殺虫剤なしでの害虫退治

皆さん既にご存知で「何を今更」かも知れませんが、
私も知らなかった昔は、当然のように殺虫剤を使っていたので、ここに記しておきます。


植物の芽にアブラムシがついたら、
殺虫剤を使わずとも、
しゃびしゃびに薄めた台所用洗剤をスプレーするので充分です。
（洗剤が毒なのではなく気門を塞ぐのだと、昔中学で教わりました。）

洗剤すら使いたくないという場合には、牛乳をスプレーします。
但し、当然後で牛乳臭くなるのと、牛乳が乾いて真っ白のカピカピになるので、観賞用の植物には向きません。

どちらも、殺虫剤のようにパタパタ落ちずにその場で事切れる（！）ので、
「まだ居る！効いてないじゃない！」と誤解されませんよう。

因みにゴキブリも台所用洗剤（この場合は即効性が欲しいので余り薄めずに）で退治できますが、一番いいのはホウ酸団子です。
自分で作れて、これでそもそもの数がぐんと減ります。
（私は当時、祖母が作ったのを分けてもらっていただけなので、作り方は御自分で検索なさって下さい。）

ナメクジはローズマリーを嫌いますので、
食べられたくないものの鉢の縁にはローズマリーの葉を細かく切ってまきます。
コーヒーを淹れた後の出し殻も効くようですが、こちらはテキメン！という実感は個人的にはまだありません。どうやら効いているみたい・・・という程度。
また、ビールや牛乳を深い容器に入れて地面に埋めてナメクジの罠を作るとよいそうですが、その罠の後始末が嫌なので、私はした事がありません。

蟻が家に通り道を作ったら、
蟻の進入口にチョークを塗っておくと、その線は越えられません。
チョークの線の前でオロオロ困っている様は、「何でー？」と笑える程です。


因みにうちの夫の特技は、蝿の生け捕り。
家の中に入ってきた蝿は、うるさいけれども、叩くのは汚くて嫌。
夫は目にもとまらぬ早業で蝿を片手の掌に捕らえ、外に持って行って放します。
うちに来た皆さん、目をまん丸にして感嘆して下さいます。
一家に一台、蝿捕り器♪