2010年 02月 05日
日本旅行記は、下の方で(日付けに合わせて)引き続き更新していきます。
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2010年 02月 05日
日本旅行記は、下の方で(日付けに合わせて)引き続き更新していきます。 どうぞ、よろしく。
2010年 02月 02日
休暇から戻って、仕事初日から当直でした。 どうせ時差ぼけがありますから、やってしまおうと。 黒い森の街角の温度計の「マイナス12℃」という表示を横目に、出勤。 大雪ではないけれど、一日中ちらちらと、降ったりやんだり。 ![]() そして、翌朝。当直明け。 ![]() 今日はそんなに冷え込んでいません。 ![]() 当直の間にこれだけ積もっていました。車を掘り出すのも一苦労。 ![]() 本当に雪が凄いところでは停車できないので、これ位の写真が精一杯。
2010年 01月 27日
![]() 凄いよ、日本の商魂!アイデアですねぇ。 ![]() 夫を連れて、初めて二人で回転寿司へ。楽しかった~♪ ![]() 全皿100円均一で、このレベルは凄い! (はい、ついお皿の枚数を数えちゃった人、手を挙げてー) ![]() 父が買って来てくれたお酒。 金箔入りで、夫は目がまん丸。
2010年 01月 25日
![]() 実家では黒電話が未だに活躍しています。こちらの方が音が良くて、耳が疲れません。 ![]() こちらも、実家の片隅で発見した、現役選手。 ![]() 私は断然、夏目漱石が好きです。 久しぶりにお会いできて、嬉しう御座居ました。 (そもそも野口英世は・・・こちらの本にも書かれているように・・・) 新札に初めて気付いた時は、この写真のような状態で、 「漱石さん、寝癖・・・?!」と、心底驚きました。あはは。 Tags:静物
2010年 01月 23日
今回は夫が一緒だったので、 食餌療法の御飯だけでは可哀想で、他のものも色々と食べました。 ![]() 名古屋名物、天むす。これは高菜御飯のヴァージョン。 ![]() 伊勢名物、赤福。 私は昔から、餡というものが余り好きではないのですが、 赤福と、義兄のお母さんのお手製の餡だけは、大好きです。 ![]() サザエなんて食べたの、何年ぶりでしょうか。 ![]() こんなに立派な蟹が届きました!(生きてます・・・) ![]() こんなにおいしくて、「面倒くさくない」蟹は、生まれて初めて。 魚市場のおじさんによると、蒸すのではなく、 お湯を沸かして、塩を入れて、15分間茹でるのが一番だとか。 Tags:食卓
2010年 01月 22日
恩師の最終講義があったので、松本へ。 霙まじりの冷たい雨が降っていた。 宴の翌朝は、快晴。 ![]() さようなら、松本。 後ろの山並みの、尖っている所は殆ど、踏破したのだったなあ。 Tags:Lumix DMC-FX12 風景
2010年 01月 15日
![]() 今回はエア・チャイナで北京経由。 ひろろ箱さんの記事で予習して、初の中国でした。 空港は掃除が行き届いていて、横になれるような椅子も沢山あって、ほっとしました。 暖房が弱い部分があって、売り子さん達が外套を着て働いているのには、びっくり。 また、普通の空港で職員の移動に使っている車が、「一乗り幾ら」というタクシーとして活躍しているのにも、びっくり。 残念だったのは、「空港価格でもいいから、是非おいしい中華料理を」と思っていたのに、ちゃんとしたレストランがなかった事。 ![]() こんな青い缶のビールは珍しいですよね。 ![]() ![]() ![]() 激しく、化学の味。 エア・フランスの機内食(2008年・2009年)は頑張っていたのだなー・・・。 機内では、いつ医者の呼び出しが掛かるか判らない。 その確率は低いとはいえ、本も器具もなく、ドイツ語圏でもないから、もし当たったら大変。 だから矢張り、当直をしているような緊張感がどこかにあって、 一人で飛ぶと、どんなに疲れ切っていても、まず眠れません。 今回は夫が一緒だったので、「一人ではない」という安心感があって、助かりました。 Tags:Lumix DMC-FX12 外食
