UNICEFのカード |
11月になりました。
いよいよクリスマスカードや年賀状の事を考えないといけない時期です。
なかなか街に出掛けられないし、売り場も混雑しているし、気に入ったカードは容易に見つからないし、人ごみの苦手な私は毎年考えるだけで憂鬱になってしまいます。
インターネットを使わない方達へのご挨拶は、年に一度のこれだけだというのに、
そんなこんなで結局出しそびれる年の方が多いかも知れません。
ふと「そう言えば・・・」と思い出して、UNICEFを検索してみました。
ドイツのUNICEFのカードは約75%が募金になり、
しかもドイツで働いている人なら、その募金額を税金控除の対象にできます。
(募金額の一部が税金から返ってきます。)
ネットショップで簡単に注文できて、送料も高くない。
例えば「最少10枚から」という単品カードでも、それ以上なら1枚単位で増やせて、例えば「14枚」とか必要な数だけ買えるというのもいい。
こんな事なら、もっと早くから「毎年UNICEF」と決めておいたらよかった。
まだカードを買っていない方は、是非どうぞ。
日本のUNICEFのカードは、約50%が活動資金になるそうです。
冬が来る前に、落ち葉の上で日向ぼっこ。
追記:
恥ずかしながら私はコメントを頂く迄きれいさっぱり忘れていたのですが、ドイツユニセフには2008年に巨額のスキャンダルがあり、dziという「ドイツで信用して募金できる団体です」という印も剥奪されていました。
ユニセフのHPによると、その後名誉挽回すべく努力し、2010年1月にdziの印を再申請して、この11月にそれが認定されたようです。
自分の目で活動内容を確認できる訳でもなく、支出入の表も書かれているものを信用するしかなく、募金というのはとても難しいものだと常々思っています。私自身、小さな団体の活動に関わった事もあり、またよく名の知れた団体で長年働いている友人がいた事もあって、色々と内部事情に触れる機会もあり、募金する団体もその活動内容の変化と共に変えたりしています。
私は送金する場合、基本的には余りにも巨大な団体よりは、小さ目で真面目にコツコツやっていると思われる団体を選びますが、それは個人の好みでしょう。
自分の判断で選んで募金しているので、もしそれで裏切られたら、それは私の見る目がなかったという事だから仕方がないかなと思っています。
また、UNICEFのカードは私は「どうせカードを買うのなら、そのお金が少しでも役に立てば・・・」という程度の気持ちなので、送金の時よりずっと気楽に考えています。そして今回注文してみて、この品質で75%を募金にするというのは、非常に頑張っているなあという好印象を受けました。
少し話しはずれますが、ドイツで送金という形で募金する場合は、なるべく制約をつけない方が有難いそうです。
募金が集まり易い活動や集まりにくい活動があって、例えば天災の救援活動などだと終わってしまってもお金が余る事もある。ところが「○○の救援のために」という募金であれば、たとえ同じ団体内でも他の資金不足のプロジェクトには廻せないので、無理矢理お金の使い道を考えるという勿体ない事になるのだそうです。(上記友人の体験談)
かわいいの色々ありますよね♪ バースデーカードもいいですよ。
オンラインで注文したこともあるし、クリスマスマーケットが始まるとUNICEFのスタンドも出るのでその場で買ったりしています。
野菜ジュースなど、くまさんに感化されて、私もせっせと飲んでます。
(私もドイツ在住です)
ユニセフのカード、私も数年前まで買っていましたが、2008年のドイツユニセフのスキャンダルがあってから、買うのはやめました。
30万ユーロもの元職員への具体的な必要経費など書かれていない報酬、その他、ケルン支店の改装に、100万ユーロもの資金を寄付金から流用していたことなど、もしかしてその後、組織は変わったかもしれませんが、私は今後、ユニセフで寄付、或いは物を買うのはやめようと思いました。くまさんはこのスキャンダルについてはご存知でしたか?
ユニセフは信頼できる団体だと思っていたので、私は心底がっかりしました。
なるみさんはとっくの昔に・・・でしたか。
日本ではカード売り場の一角に並んでいるのを見掛けたけれど、この辺りでは見掛けないので、私はこの存在を忘れていました。
お知らせ有難うございます!
