おーい でてこーい |
先日、ちょっと気になる記事を見掛けました。
→ヨモギ日記「大阪の瓦礫処理」
瓦礫受け入れからこんな事になっているとは、知りませんでした。
星新一の短編に、「おーい でてこーい」というものがあります。
昔一度読んだきりなのに、矢鱈と思い出されてなりません。
(確か「ボッコちゃん」に入っていた筈です。)
壊れても止められない程の強いエネルギー。
国土を汚染し続けると判りながら、自分達の手で処理できない程の廃棄物が出る。
制御しきれないものに手を出し、依存してきた私達人間の愚かさ。
じゃあ瓦礫をどうしたらいいのか。
瓦礫の受け入れ拒否は被災地を切り捨てる事、という思いも勿論強く、
誰も受け入れてくれないから汚物に半分埋もれて立っている牛達の姿も忘れられず。
でも、日本の各地で燃やして大気に出し、雨と共にそれをばらまくのは、
避難できる安全地帯をなくす事でもあり、それは危険過ぎないだろうか。
大人はまだいい。
でも、子どもは。
どんなにお金がかかっても、瓦礫を全て核廃棄物としてきちんと密封して処理するべきではないか。
それが、日本の未来を守る事になるのではないか。
そのためには日本国民全員が協力して血税からその費用を捻出する、それだけの意義があるのではないか。
(実際にかかる費用など全く判らないうえでの発言ですが、それによって得られるのは、お金では買えない貴重なものではないかと思います。)
原発事故の直後から、ドイツでは「メルトダウンしたもの」として報道されていました。
状況を分析して、それ以外にはないだろうと。
それをドイツの過剰報道だと怒り、在独ブロガーにぶつける日本人が沢山いました。
でも、「大丈夫」と言い続けた日本政府がメルトダウンを発表したのは、
「え?今頃何を言っているの?」という、確か2箇月も後のこと。
そして、一番最初に「放射線・放射性物質漏れ」が判明した時は、
「一時的に上がった放射線量」が問題になっており、
これは敷地外では大したものではありませんでした。
ただ、それを延々と何箇月も垂れ流しにし続けた結果、今では相当の量になってしまいました。
そして、今後それらが日本全土にばらまかれるとしたら。
「覆水盆に返らず」だけれど、
その犯してしまった失敗から、如何に学んで最善の結果を導き出すか、ではないだろうか。

兎追ひし彼の山
小鮒釣りし彼の川
夢は今も巡りて
忘れ難き故郷
如何にいます父母
恙無しや友がき
雨に風につけても
思ひ出づる故郷
志を果たして
いつの日にか帰らん
山は靑き故郷
水は淸き故郷
何度歌っても胸がキュンとなり目頭が熱くなる歌、「ふるさと」
どうか、山は青く、水は清く、あり続けて。