2010年 01月 15日
日本の入国審査にて、滞在先の住所氏名を指して、 英語で「この方達は誰ですか」と訊かれ、 夫は日本語で、 「私の 日本の おとうさまと おかあさまでございます」 と答えて、係の方を驚かせたのだとか。 あっぱれ! これは私には思いつかない表現で(私ならせいぜい「妻の両親です」とか・・・)、自分でこんな表現ができるようになったのかと、とても嬉しく思いました(ので、ここに記録)。 夫にはなるべく美しい日本語を教えるように心掛けています。 知らない外国人から片言のなれなれしい日本語で話し掛けられると、「外国人が知らずに言っているだけで、意図してこんな言葉使いをしている訳ではない」と頭では解っていても、やっぱりムッとする。 聞く側にしてみると、日本語をペラペラと話されるほど、そこにある乱れが気になる。 外国人が汚い日本語や罵り言葉を使うのを聞くと、耳を塞ぎたくなる。 逆に、たとえ丁寧過ぎる敬語で話し掛けられても、嫌な気持ちになる事はない。 夫が日本に行けば初対面の人が殆どだし、接する人の大半が年長者になる。 だから、丁寧に越した事はない、と思っています。 言葉は量より質。 ![]() 飛行機雲の上。 短期の帰国をしていましたが、無事戻りました。 溜まっているメールのお返事などは、またおいおい。今暫くお待ち下さい。 Tags:Lumix DMC-FX12 風景
2010年 01月 09日
帰りが夜遅くなったら、一面の雪でした。 まだまだ降り続ける。 除雪はとても追いついていない。 車での外出を控えるように警告も出ていたらしく、車通りも少ない。 駐車場に行ってみたら、早速途中で動けなくなっている車がいた。 シャベルで掘ったり、人力で押したり。 (シャベルを車に常備しているあたり・・・) 私は一人。帰り道は、黒い森から山越え谷越え。 こんな日に限って、携帯電話も充電し忘れて電池切れ。 ガソリンもギリギリ。給油したくても、大きな町に出るまで、スタンドはもう閉まっている。 覚悟を決めて、駐車場を出る走行ラインを頭に描き、弾みをつけて脱出。 幸い、降ったばかりのサラサラ粉雪なので、氷の塊はない。 ゆっくり、ゆっくり走る。 でも、坂道は或る程度勢いをつけないと、とても上り切れなさそうな感じ。 アクセルとブレーキを、細心の注意をはらって使う。 小さなカーヴ、小さな上り下りを、ひとつひとつ注意して越える。 道の両側が小さな崖になって切り落ちている事も多く、スリップは許されない。 一度停止したら、もう発進できなくなるかも。 動けなくなった時にエンジン(暖房)をつけっ放しにしておける程のガソリンもない。 ワイパーが凍って視界が悪い。お湯は携帯しているものの、それをかける為に停車はできない。 一番きつい坂を上り切った時に、ひとまず安堵の溜め息。 暗い森の中の長ーいくねくね一本道を抜けて、人里に入って、また安堵の溜め息。 途中の町でようやく給油できて、フロントガラスにお湯をかけて、更に安堵の溜め息。 そこでちょっと元気が出て、平地で後続車もいなかったので、一時停止して写真を一枚。 ![]() ここは町中ですから、これでもましな方です。 帰宅したら、心配していた夫に「よく無事に帰って来たねー」と誉められました。 私が帰って来なかったら、警察に捜索願いを出そうと思っていたとか。 この晩は、全ドイツでとても沢山の事故があったらしい。 片道45kmの車通勤を始めて、3回目の冬。幸いな事に今迄、無事故・無違反です。 時計を見ると、つい気が急いて、アクセルを踏むべきではないところで踏んでしまう。 だから、私の車には、時計をつけてありません。 ゆっくりでも走り続けさえしたら、いつかは辿り着くのだー。 More... 北ドイツでは
2010年 01月 07日
