凄いぞ、テーピング

金曜日の朝、親指の付け根の関節が突然痛くなり、

そのまま１日仕事をしたら、更にひどくなってしまった。

恐らく２、３日休めれば収まるだろうに、

そのためにサポーターを買いに走るのも億劫だし、

そもそもサポーターって分厚くてすぐ汚れて好きじゃない。

そうだ！こんな時こそ、以前習ったキネシオテーピング。

キネシオテープの色分け理論などには全然同意できないのだけれど、

伸縮性に優れたその材質や、テープの貼り方は素晴らしいと思う。

（材質はメーカーによって雲泥の差があるので、

スーパーなどで売り出されている安物は全然ダメ。

因みに普通のテーピングは、ギプスの代わりにもできる位ガッチリ）

片手、しかも利き手じゃない方でするのは難しかったけれど、何とか。

いやー、素晴らしい。貼った途端にすーっと楽になった。

テーピングは公的健康保険治療の中には含まれていないので、

身内のもしもの時のために勉強しただけだったのだけれど、

こんなに楽になるのだったら、自己負担治療として提供してもいいかも。

家庭医って、整形外科関連を診る事が凄く多いのだ。

内科だけじゃなくて、整形外科もしっかりやっておいて、よかった！

と、家庭医になってから、しみじみ思う。

（貴族の出でSなボスだったけれど、整形外科医としては凄腕で、

私の事は気に入って、ビシビシしごいてくれたからなあ。）

丁度週末だったので、金曜の晩からこうして休める事ができて、よかった。

仕事中は、手を洗ったり消毒したりするから、何もつけられないのだ。

それにしても、親指がちゃんと使えないと、不便な事と言ったら。

普段、こんなにお世話になっているのかー。