恥ずかしながら、すっかり忘れていました(言われてみれば、ぼんやりとした記憶が・・・)。私は「お金を寄付する団体」というのは、もっと小さくて特殊なところを選んでいるので、ユニセフのような巨大な団体には余り関心がなくて、ニュースも読み流してしまったのだと思います。
あのスキャンダルは、今改めて読むと、団体そのものというよりも「その中に変な人を信用して入れてやりたい放題させてしまった」という内部監査の甘さ(極甘!)が問題だったような印象を受けました。実際、あれで剥奪されたSiegelも努力して結構早くに取り戻したようですし。
まあ兎に角とんでもない巨額のスキャンダルですので、それを許すか許さないかは個人の考えでしょうね。
私は「どうせカードを買うのなら、少しでも役に立てたら」という程度の気持ちですし、送金というかたちでの寄付は矢張りユニセフではない他の団体で続けると思います。
これからも、どうぞよろしくお願いします。
ずっと、穴があくほど観ています。
動きがあって、奥行きがあって、季節も感じられて、、、、
良いですね、良いですねーーーー
こちら日本でも、暮れに近くなると、"募金"ラッシュです。
テレビ局のや、新聞社のにはするし、近隣の自治体にもするのですが、それ以外は、何に使われるのかが分からないので、気が進みません。
上の方の、ユニセフの話。。。
悪い人は、どこにでもいるんですねーーー --;)
くまさんのブログで、犬のレスキュー団体の記事がありましたが、
あれを読んで、私も少しでも協力できたらと思い、寄付しています。
私もこちらで、モロッコの野良出身のわんこを飼っているので、
少しでも不幸な犬の為に頑張っている団体をお手伝いできたらと思っています。
くまさん、これからも色んな情報、お願いしますね。
応援しています。
こんなコンパクトカメラの写真に、最大級のお褒めの言葉を有難うございます~♪
そう。わっふさんの書かれていた事を読んでも思いましたが、
お金の魔力に勝てる良心の持ち主は、本当に少ないですね。
そうですね。大きくて知名度の高い団体ほど、上に立つ事は欲を満たすでしょうし、基本的に信用されているから悪事が露見するのは遅いでしょうし。でも、大きくて力のある団体だからこそ可能にしてくれる事もあって、本当に難しいですね。
いくら「今はまた心を入れ替えて頑張っているみたい」と言っても、それは「募金」をしていなかった私だからそう思えるのであって、頑張って募金していた人はそう簡単には許せないだろうなあと思います。
こちらこそ、すっかり忘れていた事をコメントで教えて頂いて、有難うございました。
ドイツUNICEF、そうだったんですね。
私もこういう大きな団体で不正が発覚すると、とてもがっかりして、もう大きな団体には寄付したくない、と思ってしまいます。
内部監査も極甘、とのことですが、内部監査人の誇りはどこにいったんだ?と思うと同時に、万が一その不正が、その団体トップで行われていたときに、自分の職を失う危険を冒しても闘わなければいけない状況にぶつかるかも知れないと思うと、同業者として、いつも覚悟はしているものの、怖い気持ちもあります。不正のできないような仕組みを作ることを提案するのも、私たちの仕事なのです。特に社会的に、信頼が要求される組織は、まずは、そういう不正や詐欺ができないような仕組みを作り、いつもモニタリングできるように、透明度を高めないといけませんよね。
「内部監査が極甘」と言ったのは、私がUNICEFの内部監査事情を知っている訳ではなく、こういう事態になり得る内部監査というのは極甘でしかないだろう、という意味です。
大きな団体ほど信用され易く、また巨額のお金が動くので、こういうスキャンダルは起こり易いでしょうね。
ユニセフの不正の件は、本当に残念。
だけど、私もここ2−3年はここでのカードは購入していませんでしたが、本来ならいつもユニセフのクリスマスカードを愛用していました。イラストも可愛いし、手頃だし、日本行きのサイズに合う小さいカードもあるし、何と言っても少しだけでもお手伝い出来るという気持ちから。
ユニセフが気持ちを改めて、しっかりと運営をしていってもたいたいものです。
今回注文した感じでは、なかなか好印象でしたよー。
dziも再認定してもらえたようですし、再スタート時の気持ちのままで驕らず頑張って欲しいものですね。