2018年 03月 12日
こぐま、柔道始めました |
こぐまを柔道教室に通わせ始めました。

元々夫が空手や柔道を少しやっていて、いつかは子ども達もと思っていました。
それが、慌てて始めさせる事になったのには訳があるのです。
こぐまが小学校に行き始め、1、2年合同クラスの中で、
特別プログラムになり、教材も幾つかスキップさせてもらって、
2年生と一緒に課題をしたりしていたら、やっぱり妬みが・・・
しかも、他の同級生はほぼ全員幼稚園からずっと一緒できて、こぐまだけ他所者。
担任の女先生は事なかれ主義で、女の子の上手な告げ口を断然信用し、
男の子が訴えに行っても余り耳を傾けてくれない。
(幼稚な男の子を鼻で笑って野蛮人扱いしていた、自分の少女時代が蘇る・・・)
「こぐまくんは、知能は3年生並みですが、言動は3歳児ですね」
などと言われてしまう始末。むっかーっ!
男の子達からは、小突かれたり殴られたり抓られたりし始め、
心配していたら、そのうちに青痣を作って帰って来るようになり、
家では荒れて妹こぐまに当たるようになり、これはまずい・・・!
担任の先生に手紙を書いたりはしても、それは別次元の事で、
結局のところは、子どもの世界の中でこぐまが自分でやっていけるようになるしかない。
そんな時に地元紙で子どもの柔道教室の初心者コースの案内を見つけ、
すぐに切り抜いて、問い合わせました。
私はもともと柔道というと井上靖の「北の海」のむさーいイメージで、
そんなに好きではないのですが、
ドイツで小さな子どものコースがある位ポピュラーなのは柔道だし、
この際、選り好みしている場合じゃない。
夫は「今はバタバタしているから半年後からにしよう」などと、
いつもの如く石像のような腰の重さで渋りまくっていたのですが、
最後は私が「兎に角一回だけでも連れて行ってやって!」と押し切りました。
母の一念、石をも動かす。
戦えるようにならなくていいけれど、
体の感覚や怖がらない自信を身につけて欲しい。
腕をつかまれても、怯えて石にならず、せめて腕を払いのける事ができれば。
やっていい事といけない事があるとか、卑怯な事はいけないとか、
やり返すとしても相手に怪我はさせないとか、そういうのも大事。
あと、相手と組み合って体を動かす事は、いいストレス発散になるかな、と。
しかも、この子どもの教室は、付き添いの親も練習に参加できるので、
夫もトレーニングを再開できる。
妹こぐまはまだ小さ過ぎて見学なのがちょっと可哀想だけど、
家では夫の道着を借りて、いっちょまえに練習相手しています。
(バスローブみたいだけどね。ふふ。)
それで行き始めたら、こぐまも夫も「楽しい!」と、目を輝かせて大喜び。
また、小さな子どもには「組み合う」という事は大事だなと気付かされました。
トレーナーの話しでは、最近の子どもは外遊びも取っ組み合いも少なくて、
昔の子どもよりもずっと体が不器用になってきているそうです。
最近よくニュースになる、キレる人間は、
すぐに武器を手にして、距離を保っているから、あっさり殺してしまう。
自分と相手の体温や痛みを感じる、生身のやり取りって大事だと思う。
こぐまは元々、鼻炎のせいで歯ぎしりがあって、
それが最近本当に酷くなっていたのですが、
柔道を始めたらぴたりと止まったのには、びっくり。
鼻炎のせいだけじゃなかったんだ。そこまでストレスだったのか。
もっと早くに気付いてやれなくて、悪かったなー。
私はこういう昔の美しい柔道は好き。




面白いんだけどね。「我が子が」と思うと・・・イヤーッ!
■欧州日本人医師会の電話健康相談(無料)■
(火)22時~23時/ (水・木)21時~22時 (ドイツ時間)
+49 9951-9493-399
↓詳細はこちら。
http://www.eu-jp-doctors.org/page2/

