ミュンヘン近郊で研修(・・・そして食い倒れ) |
今週末は研修でした。
ミュンヘンからフランツ・カフカ号に乗って近郊の街まで。
電車のこういう紙の表示、もの凄く久しぶりに見ました!
しかも中はガラス戸のコンパートメント式。今でもあるんだー!
ホテルで2泊3日缶詰で、8時半から18時までぎっちり講演。
休憩はあるものの、かなりハードでした。
でも一回だけ、ホテルを出て晩御飯に。
行った先は世界最古のビール醸造所だそうで、創業1040年。
日本で言うと清少納言や紫式部の時代ですな。
因みにここらでは、ビールは「液体のパン」と呼ばれる位、主食と並ぶ位置づけ。
初雪が降る中、まずは戸外でウェルカム・ビールを飲みました。
グラスを持つ指がかじかむ寒さでしたが、楽しい!
熱々のおつまみも配られ、建物内に入る前に既に満足。
流石バイエルン、ラードや脂身もたっぷりの前菜。
ビールを飲みながらつまんでいたら、もうかなーり満腹。
そこへ運ばれてきたメイン。
うちのテーブル、6人なんですけど・・・(しかも平均年齢60歳位?)。
心臓循環器科の研修なのに、見ただけで血管が詰まりそうな素敵な食事で、一同大うけ。
これでもか、のデザート。
あたたかいアップルパイにバニラアイスとベリーソース。
おいしいけれど巨大です。
初めてハンブルクへ研修に行った頃は緊張しまくっていた私も、
今ではすっかり図太くなりました。
休憩や食事の時には色々な人とお話しできて、本当に楽しかった。
最初に駅からホテルへの送迎車に乗り合わせた紳士が、
私の手からさっとトランクを奪って積み込んでくれました。
いやー、親切な人やわー、と思っていたら、
どこぞの大病院の心臓循環器科医局長の教授先生で、今回講演もなさって、びっくり。
顔を合わせる度ににっこり笑顔で会釈してくれました。
こういう偉ぶらない先生に出会うと、やっぱりドイツでよかったなーと思います。
あと、最終日にようやく現れた70歳位の穏やかな先生。
鼻の付け根には青痣とテープ。
顔見知りの先生方から「一体どこに行ってたの?!」と迎えられたら、
「トレーニング器具を見かけて、まだ懸垂できるかなーとふと思って、
やってみようとしたら、棒が外れて顔に直撃してね。
大出血するし、3針縫われたし、大変だったよー」
恐れ入りました。
■欧州日本人医師会の電話健康相談(無料)■
(月・水・木)21時~22時/(火)22時~23時 (ドイツ時間)
+49 9951-9493-399
↓詳細はこちら。
http://www.eu-jp-doctors.org/page2/
スゴ〜イ!6人分の料理とはいえ、たんまりとありますねぇ!
でも、凄く美味しそう。
あぁ、お肉の盛り合わせは、たまりません。
デザートのアップルパイ、ヴァニラアイスにベリーソースが、
なんとも!美味しそう!
教授先生優しいですね。
そして、懸垂の棒がはずれて、怪我した先生、無事でよかった!
ビヤガーデンで樽ごと冷やされたビールを飲んでから。
処世感が変わった?
それ以来 いつも夫と取り合いで飲んだビールの数?
何リットル?になるでしょうね。。。。笑。
はい、おいしかったです♪持ち帰って何日間かに分けてゆっくり楽しみたかったです。
私はもともとお肉の脂身が好きなのですが、流石に最後には脂身を切り落として食べていて、「この私が・・・あり得ない!」と思いました。あはは。
私もドイツに来る前はビールが嫌いでした。
ドイツ人は何リットルどころか何トンでしょうね。
あ、それはNGですね。まあ初心者(医学生)にありがちな見せびらかしという感じでしょうか。
こういう食事、皆さん普段は自制している部分があるので、こうやってどどーんと出されると悲鳴をあげて喜んでいました。
いえいえ、大丈夫ですよー。
やっぱり食べ物を前にして、というのは特別なシチュエーションだと思います。
こういう料理を前にして喜びの悲鳴をあげられるようなお医者さんに診てもらいたいです。
白っぽいのはノーマル、赤っぽいのは唐辛子入りでしたー♪
辛いのが苦手なドイツ人が多いのですが、これはドイツにしては珍しくちゃんと辛かったです。
あはは、そうですねー。先輩医師というものが異星人から同国人くらいに近づいて、コミュニケーション可能になりました。
冷やして大事にして下さいねー。
でも懸垂って、余りにも突っ込みどころ満載で、どうしようかと思いましたよー。
いひひ、奥の左はじゃがいも団子、奥の右はレバー入りのパンのお団子です。ソーセージの下はザワークラウトがぎっしり。別皿でポテトサラダと紫キャベツもありました。
その後如何ですか。素敵な本たちに心をあたためてもらって下さいね。