妊娠・闘病生活を快適に過ごすためのスグレモノ |
妊婦さんだけでなく、病気で弱っている人にも是非お知らせしたい、
今の私にとっては「三種の神器」と呼びたいくらい、
私を助けてくれている物たちを、ちょっとご紹介。
台所仕事というのは、立ち仕事であるが故のしんどさが随分大きい。
辰巳芳子さんのレシピで「絶えずかきまぜ続ける」というものなどでも、
バー用の高椅子を使って、座ってやれば楽々なのです。
これは折り畳みできるIKEAのものです。
台所の構造上、斜め座りしかできませんので、腰をいためないようにだけ気を付けて下さい。
「授乳クッション」と言うと、授乳の時に使うだけのものと思いがちですが、
その名前に惑わされず、妊婦さんや病人、健康な人にもこの良さを知って欲しいものです。
これのよいところは、自由に形を作れるところ。中にはビーズ状のポリエチレンが入っていて、中身を動かして太さを変えたり、折り曲げて2倍の高さにしたり、色々できます。
ベッドで寛いで本を読む時など、背もたれにどんなにクッションを使っても、腕がだるくなったり腰がしんどくなったりしませんか。この授乳クッションをU字型にした中に座って、腰の窪みに差し込んだり、腕の下にきゅきゅっと入れて肘掛けを作ったりすると、体に沿って支えてくれて本当に楽なのです。
私が愛用しているのは、Theralineの中くらいの値段のものです。一番安いものは、サイズが小さいので要注意。丸ごと洗濯機で60℃で洗えます。
使っているうちに中身はやや萎んでいきますが、ビーズだけでも売っているそうです。因みにこの写真の右は新品、左は1-2年使ったお下がりです。
通気性は余りよくないので、この上で眠る時にはタオルなどを間に挟まないと汗をかいて不快です。
妊婦や病人は、匂いにとても敏感になります。
私の場合、特に人工の香料が駄目で、普通なら「いい匂い~」となるものが、全てのたうちまわりたくなる位不快に感ずるのです。
特に最初のつわりの頃はまだ働いていたので、ありとあらゆる人がまとっている洗剤やシャンプー類の匂いに悩まされ、人と接するのが本当に苦痛でしたし、家で使うのはもう拷問のようなものでした。
(因みに日本では最近、「高残香」タイプの柔軟剤による体調不良が問題になっているようですね→どくとるくまニュース)
最近Ecoverから「ゼロ」という無香料のシリーズが発売されました。
使いさしの写真ですが、左から食器用洗剤、柔軟剤、洗濯用洗剤です。
これらに切り替えて、本当に本当に楽になりました。どうしてもっと早く出してくれなかったの?!と文句を言いたくなる位です。
ちょっと高いのですが、我が家では洗濯洗剤は指定されている分量よりもずっと少ししか使いませんし、食器も基本的には洗剤なしでアクリルたわしで洗うので、どれも結構長持ちします。
また、子どもが肌を掻き毟って困っているお母さんにも薦めてみたら、
この洗濯洗剤に切り替えてから、痒みが収まってきたそうです。
(この洗剤をほんの少量だけ使い、柔軟剤はなし、すすぎを長めに。)
手前に置いてあるのは、ステンレスの消臭せっけんです。
手についた食品や洗剤の匂いなどを消すのに、大活躍。
また、シャンプーや保湿ローションなどでは、
dmのalverdeのシリーズで、「Ultra Sensitiv」という無香料のものが出ました。
これも、もっと種類が増えるといいのですが。
特に良いなぁと思ったのが無香料の洗剤や柔軟剤ですね。
近頃の日本の柔軟剤は色んなフレーバーの香りが豊富過ぎるくらいあって、ちょっとうざんりしてました。
こういうの良いですね。探せば沢山ありそうだなぁ。
無香料の洗剤、ドイツではずーっと見つからなかったのです。普通の石けんならあるのですが、それはそれで独特の匂いがありますし。これを見つけた時には、躍り上がらんばかりの嬉しさでした。
普段無香料で暮らしている人間には、気持ち悪くなります。
あれは絶対残存物質が悪さをするだろうなあ、と思っていたら
やっぱりね…
エコヴェールはお高いけど、好きです。日本でも無香料、あるかな。
妊婦ではないけれど、最近嗅覚が鋭敏になってそれはそれで
良いような悪いような…です。
まったくね。人間でも訓練次第で犬なみの嗅覚を得られるそうですが、絶対にそんな訓練したくありません。
私は日本では柔軟剤は使った事がなかったのですが、軟水なのに必要なのかしらね。
柔軟剤、わたしは今も使っていませんよ。そのかわり洗濯物は全部アイロンをあてています。家族4人の1週間分の衣類となるとかなりの量になるので、時間も労力もかかってしまいますけれど。。。
バー用の高椅子、わたしも愛用していました!これがあったから出産直前まで台所仕事ができたと思っています。完全に座ってしまうのではなくお尻を半分あずけるだけでも、疲れ方がぐんと違いますよね。「妊婦さんには高椅子を」にわたしも1票!
ドイツも似たような感じです。ただ香水だけはフランスほどではないかも知れません。
柔軟剤は私も使わないのですが、夫はどうしても使いたがります。洗剤や石けんの使用量を減らす事をもう十年言い続けているのですが、なかなか・・・。
アイロンがけのお話し、梨の木さんの過去記事で読んで「ひえーっ、凄い!」と思っていました。私はアイロンがけが嫌いで(多分下手だから嫌いなんだと思います)、特に立体縫製のシャツなどかけているうちにキーッとなってしまいます。