それが、慌てて始めさせる事になったのには訳があるのです。
こぐまが小学校に行き始め、1、2年合同クラスの中で、
特別プログラムになり、教材も幾つかスキップさせてもらって、
2年生と一緒に課題をしたりしていたら、やっぱり妬みが・・・
しかも、他の同級生はほぼ全員幼稚園からずっと一緒できて、こぐまだけ他所者。
担任の女先生は事なかれ主義で、女の子の上手な告げ口を断然信用し、
男の子が訴えに行っても余り耳を傾けてくれない。
(幼稚な男の子を鼻で笑って野蛮人扱いしていた、自分の少女時代が蘇る・・・)
「こぐまくんは、知能は3年生並みですが、言動は3歳児ですね」
などと言われてしまう始末。むっかーっ!
男の子達からは、小突かれたり殴られたり抓られたりし始め、
心配していたら、そのうちに青痣を作って帰って来るようになり、
家では荒れて妹こぐまに当たるようになり、これはまずい・・・!
担任の先生に手紙を書いたりはしても、それは別次元の事で、
結局のところは、子どもの世界の中でこぐまが自分でやっていけるようになるしかない。
そんな時に地元紙で子どもの柔道教室の初心者コースの案内を見つけ、
すぐに切り抜いて、問い合わせました。
私はもともと柔道というと井上靖の「北の海」のむさーいイメージで、
そんなに好きではないのですが、
ドイツで小さな子どものコースがある位ポピュラーなのは柔道だし、
この際、選り好みしている場合じゃない。
夫は「今はバタバタしているから半年後からにしよう」などと、
いつもの如く石像のような腰の重さで渋りまくっていたのですが、
最後は私が「兎に角一回だけでも連れて行ってやって!」と押し切りました。
母の一念、石をも動かす。
戦えるようにならなくていいけれど、
体の感覚や怖がらない自信を身につけて欲しい。
腕をつかまれても、怯えて石にならず、せめて腕を払いのける事ができれば。
やっていい事といけない事があるとか、卑怯な事はいけないとか、
やり返すとしても相手に怪我はさせないとか、そういうのも大事。
あと、相手と組み合って体を動かす事は、いいストレス発散になるかな、と。
しかも、この子どもの教室は、付き添いの親も練習に参加できるので、
夫もトレーニングを再開できる。
妹こぐまはまだ小さ過ぎて見学なのがちょっと可哀想だけど、
家では夫の道着を借りて、いっちょまえに練習相手しています。
(バスローブみたいだけどね。ふふ。)
それで行き始めたら、こぐまも夫も「楽しい!」と、目を輝かせて大喜び。
また、小さな子どもには「組み合う」という事は大事だなと気付かされました。
トレーナーの話しでは、最近の子どもは外遊びも取っ組み合いも少なくて、
昔の子どもよりもずっと体が不器用になってきているそうです。
最近よくニュースになる、キレる人間は、
すぐに武器を手にして、距離を保っているから、あっさり殺してしまう。
自分と相手の体温や痛みを感じる、生身のやり取りって大事だと思う。
こぐまは元々、鼻炎のせいで歯ぎしりがあって、
それが最近本当に酷くなっていたのですが、
柔道を始めたらぴたりと止まったのには、びっくり。
鼻炎のせいだけじゃなかったんだ。そこまでストレスだったのか。
もっと早くに気付いてやれなくて、悪かったなー。
私はこういう昔の美しい柔道は好き。
面白いんだけどね。「我が子が」と思うと・・・イヤーッ!
■欧州日本人医師会の電話健康相談(無料)■
(火)22時~23時/ (水・木)21時~22時 (ドイツ時間)
+49 9951-9493-399
↓詳細はこちら。
http://www.eu-jp-doctors.org/page2/
by germanmed
| 2018-03-12 04:54
| 初等教育
|
Comments(18)
うちの孫は3年前から合気道を習っています。
その前に柔道の見学に行って。投げられるのが嫌だと行かなかったのに。。
この合気道は合ったのか。休みもせずに毎週1回。
見学に行くと。
象の歩き方やら狐の歩き方を子供達全員がさせられて。。
見てる方も楽しかった。
始める前に。「お願いします」と全員が座って日本語で言うのですが。。それが日本語には聞こえないのがまた可笑しい。
こぐまちゃんの柔軟度にもいいですねえ。
その前に柔道の見学に行って。投げられるのが嫌だと行かなかったのに。。
この合気道は合ったのか。休みもせずに毎週1回。
見学に行くと。
象の歩き方やら狐の歩き方を子供達全員がさせられて。。
見てる方も楽しかった。
始める前に。「お願いします」と全員が座って日本語で言うのですが。。それが日本語には聞こえないのがまた可笑しい。
こぐまちゃんの柔軟度にもいいですねえ。

こぐまくんの柔道着姿がかっこいいですね。
妹こぐまちゃん、着物のようになって可愛いなぁ。
担任の女性の先生、ひどいこと言いますね。
そんなこと言われると腹が立ちますね!それでも先生かぁ!
でも、こぐまくん、柔道の練習が楽しいと言うなら良かったですね!
ストレスも解消できそうですね!
妹こぐまちゃん、着物のようになって可愛いなぁ。
担任の女性の先生、ひどいこと言いますね。
そんなこと言われると腹が立ちますね!それでも先生かぁ!
でも、こぐまくん、柔道の練習が楽しいと言うなら良かったですね!
ストレスも解消できそうですね!