ストレッチャーで運び込まれた人(救急病院ではなく、リハビリ院なのに・・・)が、 自分の足で歩いて帰って行くのを見送る事ができた。 一歩一歩、大地を踏みしめるようにゆっくりと歩く、後ろ姿。 その反面、また続々と重病人が到着する。 当直後も残業して、へろへろで帰宅したら、 もうバタンキューで、身動き一つできなくなってしまった。 またしても、ゴマキ状態。 (そろそろ私もゴマキと改名するべきかも・・・) 夕方、どうしても済ませなくてはならない買い物があったので起き出して、スイッチオン。 ゴマキもやればできるやーん♪という感じ。 一日中殆ど何も食べていなかったので、晩御飯にはカツ丼を作りました。 ![]() 玉ねぎと冷凍グリーンピースをオリーヴ油(と胡麻油)でさっと炒め、 だし汁をひたひたに入れて炒め煮にして、お醤油で風味を付け、 スーパーで売っている、パックの豚カツを切って入れ、 最後に卵でとじただけ。刻み海苔と生姜漬けを加えました。 やっぱりカツ自体の味がいまいちだったけれど、簡単に御馳走気分になれるのはいいね。 おだし以外は、全てドイツの大型スーパーで揃う材料です。 おだしが無ければ、コンソメでもいいと思います。 追記: ↓シュバルツバルトさんが挑戦してくれました! 「くまさんのカツ丼」「くまさんのカツ丼再挑戦」
2010年 01月 05日
終業後、ゴマキ状態です。 (いやー、この写真を初めて見た時には、私を隠し撮りされたのかと吹き出しました。) 仕事をしている「スイッチON」状態だと、それでも駆けずり回っているのだけれど、 家に帰って「スイッチOFF」状態になると、自分の腕すら重くて持ち上がらないわ。 正にゴマキ状態。 それにしても、今迄三年近く働いて、 「残業しよう(余分に片付けて帰ろう)」と思った訳ではなく、 単に片付かなくてここまでの残業になってしまったのは、今日が初めて。 明日の祝日は当直だー。ガンバロー。
2010年 01月 01日
![]() 今年は、二人で静かに年越し。 とっておきの頂き物の大吟醸を開けました。素晴らしく美味。 お猪口ならぬ、小さなお湯呑みで。 ![]() 元旦のお雑煮。 作るつもりではなかったので、ありあわせの材料で。 お餅にこんがり焼き色を付けた方がよかったな・・・と、後になって思いました。 クリスマスは当直だったけれど、お正月はお休み。 しかも今年は土日とつながって、日本と同じ三が日のお休み♪ (ドイツでは元旦のみが祝日で、普通は二日に仕事始めなのです。) だから大晦日には頑張って残業して、仕事を全て片付けてすっきりしてから帰宅しました。 のーんびり過ごすつもりです。 皆様、本年もどうぞよろしくお願いします。 追記: このお雑煮のベースは、本館「ドイツちゃんぽん」の「和風煮込み」。 生姜をきかせた白菜と鶏の塩味の煮物です。 そこに、次のものを加えました。 ■焼いたお餅 ■もどした干し椎茸 ■ドイツの細い人参用に築地で買って来た小さな抜き型で作った、ねじり梅 ■IKEAの冷凍海老 ■刻み葱(本当はさやえんどうがよかったな) ■柚子皮 ■お醤油少し 更なる追記: 翌日、夫からアンコールが出て、また作りました。 かもさんが「油を入れたフライパンで揚げ餅っぽく焼く」というのを紹介されていたので、オリーヴ油+胡麻油でやってみたら、香ばしくてとてもおいしくなりました。 かもさん、よいアイデアを有難うございました♪
2009年 12月 30日
もうこの世にはいない人に、時々、会いたくてたまらなくなる。 仕事がちょっときつくて、気が張りつめていて、 帰路の車の中で、ふと会いたいなあと思い、 何で私のその後を見届けてくれずに逝ってしまわれたのだろうと、 右目をぬぐえば左目からぽろり、 左目をぬぐえば右目からぽろり。 努力しても叶わないのが怖くて、本気で挑戦せずに逃げてばかりいた私は、 自分の足で歩く事を教えられ、全力を尽くす事を教えられ、 この歌で送り出されたのでした。 この人の歌がドラマのBGMに使われてリバイバルヒットする前のことでした。 そして、やっと、ここまで来たのに。 恩返しなんて大それた事は無理でも、せめて今の私を見せたかった。 あれだけお世話になったのに、お礼すらもう言えない。 今の私から見てもとても敵わない、雲の上のようなところにいたのに、常に努力を怠らず、 自分の命をすり減らしてでも他人のためにしてあげようとする方で、 私もその尊い命の一部を無駄に食い潰すのに加担したのだという自責の念に、私はずっと、さいなまれています。 歌詞を見てしまわず、是非目を閉じて聴いて下さい。 (クリックする時も、読んでしまわないように!) さあ、あと一日頑張ろう。
