引っ越して1箇月 |
今迄も小さな町で、自然保護地区が近くにあって、
自然に囲まれてのんびり暮らしていたつもりだったのですが、
引っ越してみて、まだまだ上がある事に気付かされました。
私はタバコをはじめ、色々な臭いに敏感でいつも苦しいのですが、
きれいな空気の中で暮らしていると、臭いが気にならないのに驚きました。
(その代わり、隣の厩の臭いも流れてきますが・・・)
兄こぐまは鼻炎がちで、鼻うがいも点鼻薬も毎日のようにしなくてはいけなかったのですが、
めっきり不要になりました。
旧居に住みながら引越し作業を始めた頃は、遠距離通勤の疲れが溜まっていた事もあって、
段ボール1、2箱詰めると、もう疲れて吐き気がしてくる始末で、
体重も随分落ちて、ズボンがごそごそになってしまった。
ところが新居に住み始めたら、疲労回復が早くなり、
力が湧いてきて、体重も戻ってきて、引越し作業がどんどんはかどるようになり、
最後には徹夜までできてしまいました。
転地療養などと言うけれど、正にそんな感じで、
毎日が、保養地に来ているような感覚です。
私の不整脈も、気付けばぴたっと消え失せていました。
ひどい時は、10回に1回くらい不整脈だったのに!
この情けない位の踏ん張りの効かなさは歳のせいか、
と、がっくりきていたので、嬉しい驚きでした。
夜道を運転すれば、うさぎ、鹿、キツネなどに遭遇するし、
庭には鴨、ガチョウ、灰色ガン、鶏、鶉、うさぎ、モルモットなどいるし、
隣家には馬、ロバ、山羊、犬、猫がいる。
リスやコマドリ、啄木鳥も遊びに来る。
外国の絵本の中の遠い存在だった動物達が勢揃いです。
秋の森は目を奪われる美しさで、空は見飽きる事なく、
何だか夢の国に暮らしているような感覚です。
黒い森の田舎にありがちな閉鎖的な嫌らしさがなく、
交通の便もよく、しっかり人里の中にいて、
気さくであたたかい近所付き合いが、どんどん広がっていきます。
子ども達は、遊びに飛び出して行っては、暗くなるまで帰って来ません。
家の中の玩具は積んだまま。
私達がついて行かなくても、勝手に外で遊ばせておける環境なので、楽々。
そして晩御飯が済んだら、バタンキュー。
ここに引っ越してきてから、本当にいきいきとしています。
一気にドイツ語が強くなってしまいましたが、それはもう仕方がない。
それでも仕事しながらの引越しは本当に大変で、口内炎になったり、
腕の筋を傷めてものが持てなくなったり。
荷物を運搬し終え、旧居の鍵を引き渡してほっとしたら、
突然三叉神経痛に襲われて、
顔面痛と歯痛で、ものが食べられなくなったり。
顔の痛みなのに、体が丸まって動けなくなる位、
神経も歯も引っこ抜いてしまいたいと思う程の激痛でした。
7月半ばから行っていた、新しい職場での3箇月半ももうすぐ終了で、
11月からは、また元の職場に戻ります。
勉強する時間を貰えて専門医試験の準備も大分できたし、
皆から名残を惜しんで引き止めて貰える関係を築けたし、
あの最悪の状況も、無駄なく実にできたかな、と思います。
この夏は、もの凄く色々な事が同時に山積みだったので、
やる前は「私、生き延びられるかなあ・・・」と戦々恐々としていたのですが、
無事に峠を越えました。
皆様、ありがとう♪
↑引越し先は正にぴっちの世界。
■欧州日本人医師会の電話健康相談(無料)■
(火)22時~23時/ (水・木)21時~22時 (ドイツ時間)
+49 9951-9493-399
↓詳細はこちら。
http://www.eu-jp-doctors.org/page2/
でも、引っ越し先が本当に良い場所のようで、
良かった良かった…
きっとここに住みたいというくまさんの直感が
大当たりだったのでしょう!
三か月の職場でも、引き留められるくらいの関係になったとは、本当に素晴らしい!
全部無駄にならない、しないところがくまさんの強みね!
匂い、わかります(笑)我が家も裏庭をキジが散歩していたり、車道でオス鹿に遭遇したりの田舎ですが(笑)
おかげで嗅覚が鋭くなっているような…
たまに都内に出ると早く帰りたくなります…
いつか遊びに行きたいなあ~!
本当にお疲れ様でした!
よかったですね。自然にあふれた環境は、いいですね。
私も北海道の港街で山にも囲まれているので、
カモメ、ワシ、きつね、うさぎ、鹿は、たくさんやってきます。
あらぁ、いろいろ歯や顔面痛に悩まされていたのですね。
空気の良いところで暮らすと、体も元気になりますよ!
峠が越えられてよかった!体が元気じゃなければ、何事もうまくいきませんね。
うんうん、遊びに来てね!
あの頃はうちも余りいい状態ではなくて、申し訳なかったなあと、よく思い返します。今度はきっと、もっともっと楽しく過ごしてもらえる筈!
海も山もあるって、羨ましい!
この辺りは海が遠いのだけが残念です。