ああ、親としては、本当に心苦しく、心配ですね…
でも、乗り越えるのは本人だものね。親として
出来ることは、強い心と体がつくれるように
サポートしていくだけですね。
楽しんでいてよかった!そこで自信が付けば、
きっと変わると思います。
いい勉強だと思うしかないよね…!
でも、乗り越えるのは本人だものね。親として
出来ることは、強い心と体がつくれるように
サポートしていくだけですね。
楽しんでいてよかった!そこで自信が付けば、
きっと変わると思います。
いい勉強だと思うしかないよね…!
うちの子供たちは空手を習っていました。2人の兄がやっているのを見て、娘は2歳から始めました。空手歴28年。 ストレス発散にもなっているようです笑。今は4歳の孫も一緒に親子でやっています。
そのうち妹こぐまちゃんも加わって、親子、兄妹で柔道を楽しめそうですねー。
そのうち妹こぐまちゃんも加わって、親子、兄妹で柔道を楽しめそうですねー。
★fuskさん、こんにちは。
おおー、それは楽しそう!
これ位小さな子どもだと、その子に合ったいいグループさえ見つかれば何でもいいのかな、という気がします。
おおー、それは楽しそう!
これ位小さな子どもだと、その子に合ったいいグループさえ見つかれば何でもいいのかな、という気がします。
★mさん、こんにちは。
はい、腹立つー!
でも、私の小学校時代の担任の先生達も酷かったです。たった一人を除いて。
なので、学校に解決してもらおうとか、全く期待していません。
はい、腹立つー!
でも、私の小学校時代の担任の先生達も酷かったです。たった一人を除いて。
なので、学校に解決してもらおうとか、全く期待していません。
★ひかりさん、こんにちは。
横で見てるとよろよろダンスしてるみたいなんだけど、多分本人は既にヒーロー並みに強くなったつもり?わはは。
で、その根拠なき強気でも伝わるのか、途端に青痣作って帰って来なくなりましたー。
横で見てるとよろよろダンスしてるみたいなんだけど、多分本人は既にヒーロー並みに強くなったつもり?わはは。
で、その根拠なき強気でも伝わるのか、途端に青痣作って帰って来なくなりましたー。
★nono_raさん、こんにちは。
夫は空手が一番好きなので、本当は空手をやらせたかったのですが、小さな子どものコースが見つからなくて。何年かやって大きくなったら、空手コースに移ればいいや、と話しています。
夫は空手が一番好きなので、本当は空手をやらせたかったのですが、小さな子どものコースが見つからなくて。何年かやって大きくなったら、空手コースに移ればいいや、と話しています。
こんにちは。こぐまちゃん、柔道という楽しみを見つけることができて良かったですね。お父さんと一緒に!というのも一段と嬉しいのかな。くまさんのお辛い気持ち、お察しします。行った先生本人はもう覚えてさえもいないかもしれないけれど、傷つきますね、そんなこと言われたら。子どもの社会って、大人の社会の縮図みたいなものなのかと思います。普段から親や先生がどんな風に周りの人たちに接しているかを感じながら、子供達はクラスメイトや友達と接しているんだと思います。日本への旅はもう直ぐですね。楽しい旅になりますよう心から願っています。

