2009年 08月 22日
Nuernberg 1 ナチスの遺物 |
今日はニュルンベルクのDokumentationszentrum Reichsparteitagsgelaendeへ。

「帝国党大会の街」ニュルンベルクの帝国党議会場。内部に資料が展示されている。

たった一人の男から、全てが始まった。有名な「我が闘争」。

宗教的な心酔。

未完成ながらも、この規模。
コロッセウムを思わせるこの半円形の建物には、5万人が収容できる計画だったとか。
(因みにテュービンゲンの人口は、8万人強)

手袋もなし、木靴の中に血を滲ませながら、
の強制労働にて切り出された、美しい大理石を使って。
このアーチの見事さに、どれだけの命が費やされた事か。

外側の回廊は、延々と続く。
嗚呼、コンパクトカメラしか持って来なかったのが、何とも悔やまれる・・・。
建物群についての説明はこちら→(ドイツ語・英語)。
ドイツに住んでもう長いのに、これらの存在を知ったのは、結構最近の事でした。
by germanmed
| 2009-08-22 00:00
| ドイツ国内の旅
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Comments(2)

ニュルンブルクのツェペン広場でヒットラーは160万人の前で演説をしました。日本は800兆円も借金があるのに(人口1億人だったら国民一人あたりの借金は800万円!)、まだ自民党も民主党もバラ巻きをやろうとしている。そんなこと、やっていたら国は滅び、結局、国民が選んだ代表では駄目、独裁者が出てくるのが歴史だ、ニュルンブルクの街は夕方になると街中がピンク色になりドイツのどの街よりも美しい。でも、この悲しい歴史が、ニュルンブルクが観光地になることを躊躇させる。ヒットラーだって、この街を愛したから、ナチスの党大会施設を造ったのだ。人類は歴史から学ばないといけない。そのために、この歴史的建造物は保存されている。

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