2009年 12月 24日
例の実習生が、クリスマスにちょっとした薔薇の花束をくれた。 へえーっと、心底びっくり。嬉しいね。 今日の晩御飯は、夫のラザニア。 ソースもパスタも全部手作りで、野菜もたっぷり。 24日は半どんだったので、お昼過ぎに帰宅したら、 まだ全く取り掛かっていない状態を目にした。 「ソースは前日に作っておくといいよ」といつも言うのだけれど。 夫は「7時頃になっちゃうかも」と言うので、 それプラス1-2時間を覚悟。 25日は当直だから、朝早起きなんだけどな。 手伝いは断固拒否され、 ワイン片手にインターネット・サーフして、 この際面倒な注文や振り込みなども済ませ、 お腹が空いて我慢できなくなると、おやつを食べ、 もう見るサイトもなくなり(クリスマス・イヴに更新する人は少ないわな・・・)、 いい加減疲れて、ごろりと横になってうとうとして、 ようやく呼ばれて食卓についたのは、何と10時。 10時といえば、普段ならそろそろ就寝する頃。朝早い仕事の私にとっては深夜です。 「デザートも作るつもりで材料買ってあったんだけど」 そら、無謀やわ。 夫が「何でこんなに遅くなったのかなー」と首を傾げてしきりに不思議がるのは、いつもの事(全然不思議じゃないと思うのだけど・・・わはは)。 ![]() 眠くて朦朧としながらの、晩御飯。 でも、過去最高の出来という位おいしかったのよ~♪ (ほうれん草入りのパスタ。二種類のソースに、野菜の層も色々と。 倒れているのは、背が高いからと、角ばっていない容器で作ったから。) 回想: 初めて二人で過ごす、クリスマス・イヴの日のこと。 それまでずっと一人のクリスマスを過ごしていた私のために、彼(夫)は実家に行くのを後回しにしてくれ、私は嬉しくて色々と御馳走の計画を立てていた。 ドイツでは25・26日は祝日でお店が閉まってしまうので、 24日にその分も買い物をしておかなくてはならない。 「24日って、お店は早く閉まるんじゃないの?」と私は心配したのだけれど、 夫が「いやー、24日は稼ぎ時だもの。普通にやっているよ」と自信満々だったので、 買い物に出掛けたのは、結局夕方になっていた。 (夫の名誉のために言っておくと、夫の妹はスーパーで働いていて、 24日は帰宅がいつも晩遅かったそうです。きっと片付けが色々あるからでしょうね。) 冬タイヤも買えない貧乏学生だったので、スポーツバッグを持って、寒い中をとことこ歩いてスーパーに行きました。 ・・・スーパーの中は真っ暗。人っ子一人いなぁぁい。 24日はお昼迄の営業だったのです(それが普通です!)。 どうするよー(泣)。家にはツナ缶と玉ねぎ位しかないよー。 空っぽのバッグを提げて、とぼとぼ歩く雪の帰り道の侘しさと言ったら。 結局私が、ありあわせの御飯を作り、 その晩、私達は婚約したのでした。
2009年 12月 19日
本当は一冬試してから・・・と思っていたのですが、 我慢できずにここらで野菜ジュースの効力の中間報告。 女性なら誰でも、ストレスや疲れが肌や髪の状態に顕著に反映されるのを、つくづく実感している事でしょう。 ここのところ、もの凄い激務だったのに、しかもドイツの冬は恐ろしく乾燥しているのに、 化粧水やクリーム殆どなしに、肌はすべすべ、もちもち。 大げさではなく、置いた手がつるりんと滑り落ちてしまいそうな勢い。 髪もつるつる、さらさら、しゃっきり力がある。 マイナスイオンとかオゾンのコーティングでもした?という位。 抜け毛も突如減った。 1日1リットルの、自家製野菜ジュース。 余りの威力に、これは若返り・不老長寿の薬かいなと言いたくなってしまう。 高価な基礎化粧品だの髪のケアだの、全く必要なし。 朝御飯はミューズリとヨーグルトに、1/4リットルの野菜ジュース。 (冬はちょっと体が冷えるのが唯一の難点。) 魔法瓶で職場に1/2リットル持って行って2-3回に分けて飲み、 帰宅して晩にまた1/4リットル飲む。 体に老廃物が溜まらないのか、胃腸の調子が整うのか、 ストレスが掛かっても、口臭が出現せず、口の中ももちゃもちゃしない。 仕事場に常備してある無糖ミントキャンディーが、ぱたりと減らなくなった。 そもそも、激務で食が細っても、野菜ジュースなら喉を通る。 一口ずつゆっくり飲むと、五臓六腑に染みわたる心地がする。 これなら、さぞ病人にもよかろうと思う。 だから、一冬も待たず、少しでも早く皆さんにもお知らせしたくなりました。 今は風邪をひかないように、レモンたっぷりで作っています。 そもそも健康は、受け身ではなく、自分で努力して作るものだと思います。 病気にだって、自分次第で良くも悪くもできる部分がある。 例えばダンベルを暫くサボると、私はてきめんに肩凝り・腰痛に悩まされます。 受け身のマッサージは楽ちんで気持ちいいけれど、その効果は長続きしない。 鍼灸で痛みをとって快調には出来るけれど、筋肉はつけられない。 やっぱり自分で筋トレしないと駄目なのです。 だから、目指せ健康生活。 ![]() 綿みたいな、ふかふかの雪の帽子。 Tags:Lumix DMC-FX12 風景
2009年 12月 18日
![]() 私の勤務するリハビリ病院では、クリスマス前になると、重病患者の割合が増えます。 それは、救急病院の多くが、クリスマス・年末年始に少しでも楽になりたくて、 手の掛かる重病患者を、なるべく他所へ送り出してしまおうとするから。 それには、3週間のリハビリ入院は最適なのです。 (その反面、救急病院では、同じ様に負担を軽減したい老人ホームや家庭から「急患」として送り込まれる要介護の患者さんが増えます。そういう悲しい押し付け合いが毎年繰り返されているのです。) うちは、医師会から救急病院と同じランクに認証された、数少ないリハビリ病院の一つで、 それは、それだけ重病患者も断らずに受け入れているという事なのです。 当然、送り先として、白羽の矢が立ちます。 普通の病院は、チームを半分に分けて、 半分がクリスマスの1週間、もう半分が年末年始の1週間に休暇を貰います。 その為に、入院患者の数を減らし、急がない検査などは年明けに回して、 必要最低限のプログラムにするのです。 うちでは、それはとても不可能です。 私は今、三人の移植後の患者さんを担当しています。 それがまた、普通の移植後患者ではないのです。 三人共厄介な菌を保持していて、そのうち二人は完全に隔離が必要。 隔離とは、マントを着、手袋やマスクをして、持ち物は一切なしで病室に出入りする事。 問診も診察も治療も、ままならない。 一人は、今年の6月から今迄、ずっと救急病院に入院していた患者さん。 その半年間に12回の手術。 塞がっていない傷は全身数箇所に及ぶ。壊死した組織。 人工肛門。手の麻痺。人工透析も必要。 それらのケアを、全て「隔離」という条件下で行う。 もう一人は、私より年下なのに、私の親の世代に見える患者さん。 2回も移植して、それでも駄目で、今また3回目の移植待機中。 こちらも手術に次ぐ手術。人工肛門。足の麻痺。骨と皮に痩せ衰えた姿。 絶対に必要な免疫抑制剤まで吐いてしまったりする。 それらのケアも、全て「隔離」という条件下で行う。 今日来る筈だった四人目の移植後患者は、搬送当日になって、来週に延期になった。 (つまり、当日また容態が悪くなって搬送できなくなった、それだけ不安定な病状という事。) そもそも、幻覚から意識混濁にまで至って、先日私達が大学病院のICUに送った患者さん。 まだ完全によくなっていないだろうに、クリスマス前に帰されてくる。 そんな生死の境目を彷徨うような入院が相次いで、 その他にも30人前後の患者さんを抱え、実習生の面倒も見て、流石の私もパンク気味。 押し付けられるやり方に腹は立てども、一番つらいのは患者さん。 誰かが引き受けてあげなければ、そこまでの重病患者は生き延びられない。 そう思って、自分の麻痺したような感覚の体に鞭を打つ。 