外国に住まれてるから余計に「ふるさと」を感じるのでしょうね。
私も以前、フランスに居たときの方が感じてましたね。
まんまるお月さんがキレイですね。
こんな風景が見れた日は、何か良い事がありそう!
もうずっと前からドイツ人たちは思っていましたし、
言葉にしていましたね、本気で。
チェルノブイリの怖さをしっかり子供のときに
教科書にまでして教育されている、、とも言われますが、
一時的な慰めはなんの助けにもならない、、
以来に目をむけるべきですね、、
瓦礫処理の問題は放射のが飛散することに目が行きがちですが(実際重要な問題ですが)、問題はお金のようですね。福島などの被災地では焼却施設を作りたいのに、瓦礫を外に出したいので視察さえしてもらえないようです。瓦礫処理は1トンあたり2万円が相場なのに、今回の瓦礫は1トンあたり20万円も払われるんです。瓦礫の量は阪神淡路と同程度。福島でも施設を作って処理するのは問題ない量です。阪神淡路のときはだれも瓦礫処理やりたいといわないのは安いからです。おまけに環境省が「瓦礫の受け入れを検討さえすれば、結果として受け入れなくても180億円をだす」って通達。どういうことでしょう。しかも神奈川県に至っては、検討さえしないのに160億円の補助です。その予算は税金をあげて算出すれば良いっていう考えです。放射線に目を奪われがちですが、そのシステムが狂ってます。って思います。
拙ブログの記事をトラックバック頂きありがとうございます。
もはや瓦礫は東京でもバンバン燃やしてますし、北九州でも9月から
燃やし続けています。大阪も2月から本格償却開始です。
それを受け入れた橋下市長率いる維新が大阪市で
多くの議席をとったので、中止は有り得ないでしょう。
くまさんのおっしゃる通りで間違いありませんが、
この背景には政治圧力が根深く関与しているので、がんじがらめです。
先日の衆院選で原発推進の自民が圧勝してから、電力株は
信じられないくらい右肩上がりです。
国民も目先の経済安定を優先したいのだと思います。
まだまだ日本は未熟な国だと思わざるを得ません。
子供が小さい友人家族が震災後すぐドイツへ行きました。
今後震度7クラスの地震が来たら、福島原発は持たず、
日本に住めなくなる可能性もあるそうです。
でもそう言った情報は自分で集めない限り、日本のマスコミは決して
流さないんですよ。これから病人がどんどん増えると予測しています。
誠に困ったことです。
海外在住の日本を愛する日本人を中心に、日本に住む日本人のために何かできることはないかと考えています。
特に留学中でいっぱいいっぱいだった時は、2番でうっとなり、3番でもう駄目ーという感じでした。
写真になると小さくなってしまうのですが、実際は「え?何?」と驚く程大きなお月さまでした。
そうですね。確かにドイツ人は被曝に関して非常に怖がりで、中には過剰な反応も見られましたが、でも日本は狭い国なのですから、用心に用心を重ねて処理していくべきだと思います。そして、狭い国だからこそ、国民全体が協力していかないと、被災地は救われませんよね。
なるほど、そういう事も裏にあるのですか。
それだけお金を出す用意があるのなら、焼却しない処理方法も可能な筈ですよね。溜め息が出てしまいます。
電力株、上がっているのですか・・・その神経が信じられない。
最近何度かドイツ人から、「日本は原発やめると思う?」と訊かれ、「やめないと思う」と答えざるを得ないのが、本当に苦い苦い気持ちでした。
いざとなったら逃げ出せるお金持ちはいい。逃げ出せない庶民が大多数なのに、政治を動かしているのはお金持ち。そして羊の群れみたいに、それにぞろぞろついて行って、あの選挙結果なのでしょうか。
本当にそうですね。
でもあの時、日本のニュースを見て危機感を覚えた海外在住者が「こちらではこう言っている」という情報を流すと、「不安を煽るな」と叩かれ・・・。うちもそうでしたが、ブロ友さん達のコメント欄も、かなり荒れていました。
知りたくない人、忘れた事にしてしまいたい人、いろいろなのでしょうね。

大変共感する記事です。
子どもの頃広島に住んだことがあるので、原子力がどれだけ怖いかずっと叩き込まれました。
それなのに、唯一原子爆弾の被害に遭った国が原発事故を起こし、
さらに国民がその原子力発電を続けるのを選んでしまったことに、
悲しくなりました。
残念ながら、日本は「弱者を切り捨てる」社会になってしまった様です。
電気代が高くなっても、税金が高くなっても安全を選んだドイツに住めてほっとしています。
私は「何が何でも原発絶対反対」という訳ではないのですが、本当にどうしてもの必要最低限にして欲しいですし、やるからには何が起きても自分達の手に負えるように国がきちんと管理するべきで、それが無理ならやっぱりやってはいけないのだと思います。
でも、そんなの、金の前には脆く崩れ去る事なのですよね・・・。
本当に、悲しい事ですよね。
ドイツも普通の電気会社だと、原子力発電による電気を隣国から買っていたりするので、私達は先日「原子力・火力なし」という電気会社に移りました。
これからも、どうぞよろしくお願いします。

