怒涛のごとく |
プラハに行く前々日の夜は初めての当直でした。
救急車を呼ぶまでもない急患が電話をしてくると、
当番医が往診して対応するのです。
仮眠から叩き起こされるのは慣れているけれど、
そこから車を運転して、真っ暗な中で民家の番地を探すというのは、
初めての経験で、かなり至難の業でした。
(カーナビがある時代で、よかった。)
当直の夜が明けたら、続けてお昼過ぎまで普通に勤務し、
帰宅して荷造り。
その時はまだ、指の炎症も治っていなくて。
そして翌日の早朝発で、
行き倒れになりそうになりながら、プラハへ。
週末いっぱい、スケジュールがぎっしり。
月曜の夜遅くにプラハから帰宅して、
1日休みで、また仕事。
更に子ども達が風邪気味で、
熱を出したり、中耳炎になったり、吐いたり。
今も洗濯機がまわっていて、吐いて汚れた物を片付けてくれています。
まあ、どこの家庭でもそんなものかなと思いますが、
ちょっとバタバタしています。
でも、これで峠は越えたかな。
(そう願う・・・)
■欧州日本人医師会の電話健康相談(無料)■
(月・水・木)21時~22時/(火)22時~23時 (ドイツ時間)
+49 9951-9493-399
↓詳細はこちら。
http://www.eu-jp-doctors.org/page2/
峠は必ず超えられる。。。

冬の夜の大変さも想像して読みました ご苦労さまです!

お子さん達も体調が悪かったのですね。かわいそうに。
大変なことは、そう長くは、続きませんよ。
峠を越えられて良かった!
あはは、言われてみれば確かに背水の陣だ。
後ろを振り返って見る余裕もなくて、水があるのに気付きませんでしたー。
そんな細部まで想像して下さって、有難うございます!
吹雪の夜は大変みたいです。あと、薬目当ての中毒患者に刃物で脅されたという話しも聞いた事がありますが、今は携帯電話があるので安全になってきたかな、と思います。
子どもの具合が悪いのが、一番つらいです。それでも仕事だけは優先しなければなりませんし。
それでも私は、夫が曲りなりにも子ども達の面倒をみられるので、余程恵まれているのだと思います。

倒れないようにお気をつけください!といっても、工夫すれば楽になるものではないのがまたなんとも。
子どもが生まれる前に、「赤ちゃんが生まれたら、眠れなくて連続当直みたいなもんだよ」と脅されて戦々恐々としていたら、先輩医師に「大丈夫!自分の赤ちゃんはたった一人だから。複数人が次々に具合が悪くなる当直とは違うよ」と言われて、「なるほどー!」と安心した事があります。
そうなんですよね。子育てって数限定・期間限定なので、大丈夫です!御心配ありがとうございます。