頭がぼーっとして鈍く重く、胃が痛み、食が細り、動悸がする。 今日のミーティングでは、思わず涙が滲んでしまった。 野菜ジュースに生かされている気がします。 ![]() 病院のクリスマス・ツリー。大部分の人が寝静まった、当直の夜に。 今年は結局カードも書けずじまいです。不義理で御免なさい。 1年ぶり位で再入院してきた患者さんに、 「退院後、つらくなった時には、いつもあなたの事を思い出していたのよ」 「あの時、あんなに勇気づけてもらったのだから」 と言われた。 だから、頑張らなくちゃ。 Tags:Lumix DMC-FX12 職場
2009年 12月 14日
![]() 冬の空。 寒くなると、車のガラスが凍結して大変です。 シートを掛けて置いたり、一所懸命ガリガリ霜を削っても、 走り出すと冷たい風が当たって、すぐに新たに凍ってしまう。 エアコンのない車だと、冷たい外気が取り込まれてガラスに吹き付けるので、何と内側まで凍ってしまう。 停車してエンジンを掛けておいても、ちょっとやそっとでは温風が出てこない。 車が温まるまでの何kmかが、とても厄介です。 先日、看護婦さんから、いい話しを聞きました。 大きなペットボトルに1本分位、お湯を用意します。 熱湯ではなくて、普通の蛇口から出る位のお湯。 それを、フロントガラスに掛けるといいと言うのです。 (ガラスが割れるといけないので、熱湯は駄目です!) 試してみたら、これはいい。 ガラス自体が温まるので、走り出しても凍りつかない。 そうして走っているうちに車が温まって、温風が出るようになり、ガラスは凍らなくなります。 但しこれは、気温がマイナス十度前後の話しです。 もっと寒い国では恐らく駄目でしょうね。 そして、ドアの隙間や鍵穴などにはお湯が掛からないようにします。 濡らしてしまうと、それが乾かないので、その後でドアや鍵穴が凍り付いてしまうので。 因みに私は、ガラスには特別のシートは掛けず、 プチプチの梱包材(あの、潰すと楽しいやつ)を使っています。 飽くまでもチープに、がモットーです♪ ![]() 凍った水たまりに雪が舞い降りる。 Tags:Lumix DMC-FX12 風景
2009年 12月 12日
仕事を押し付けられた。 やってあげた。 言うべき事は感情抜きで、陰口ではなく本人に言うのが、私。 「本来は私の仕事じゃなかったのだからね」と静かに一言だけ。 突如その人は、怒鳴り喚き始めた。 理不尽な事は、沢山ある。 頭の中では解っているのに、 その度心はいつも、訳もなく深く傷付いた。 でも今回、傷付かなくなっている自分に気付き、自分でも驚いた。 私に喚き散らすしかないなんて、可哀想な人。 怒りも悲しみもなく、相手を見下す訳でもなく、本当に可哀想だと思った。 だから、言い返す気にもなれず、私はそのまま立ち去った。 先日、半年以上前の入院患者から突然、苦情の手紙を貰った。 その余りにも病的な内容に、罵られて腹が立つよりも先に心配になってしまった。 そういう事をしそうなタイプでもなかったのに、退院後に一体何があったのだろうか。 患者さんの疑問にちゃんと答えようと思うと、一日中喋りまくりになる。言葉の洪水。 私についている外国人実習生が、終業時に「頭痛がする」と言う位。 先週は、訳のわからない他所の医者と、電話でやり合った。 相手の機関銃のような喋りに、負けじと言い返している自分に気付いた。 それが、良くも悪くも、この荒波に揉まれた年月の成果なのか。 一年前の今日は、泣いていた。 ドイツに来て、もうすぐ十年。そういう事なのかな、と思います。 最初の頃は、無我夢中だった。目に見える進歩もあった。 ところが年数を重ね、進めば進む程、「○年経っても未だ・・・」という辛さが増した。 それがこの一箇月位で、すこんとトンネルを抜けた感じです。 ちょっと回想: 2007年11月「泣いて、また元気になった日」 2008年2月「外国人として」 2008年7月「不調な時に、お友達ごはん」「パンドラの小箱」 2008年11月「ぐらつきながら生きる」 2009年2月「口にしてしまった禁句」 2009年3月「2年間の重み」 今、トンネルの中で、もがきながら歩いている人達に言いたい。 