前日のパン(Broetchen)をおいしく再生する方法 |
ドイツのパン屋さんで売っている小さなパン(Broetchen)。
日持ちをよくするものは何も添加されていないので、翌日にはパサパサぽそぽそになってしまいます。
特にBrezelは焼きたてが命で、だから日に何度も焼くのだそうです。
古くなったパンをオーヴンでもう一度焼いても、ガリガリになって余りおいしくありません。
昔、本館に書いた事なのですが、
そんな食べ残しの前日のパンをおいしく食べる方法があります。
まず、食べ残したパンは紙袋に入れ、半日以上経ったら更にビニール袋でちょっと覆って、家の中の涼しい場所に置いて保管しておきます。
(ドイツにはパン保存専用容器もありますが、私は持っていないので。
半日以内なら、紙袋に入れておいたものをそのまま食べますが、
それ以上置くと、紙袋だけだと乾燥し過ぎてカチカチになりますし、
最初からビニール袋だけだとちょっと湿気がこもり過ぎます。
冷蔵庫に入れるとまずくなります。)
パンの表面(皮の部分)にざっと水を掛けて濡らし、ぴゃっぴゃっと水を切り、
150℃のオーヴンで3-5分程度、さっと焼きます。
皮の部分は水をそんなに吸いませんから、流水で1-2秒、大胆に濡らしても大丈夫です。
焼き過ぎないよう、表面がまだやや湿っているうちにやめます。
(取り出して少し冷めるとパリッとなるので、早めにやめること。)
皮は薄いままパリッと、中はしっとりふんわり、
まるで焼きたてパンのように甦ります。
ふにゃふにゃになったBrezelでさえ甦りますので、是非お試し下さい。
今迄は少しの食べ残しのためにオーヴンを加熱するのを躊躇っていたのですが、
先日オーヴントースターを買ってからは、気軽にできるようになりました。
最近出会った、素晴らしくおいしい桃(写真右)。
アプリコット(左)より一回り大きい程度で、皮もつるんと剥け、
上手に歯を立てて食べると、種もきれいに外れます。
甘くて酸味もあって濃厚で、今迄に食べた桃の中で一番好きです。
これ1個くらいなら、糖尿病の私でも間食に食べられます。
桃太郎の桃みたいに、ほんの少し尖っていて、
こぐまは私が皮を剥く時、
「ももたろう、入っとーかなー」と言って凝視しています。
プレッツエルは焼きたてが命なんですね。食べた事が無いので知りませんでした。
私も固くなったバゲットを表面に水を吹きかけてオーブンで焼き直して食べる事があります。これ結構、よみがえりますよね。
これまた美味しそうな桃とアプリコットですね。
こぐまくん、桃太郎が入ってるか気になるんですね。可愛い!
私は家の庭のサクランボの木になったサクランボを食べてます。
うふふ、こんな小さな桃に入っているとしたら、親指姫か一寸法師か・・・というところですよね。庭のさくらんぼ、いいですね!