ふーむ。なるほどね。
何だかこんな事態の時に、どろどろやってる場合じゃないだろう!と思うのですが、お金になれば何でもいい人達もいるんですよね・・・。

ドイツから研修生が来ているので、ドイツのことを色々と調べていくうちに、こちらのブログにやってきました。
2013年の記事にコメントを書くにも今更かなと思ったのですが、このブログを書いているあなたと、このブログにやってくる日本人が、戦後の日本のメディアの偏向報道や教育問題をどれだけ知ってくれているかなと気になったのでコメントを残します。
日本のメディアが事実を報道しない、または日本の政府が日本人のことを考えない左翼的思考があるのは、戦後のGHQの占領下で決定されて以降、ずっとそうです。
日本は先進国ですが、それはほぼ与えられたに等しいもので、それと引き換えに、国民に自虐的な思想を植え付けることを余儀なくされてきました。

事実を報道しない原因は敗戦後のメディアの規制をGHQが行い、保守報道機関を記者クラブから排除したことから始まります。
現在の大手メディアは、戦後の労働組合の結成により、保守層が排除されて、左翼に大改革を行われたことが発端です。
保守層は記者クラブに入れてもらえず、細々と報道をしています。
テレビと新聞でも大きく差がある様で、テレビのフジ・産経は韓国国営とグルになって朝鮮より二なってしまいましたが新聞の産経は保守路線を強調始めています。
朝日・読売は完全にダメで、今は毎日もすっかり左となっています。在日の記者も増えており、コネ入社でどんどん在日が入社する状況づくりを進めているようですね。
だから、テレビ報道を見てると、日本はダメだーとか、そういう調子になっているので、国民が不安しかなくて、愛国心を持てないようにすることを一つの目的ともしています。
嘘の歴史を事実のように報道するのもそのせいです。

私はグローバル企業で働いていますが、40代~60代のオジサンたちは、そういうことを良く知っています。
テレビ報道は左翼だ、アメリカもそうなんだぞという感じです。
だから、ちょっとでも日本のことを考える人を右翼だと言って叩きだします。
私は30代の女性ですが、そういうことは親から聞いて教わりました、日本の学校では教えない事です。
日本のメディアが叩いている場合、たいてい、保守層の当たり前の活動を許さない左翼系、もしくわ朝鮮系の思惑もあるので、メディアの報道は当てにならないことも。
脱原発のデモにハングル文字の看板も目立ちます。反日勢力が多く動いているからです。

報道ではもちろん「朝鮮人が関わっている部分」は報道されません。メディアにいる同胞がもみ消します。
実際、保守層の人が「左翼デモ」のレポートを上げてくれたりするので、それで発覚します。
左翼は大きな数字が好きなので、デモの人数も勿論、倍~10倍水増ししてることもあります。
だからと言って、原発が良いとは言いませんが、私は脱原発は極論過ぎると思っています。
色んな状況を見て、世界の原発を見て、参考にすべきは参考にし、続けられるものは続けるのも良しと思っています。
もちろん、ドイツの脱原発路線も注意深く見ています。

戦後70年たっているのに、まだそんなことしてるのか?という感じです。
だから、自民党も良くなるには時間がかかるでしょう、民主党よりはましですがというだけ。
民主党は日本人でない人が沢山紛れ込んでおり、韓国民団との癒着も酷かったので自民党が勝ったという背景が強いです。
国会議員ですから、日本国籍は持っていますが、中身が朝鮮人だという事です。
通名制度を廃止しない限り、日本の政治も良くならないでしょう。
原発問題は、実は色んなことが絡んでいるので、簡単な話ではなさそうです。
日本国民がそういう事実を知って賢くならないと、一向に日本は良い国になりません。
長々と失礼しました。
興味深いお話しを有難うございます。そういう裏話しは立場によっても色々ありますね。
問題はrakimさんも仰っている通り、そんな日本のメディアの報道を鵜呑みにしている人がいる事だと私は考えています。その反面、それらが信用できない事や、原発問題がそれ自体のみではない様々な裏の絡みがある事に、勘付いておられる方も案外多いという印象を受けています。