ちらっと のぞきにきたら
すごく 可愛い二人の写真~!
乗り越えなくてはいけないこと でしょうが
お兄ちゃん頭がいいんだー すばらしい!
親にとって見守るって 大変なことですが
ガンバレー お兄ちゃん!
( 文章がバラバラして すみません )
すごく 可愛い二人の写真~!
乗り越えなくてはいけないこと でしょうが
お兄ちゃん頭がいいんだー すばらしい!
親にとって見守るって 大変なことですが
ガンバレー お兄ちゃん!
( 文章がバラバラして すみません )
★Sachieさん、こんにちは。
それがねー、私は全然傷つかなかったんです。腹が立っただけで。子どもは何を言われても本気にするので、こぐまは傷ついたでしょうね。
私が小学生の頃、家庭訪問に来た先生が開口一番、「くまさんはひねくれてますねー」と言ったのが忘れられません。当時は本気で傷つきましたが、今だったら「級友たちとうまくいかなくて仲間外れにされていたら、ひねくれるのも当たり前やろ!」と思います。
それがねー、私は全然傷つかなかったんです。腹が立っただけで。子どもは何を言われても本気にするので、こぐまは傷ついたでしょうね。
私が小学生の頃、家庭訪問に来た先生が開口一番、「くまさんはひねくれてますねー」と言ったのが忘れられません。当時は本気で傷つきましたが、今だったら「級友たちとうまくいかなくて仲間外れにされていたら、ひねくれるのも当たり前やろ!」と思います。
★かなぶんさん、こんにちは。
入学前にシステマチックに教育した訳じゃなくて、こぐまが知りたがる事・やりたがる事だけ教えていたので、こぐまは出来る事・出来ない事が凄く激しいです。計算できるのに、数字がきちんと書けなかったり・・・わはは。
お利口さん優等生の女の子の方が先生から好かれるのは、仕方ないでしょうねー。
入学前にシステマチックに教育した訳じゃなくて、こぐまが知りたがる事・やりたがる事だけ教えていたので、こぐまは出来る事・出来ない事が凄く激しいです。計算できるのに、数字がきちんと書けなかったり・・・わはは。
お利口さん優等生の女の子の方が先生から好かれるのは、仕方ないでしょうねー。

こぐまくんが、そんなつらい目にあっていたなんて。暴力も受けていた
なんて。こういうことドイツにもあるのですね。うちの子供も同じような
理由で同じような目にあったので、くまさんのお気持ちお察しします。
でもお父さんと柔道もならえるし、なにしろご両親が支えてくれるから
きっと大丈夫です。それにしても、こういう変な教師もどこにでもいるのですね。。 こぐまくん、きっと頭脳優秀だと思います。どんどん
伸ばしてあげたいですね!
なんて。こういうことドイツにもあるのですね。うちの子供も同じような
理由で同じような目にあったので、くまさんのお気持ちお察しします。
でもお父さんと柔道もならえるし、なにしろご両親が支えてくれるから
きっと大丈夫です。それにしても、こういう変な教師もどこにでもいるのですね。。 こぐまくん、きっと頭脳優秀だと思います。どんどん
伸ばしてあげたいですね!
辛い思いをしている自分のこどもを目にするお母さんの気持ち、それこそ辛いですよね。そこで怒鳴りこんでいく親が最近は増えているらしいですが、くまさんの選択はキッズ柔道! 素晴らしいです。こぐまくん、すでにサマになってる〜! 本当に、思いっきり体を動かして相手と触れ合い身を持って学べる環境って大切ですよね。キラキラした目をしているこぐまくんの顔が浮かびます♪
妹こぐまちゃんがこれまたかわゆい〜。Hug!
妹こぐまちゃんがこれまたかわゆい〜。Hug!

ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
> ピーチさん、こんにちは。
小学校低学年では暴力といっても大した事ないのですが、この学校の閉鎖社会はまだまだ続くのですし、生きていくうえで嫌な問題は避けられないものですから、上手く解決して乗り越えていって欲しいなあと思います。
小学校低学年では暴力といっても大した事ないのですが、この学校の閉鎖社会はまだまだ続くのですし、生きていくうえで嫌な問題は避けられないものですから、上手く解決して乗り越えていって欲しいなあと思います。
> papricagigiさん、こんにちは。
親と先生では、表面的にしか解決しないんですよねー。なので学校の先生に知らせる事はしましたが、最終的にはこぐまが自分で対応できるようになるしかないかな、と。手を出されやすいタイプのままでいると、どんどんエスカレートしますものね。
親と先生では、表面的にしか解決しないんですよねー。なので学校の先生に知らせる事はしましたが、最終的にはこぐまが自分で対応できるようになるしかないかな、と。手を出されやすいタイプのままでいると、どんどんエスカレートしますものね。
> 鍵コメSさん、はじめまして。
ご心配有難うございます!確かに!
うちの子達は、まだふにゃふにゃダンスレベルなのと、家では夫が横でつきっきりで指導しているので、もう暫くは心配いらないと思いますが、勢いがついてきたら確かに気を付けなければなりませんね。
そのトレーナーさん、素晴らしいと思います。
ご心配有難うございます!確かに!
うちの子達は、まだふにゃふにゃダンスレベルなのと、家では夫が横でつきっきりで指導しているので、もう暫くは心配いらないと思いますが、勢いがついてきたら確かに気を付けなければなりませんね。
そのトレーナーさん、素晴らしいと思います。