心無い言葉に自分も悪態で返していたら、自分を汚してしまう。 憎しみは、よいものを何も生み出さない。 仕返しを考えている時の心の中は、へどろのよう。 「臥薪嘗胆」「悔しさをバネに」などというネガティヴなパワーで獲得したものは、やっぱり毒されている気がする。 だから、言うべき事は言うけれど、悔し涙をこぼす事もあるけれど、 大事なのは、そこに立ち止まらず、捨て置き、先へと歩き続ける事。 歩き続けさえすれば、いつか、きっとトンネルを抜ける。 ![]() 病院全体から総すかんを食らい、たらい回しにされている高慢な実習生(外国の医学博士)を私が引き受けて、もうすぐ一箇月。 看護婦さん達が心配して、様子を訊いてくれた。 「大丈夫よ。いけない点は指摘したけれど、すぐ改めたし、私に対しては礼儀正しいし」 それを聞いた一人が、ふと黙って考え込んだ。 「そう言えば、くまさんにつくようになってから、あの実習生変わったんじゃない?私達にも挨拶するようになったよ」 「あ、ほんとだ。言われてみれば、最近にこやかに話し掛けてくる事があるねえ」 そう言われてみれば、石の様に無表情だった顔が、最近は時々輝く事があるな、と私も改めて気付いた。 これは、喜んでもいいよね。 More... 追記:「良くも悪くも」の意味
2009年 12月 08日
例の食餌療法を体験してから、私も色々と考えるようになりました。 そもそも医者として、誰にでも自信を持ってお薦めできる「健康生活」探しのアンテナは、いつも立ててある。 実は将来は、「薬漬けでの治療」ではなく、「健康な体作りのサポート」という方向で仕事をしていきたいという夢のような計画もある。 そのために、何でもまずは自分で試して、自分の体の反応をみて、その良し悪しを判断したい。 そもそも私は、サプリメントから薬の端くれを名乗るものまで、 「これさえ飲めば・・・」という類のものは、基本的に信用していない。 それらは例外なく高価なものばかりで、藁にもすがる病者の心につけいって金を巻き上げる、実に卑怯なやり口だと思うのです。 そりゃ、中には体によいものもあるだろうけれど、そもそも物事はそんなに簡単ではない。 「根本的な体質改善が必要だろう」と思われる人が、現代社会では増加する一方。 グルメばかりが追及され、食べ物も見た目重視で、本当に体によい食べ物が姿を消した。 仕事はハードになるばかりで、運動量は減り、睡眠のリズムも不自然になる。 それが、たかが「体によい」サプリメントを飲む位で、健康になる訳がない。 また、過度に摂ると逆に発癌性のあるものもあります。 そしてあの錠剤という形態が、どうも不自然で体に悪そうで、個人的に好きになれないのです。 ただ、生活そのものの改善は、本当に大変。 我慢も努力も、並大抵ではないものが必要になる。 だから、つい「飲むだけでいい錠剤」に走ってしまうのが、世の常。 私があの食餌療法を「試してもいいかな」という気になったのは、納得のいく理論だけでなく、 「製品を売りつけていない」という私の個人的な第一条件を満たしていたから。 勿論、あれをやるにも材料費等が掛かるけれど、そのお金はあの食餌療法を唱えている人のところには行かない。だから、それは金儲けの手段にはなっていない。 そして、実際に一週間試してみて、私自身の体の反応がよかったので、第二段階も合格。 私自身も、定義から言えばもう中年で、 今の生活が、高齢になってからの体の基盤になる訳です。 しかも今の激務では、体調をよく保つ事が本当に重要。 でも、働きに出ている以上、いくら健康生活を心掛けていても、限界がある。 寝込むまでもない軽い風邪を、よく一箇月以上もひきずる。 小さな傷でも治りが遅く、炎症を起こしては傷跡が残る。 だるさがとれない。最近とみに視力が落ちた。 そんなこんなで、この度ジューサーを購入し、 自家製の野菜ジュースを毎日飲む事にしました。 ジュースにすると、普通に食べられない位大量の生野菜を、効果的に摂取できるのです。 (あの食餌療法を本当にやる場合は、1日2リットル以上。私の場合は、単に健康生活のサポートとしてやるので、1日1リットル位。) まずは、おいしいのに大感動。 このジュースだけで、喫茶店が開けそうです。 そして、既に体調が上向きで底力が出てきた感じなのは、気のせいではないと思います。 久しぶりに行ったお肉屋さんにも、「あら、今日は顔色がいいわね!」と言われました。 飲み出してまだ一週間なのに、びっくり。 という事で、第三段階として、自分の体での長期実験を始めました。 この冬で、その答えが出る事でしょう。乞う、ご期待。 ![]() これが、私達二人の一日分。 普通に食べられる量ではないというのがお判り頂けるでしょうか。 その時に安い、旬の野菜や果物で作ります。これで2-3ユーロ位かな。 ![]() (ジュースが苦くなると聞いていたのでいつも剥いていたのですが、折角の無農薬の皮が勿体なくて恐る恐る挑戦してみたら、剥かない方がおいしかった!レモンにもよるのでしょうね。) レモンは小さく切って、「林檎と梨、レモン一片、人参、レモン一片・・・」という感じで放り込み、人参のビタミンC破壊酵素が働かないようにします。 搾りかすは、本当にかすだけで、パサパサです。 ![]() 癌予防の食生活として、「1日5回、生野菜・生果物を食べること」というのがあります。 それと同様に、ジュースも一度にがぶ飲みするのではなく、間食代わりのようにして、日に何度も飲む方がよいようです。 注:) ■材料には、水ぶくれしていない健康な野菜や果物を使用します。なるべく無農薬のものを。 ■生の人参は、他の野菜や果物のビタミンCを壊してしまうので、人参ジュースには必ずレモンを混ぜます。 ■人参ジュースには、ベータカロチンを摂取できるようにオリーヴ油を数滴垂らします。 ■普通の安いジューサーは、高速回転(1分あたり1万数千回転のが多い)で粉砕するので熱も加わり、遠心力で分離させるため即座に酸化して、ビタミンなども壊れてしまいます。低速回転で、本当に「搾る」タイプのものを。そして、保存せずに搾り立てを飲みます。 ■果物の酸があるので、飲んだ後少なくとも30分は歯磨きを待つこと(歯の表面が柔らかくなっていて、歯磨きによって余計に酸を擦り込んでしまう)。 More... 私達のジューサーに興味のある方はこちらへ
2009年 12月 06日
今週末は気の置けないお友達が遊びに来てくれました。 ごく普通の「おうちごはん」でおもてなし。 そういう時に真価を発揮するのが、オーヴン料理。 オーヴンに放り込んでおいて、台所を片付けて自分も着替えて、テーブルをセットして、ゆったりお迎え。 台所に篭りっ切りにならずに、ワインでも開けて、自分も一緒にお喋りしながら出来上がりを待つ。 ![]() これは、豚肉の塊肉とじゃが芋を、Roemertopfに入れてオーヴンで焼いたもの。 塊肉に塩、胡椒、パプリカ、オリーヴ油を揉み込んで、 月桂樹の葉、ローズマリー・セージの小枝と一緒にビニール袋に入れて密閉し、 半日程寝かせます。 じゃが芋は薄切りにして、玉ねぎ1個の薄切りも混ぜ、胡椒、パプリカ、オリーヴ油、生クリームをまぶします。 (香辛料やハーブは、あるもの・好きなもので、何でも。) Roemertopfに付け合わせを入れ、その上に塊肉を置いて、オーヴンで焼くだけ。 例の如く、お肉にしっかりと味付けをして、付け合わせは塩なしで。 でも、焼いているうちに付け合わせにも味が移って、丁度よくなるのです。 マスタードをちょっと付けて食べてもおいしい。 人参は別にフライパンで炒め焼き。 (Roemertopf、人参炒めについては、本館「どいつちゃんぽん」の「私の台所」へ。) (ドイツ在住の皆さーん、今Weltbildで本物のRoemertopfが大特価19.99ユーロですよ!) ![]() おみやげに頂いた、手作りのクリスマス・クッキーと、本場ニュルンベルクのレープクーヘン。 そして、チョコのサンタさん。
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