすぐ新居に引越しの予定で、

何しろ今のアパートの契約が２月末迄なので、もう待ったなし！

他にも、朝早起きして雪かきしたり、医院の掃除をしたり、

夜なべでご飯を作り置きしたり、ネットで色々と注文したり、

メールや支払いを片付けたり。

のんびりする暇が全くないのだけれど、

引越しまでは、それはもう仕方がないと思うしかない。

幸い義妹夫婦が週に何度も手伝いに来てくれて、

私は義妹（＋１歳児）と一緒に今のアパートの片付け、

男性チームは、新居の壁塗りに、精を出している。

（なので、ロックダウン中も計算上はセーフ。）

こんな無法地帯の埃まみれの物を一緒に片付けてくれるなんて、

そして赤ちゃんまで付き合わせてしまって、

本当に、申し訳ないやら、有難いやら。

「今日はもういいよー」と思っていても、

「１、２箱でもいいから、やろうよ」と背中を押してくれるし、

来ない日も、「あれ注文した？」「どこまで進んだ？」「明日行くからね！」

などと、毎日プレッシャーをかけてくれるので、じりじり進んでいく。

彼らがいなかったら、

またギリギリになって徹夜で引越しするパターンになっていたと思う。

この無法地帯は、ポルトスが私の不在時に成し遂げたもので、

当時の残骸も色々出てきて、腹が立つやら、フラッシュバックに襲われるやらで、

私一人では、全く手を付けられなかったのだ。

でも、義妹と一緒だと、

「ちょっと、これ、見てよ！こんなんだったんだよ！」

「うわー、ひどいね！」

と、一緒に憤慨しつつ、笑い飛ばせる感じで、それが何より有難い。

「そんな状態だと知らず、くまちゃんを一人にしていて、本当に悪かった」

「もう決して一人にはさせないから」

「くまちゃんが離婚を決めても、誰も文句は言えないわ。お兄ちゃんの幸せ者！」

と、何度も何度も言ってくれて、それだけでも救われている感じ。

この汚部屋を片付けるという事は、あの過去と向き合うという事で、

色々と改めて思い出して辛くなったりもするけれど、

少しずつ、片付いたところに光が差し込んで風通しがよくなっていく様は、

或る意味、カタルシスだと感じる。

（本当はポルトスに向き合って欲しいんだけれど、今はまだ無理だろうな。）

片付け出してから、悪夢を見たりもするけれど、それも必要な過程なのだろうし、

今迄は夢を見る暇もなかったのだから、余裕が出てきたという事かな。

人生の再スタートのために、ガンバロウ。

先日の大雪の時の、アパートの庭。