Berlin ベルリン |
仕事でベルリンへ行きました。
折角、初めてのベルリンだったのですが、
自由時間は殆ど無かったので、辛うじてホテルの近くを少し散歩しただけ。
反戦の記念として保存されている、カイザー・ヴィルヘルム記念教会。
ベルリンの壁崩壊から、20周年。
土産物屋には、今でも壁のかけらを売っていた。
昔の私なら、安易に買っていたかも知れないけれど、
今の私には、色々な背景が重過ぎて、とても買えない。
戦争は終わっても、
壁はなくなっても、
壊された人間は戻らない。
この教会は、ベルリンを発つ最後の夜に訪れた場所でした。改修中ばかり眺めていたので、こんな青空の下の綺麗な写真を見られて嬉しいです。
戦後に生まれた私たちができることは、同じ悲しみを2度と繰り返さないことと、後世に事実を伝えることですね。
今回は、くまさんがベルリンに来たんだ!!と、すごく嬉しくなって記事を読みました。でも読み終えると、私はいつも、なんて何も考えずに、ベルリンに暮らしているのだろうと考えさせられました。日本に暮らしていた時よりも、格段に戦争や壁について知る機会は増えたというのに。今の環境だからこそ、肌で感じられる、触れて考えられる、この時間を大事にしたいなと、あらためて思いました。
そういえば、前回の記事のアンペルマンも、ベルリンだったのでしょうか。きっとくまさんの暮らす街では見かけないものですよね。そんなことさえ気付きませんでした…。
天気予報は曇りだったのですが、丁度お散歩の時は青空になってくれました。
「ベルリンを観るには、週末だけじゃ駄目。少なくとも3日は必要よ」と言われました。またゆっくり、今度は観光で行きたいです。
壁のために壊された人生なのに、その壁があっさりと消えてなくなった。
壁の崩壊を素直に喜べない、そんな苦しみの存在もあるのだと知りました。
おお、そうだったのですね。
それは遅ればせながら、おめでとうございます♪
ちゃんと私の頭にもインプットしておきますね。
ベルリンから、いらっしゃいませ♪
はーい、そうでーす。前回のもベルリンの写真でした。
でもね、実は私の住んでいる近くの町に、何故かこのアンペルマンがいるのです。だから、「初めて実物~♪」というのは、もう過ぎてしまっていました。
この建築物の写真の壮大なこと。こういう一つ一つに歴史が残されているんですよね。いつも思いますが、歴史は積み重なられるものですよね。よい歴史も、悪い歴史も。わたしは、今、カナダという、比較的新しい国に生活しているので、くまさんのお写真とか記事を拝見すると、いつも歴史の重みというものを感じるんです。
いつもお仕事大変そうですね。
ドイツに来てもうすぐ10年になりますが、色々とお出掛けする余裕ができてきたのは、この1、2年です。少しずつですが、この目で色々と見られるという事は貴重で有難く思っています。
私がベルリンに行ったのはもう10年前。
全く存在すら知らなかった教会でしたが、
目に飛び込んで来た時はもの凄いインパクトでした。
ベルリンで一番記憶に残っているのが、
このカイザー・ヴィルヘルム教会です。
戻ってこない人たちのおかげで今がある。
それを忘れずに生きていかなければと常々思います。
そして犠牲を無駄にしちゃ絶対いけないんだと。
年末年始のハードな旅行ぶり、拝読致しました~。
私は医者ですので、未だに銃創なども目にしますし、患者さん(東欧やロシアの方からも沢山)の身の上話しとして戦争が出てくる事もよくあります。
ヨーロッパは石の建造物が多いせいもあるのでしょう、歴史が現在につながっていて「過去の事」になり切っていないのを、より強く感じます。
これからも、どうぞよろしくお願いします。