永廣まりディプロマコンサート(ピアノ)のお知らせ |
永廣まりディプロマコンサート(ピアノ)
2012年06月06日(水)19時開演
ブダペシュト 14区 聖イシュトヴァーン音楽堂 大ホール
(1145 Budapest, Columbus u. 11.)
入場無料
【曲目】
ドホナーニ: ハンガリー牧歌 作品32a より 第6曲 ヘ短調
ドホナーニ: 演奏会用練習曲 へ短調 作品28-6「カプリッチョ」
ベートーベン: 幻想曲 (ト短調/ロ長調) 作品77
リスト:即興曲-夜想曲 LW-A256(S191)
バルトーク:舞踏組曲 Sz 77
-------- 休憩 --------
バルトーク:ピアノ協奏曲 第3番 Sz 119
リスト: ハンガリー幻想曲 LW-H12(S123)
共演:ズグロー 聖イシュトヴァーン交響楽団
指揮:ホルバート・ガーボル
彼女は私のいとこです。
◆
祖母が入院していたホスピスの広間には、小さなピアノがありました。
彼女がそこで、祖母のためにピアノを演奏する手筈になっていました。
でも、それは間に合わず、祖母は息をひきとりました。
嘆く彼女に、婦長さんが「まだ間に合います!」と、
広間を締め切り、そこに祖母のなきがらを連れて行きました。
彼女が演奏すると、
もう息のない祖母の目から、一筋の涙が零れ落ちました。
(心臓が停止すると「人」全体としては死が訪れますが、
人の全ての細胞が同時に死ぬ訳ではなく、心停止後も生きている細胞も沢山あるのです。
特に聴覚は、最後の方まで残ると考えられています。
「まだ間に合う」とはそういう意味で、
それが祖母の場合、本当に間に合ったという事でしょう。)
◆
彼女が幼稚園くらいの時、
厳しく言われてわんわん泣きながら、それでもピアノに齧りついて離れなかった、
あの姿が目に焼きついています。
◆
お近くの方、お時間のある方は、是非どうぞ。
ご紹介有難うございます!
これからも、どうぞよろしくお願いします。
数年前より、黙読して居る者です。
女医の日常を綴る筆まめなブログの筆致からは、目立たぬ形ながらも、実務家が倦むこと無く仕事を追究する直向きさが爽やかに匂い立ち、偶に訪問しては読み耽っております。
多忙な中での執筆と掲載、お疲れ様です。
たまたま時間があって、御紹介のピアニスト名を打鍵したところ、母校の後輩と判明しました。大学ではありません。高校です。世の中は、案外に狭いものですね。
また時間があれば、書き込みます。お元気で。
お褒めの言葉、どうも有難うございます。お言葉に値するブログかどうか、ちょっと恥ずかしくなってしまいますが・・・。
本当に世の中は狭いですね。これからも、どうぞよろしくお願いします。